突然ですが、あなたはセールスライターとして活動していてどんな悩みがありますか?
クライアント獲得ができないことでしょうか?それとも、スキルが伸びている気がしないことでしょうか?はたまた、契約が継続しないことだったり、やろうと思っても中々行動を続けられないことですか?
こうした悩みは、レベルや置かれた環境によって人それぞれだとは思いますが、私にも最近ちょっとした悩みがあります。
その悩みとは
「毎日、何がしかの締め切りに追われている」
ということです。つまり、今日中に〇〇と〇〇を終わらせなくてはいけない。そんな日が毎日続いているんですね。
例えば
今日は、今あなたが読んでいるこの記事の執筆に追われています。それが終わったら、今日中にクライアント案件のLPの修正を終わらせる必要があります。
そして明日以降も、別の案件の締め切りが毎日続く…こんな状況をなんとかしたいなと悩んでいるんですね。
(これを聞いたあなたは「だったら仕事量減らせよ」と思ったと思いますが…)
でも、悩んでいるからといって、この状況から逃げたいとか、ため息をつくようなネガティブな感情になっているかというとそうではなく、逆に、この状況を楽しんでいたりもします。
というのも、こうした締め切りに追われる状況を作っているのは、ただ単に、自分のスキル不足が原因だからということに気づくことができるからです。
正確に言うなら、現在のスキルに対して、仕事量が若干キャパオーバー気味といった方が正しいかもしれませんね。
もしこれが、現在のスキルで余裕を持ってこなせる仕事量だけをしていたら
- どんなスキルが足りないのか?
- どんな知識が不足しているのか?
全ての案件に余裕を持って対応できるので、そうした自分自身の足りていないことに自分自身で気づくことはとても困難なことだと思うんです。
成長の第一歩は、出来ないことに気づくこと
セールスライターに限らず、どんな業界にいたとしても、スキルを磨き成長していくためには、必ず4つの段階を通る必要があります。
その4つの段階とは、
- できないことを知らない
- できないことを知っている
- 意識してできる
- 意識しなくてもできる
という4つの段階です。
つまり、私のケースで例えるなら、余裕を持ってできる仕事しかしていなかったら、いつまでたっても⑴の「できないことを知らない」段階から抜け出すことができないということです。
私の場合だと、なまじクライアントもいて、そこからもらう報酬で食っていけてるわけですから、本当は大したこともできないのに、できた気でいる、実力が伴っていないただのピエロになってしまうということです。
そして、そうした時間が長ければ長いほど、気づかないうちにコンフォートゾーンの中でしか生きていけない井の中の蛙に成り下がってしまいます。
私は、自分自身が歩むセールスライターというキャリアをその程度で終わらせたくありませんし、少なくとも、今の楠瀬さんの次元くらいまでは辿り着きたいと思っています。
だからこそ、熱湯の中に飛び込むような荒治療的な、スキル不足を痛感する、毎日締め切りに追われるような環境に自ら進んで身を起くことができるんですね。
- どんなスキルが足りないのか?
- どんな知識が不足しているのか?
できないことに気づける環境をとても有難いなと思いますし、自分自身を成長させてくれる機会を楽しめるわけです。
楠瀬健之の住む世界
楠瀬健之のパートナーとして活動していると、締め切りに追われる毎日以外にも、できていないことに気づける事が多々あります。
例えば、楠瀬チームでネット広告関係を担当している日向さんや角さん。
日向さんは度々登場してきているので紹介は省きますが、あまり表に出て来ない角さんは、楠瀬さんから”変態”の称号を授与されるほど、その分野に精通しているエキスパートです。この2人だけではないですが、楠瀬チームには、あらゆる分野に精通した”変態”がたくさんいるので、そうした人と関わるだけで、自分に足りていない事に日々気づく事ができるんですね。
そして、つい先日も、楠瀬さんと初めてクライアントとの打ち合わせに同行したのですが、圧倒的なレベルの違いを痛感させられました。
というよりも、レベルなんて陳腐な言葉では片付けられないほど、住む世界の違いを見せつけられたわけです。
その日の気づきはたくさんありますが、特に大きな気づきはこれです。
”事”ではなく”人”へフォーカス
我々セールスライターは感情に影響を与えるのが仕事です。であるならば、顧客やクライアントの感情はもちろん、人間そのものの感情を理解しなければなりません。
と、言葉で言うのは簡単ですが、結構難しいですよね。私も、セールスライターのキャリアをスタートさせた当初からしたら、人間の感情は理解できるようになったとは思いますが、楠瀬さんのそれには到底及びません。
先日の打ち合わせでも、私は、クライアントのビジネスを利用する顧客の感情とクライアント自身の感情、つまり人にフォーカスして、どんなプロモーションがいいだろうか?どんなアイディアやコンセプトがいいだろうか?など考えていたつもりですが、つもりでした。
結局は、その感情が引き起こした結果である、”事”にフォーカスしてクライアントと話をしてしまっていたんですね。
で、それに対して楠瀬さんはというと、クライアントの置かれている状況と、”事”を引き起こしている顧客の感情を理解する事で、すぐさま、今のままじゃ戦えない事を察知。全く新しいコンセプトを提案し、その市場はまだ空いている事も伝え、どうですか?と提案していました。
しかも、ものの数十分でです。
すると何が起こったかというと、クライアントの目に光が宿ったんですね。
信念が書きかわる瞬間
どういうことかというと、詳細を詳しくはお伝えできないのですが、クライアントの背景状況が結構深刻で、極端に言うと、これでダメなら廃業くらいの勢いだったわけです。
ですので、打ち合わせ前、クライアントの目には光はなく、まさに静かな絶望を生きている、そんな印象を受けたんです。
でも、楠瀬さんが新しいコンセプトを提案した途端、目の奥に光が宿ったのがハッキリと分かりました。つまり、信念が書き換わった瞬間です。
その場に居合わせて思ったのは「これがセールスライティングの本当の力なんだな」ということです。これが楠瀬健之の住む世界、見ている世界なんだなと、物凄くなんとなくですが、肌で感じとることができた経験でした。
そして、私もこんなことが当たり前のようにできるセールスライターになりたいなと強く思いました。
セールスライティングは一生をかけて学ぶ価値がある
今回の経験を通じて思ってのは、トップセールスライターが皆口を揃えて言う、セールスライティングは一生を掛けて学ぶ価値があるスキルだということです。
頭ではなんとなくわかっていましたが、心の底から「もっとスキルを磨きたい」「そのために一生を掛けてでも学んでいきたい」そう思ったのは、今回が初めてです。
だって、自分の目の前で、静かな絶望の中にいたクライアントの信念が書き換わるんですよ?
こんなエキサティングことは他にないですし、これを知ったら、もう止められないです。信念を書き換えられるほどの圧倒的なスキルを持ったセールスライターになりたいと、強く強く思った経験でした。
PS
もしあなたが、成長を実感できないでいるのなら…
それは、できないことに気づけていないからかもしれません。もしそうなら、楠瀬健之パートナー養成会の門をぜひ叩いてください。
そうすれば、少なくとも半強制的に「できないことに気づく」所までは行くことができます。
そして、それこそが、あなたがセールスライターとして飛躍する最初の一歩になるはずです。