最近、ありがたいことに、GBP(Googleビジネスプロフィール)をきっかけにいろんな地域企業さんとお仕事をさせてもらっています。

飲食店、整体、葬儀屋、カラオケ屋、動物病院、行政書士、時計屋、内装、不動産…本当、さまざまです。

でも、各店をサポートする中で、僕自身がクライアントのGoogleマップを、あまり見なくなってきたんです。

いや、もちろん見ますよ。表示回数とか、検索順位とか、口コミ数とか、アクセスとか、ルート検索とか…それも大事です。

でも、クライアントと話していると、それ以上に気になることがどんどん出てくるんですよね。

例えば、「このお客さんって、どうやって来てくれたんですか?」とか。「一番喜んでくれるのって、どんな瞬間ですか?」とか。「リピーターさんには、その後何か連絡してます?」とか。そんなことを話していたりします。

すると、Googleマップの管理画面には絶対に出てこない、めちゃくちゃ面白いものが見えてくるんです。

例えば、最近サポートしているとあるカラオケ店では、イベントを開催したことで120件ほどの顧客リストが集まりました。

そして…イベント終了後に参加してくれた方へお礼を伝え、その流れで口コミをお願いしたら、良質な口コミまで集まり始めた。これ、別に最新のMEOテクニックを使ったわけじゃありません。

イベントをやった
  ↓
お客さんが楽しんだ
  ↓
そのタイミングできちんと接点を持った
  ↓
口コミをお願いした

ほんと、これだけです。でも、ここに商売の本質が詰まっている気がするんです。

僕らライター・コンサルって、どうしても、SEOとか、広告とか、SNSとか、GBPとか、「何を使うか?」から考えがちです。

でも、現場に出れば出るほど思います。そんなことより先に、「お客さんは、いつ喜んでいるのか?」を見た方がいいんです。

もっと言えば、その会社とお客さんの間で、何が起きているのか?を見ていく…口コミだってそうです。「どうすれば口コミが増えますか?」という質問に、

・口コミPOPを置きましょう
・QRコードを作りましょう
・声かけしましょう

もちろん、全部間違いじゃないです。でも、そもそもお客さんとの関係が薄ければ、お願いしたって書いてくれません。逆に、「ここ、本当に良かったな」「この人にお願いして良かったな」という瞬間があるなら、そこを逃さず、自然にお願いできる仕組みを作ればいいんです。

つまり、口コミ対策って、口コミを増やす仕事じゃなく…お客さんの感情が動いた瞬間を見つけて、それをちゃんと残す仕事なんじゃないか、ってことです。

そして、これはGBPだけじゃありません。ホームページも、SNSも、広告も、採用も、結局は同じ。ツールの中に答えがあるわけじゃないです。答えはいつも、お客さんと会社の間で起きています。

だから最近、僕がクライアントのところへ行って一番やっていることは、Googleマップの操作方法を教えることじゃありません。とにかく話を聞くことです。社長の話、スタッフの話、お客さんの話、そして、そこに眠っている「これ、もっと外に出した方がいいですよ」を見つけていきます。

たぶん、僕らみたいなコンサルタントの価値って、ここなんでしょうね。最新のテクニックをたくさん知っていることじゃない。目の前の商売をちゃんと見て、まだ本人たちも気づいていない価値を見つけること。GBPは、そのための最高の入口なのかもしれません。

Googleマップを改善するために会社へ入ったはずなのに、気づけば、その会社の商売そのものを一緒に考えている。最近、そんな仕事がどんどん増えてきました。そして僕は、こっちの方が、圧倒的に面白いと思っています。あなたも試してみてくださいね。