先日、埼玉の越谷市でBARを経営されている方とお話しする機会がありました。きっかけは、僕が開催したホームページの勉強会。

なので最初は、「ホームページをどうするか?」というアポだったんですが…話しているうちに、どんどんホームページから話が脱線していきました(笑)

・Googleマップの話
・ Instagramの話
・越谷という地域の話
・お店の今後の方向性

さらには、「このまま今の業態を続けるのか?」みたいな経営の話まで。気づけば、かなり長い時間話していました。

で、その中で面白かったことがあったんです。その方から、「長嶋さんって地元ですか?」と聞かれました。僕は愛知出身なので、越谷には縁もゆかりもありません。

でも、埼玉に住んでもう10年近くにはなります。越谷の会社さんともいろいろ仕事をさせてもらっている。なので、そんなことも伝えながら「あそこの商工会って、こんな感じですよね」とか、「越谷って、意外と横のつながり強いですよね」とか、そんな話を普通にしていました。

すると相手も、神奈川出身の方だったので、「あー、そうそう!」となっていき…越谷独特の商売の難しさとか、地元の人間関係とか、お店に新規客が入りづらい理由とか、どんどんリアルな話をしてくれるようになったんです。

ここで…改めて思ったんですが、「住んでいる地域を知っている」って、やっぱり、めちゃくちゃ価値なんですね。

別に、Googleマップの知識が日本一じゃなくてもいいんです。Instagram広告の専門家じゃなくてもいい。「あ、この人、うちの商売のこと分かってくれそうだな」そう感じてもらえるだけで、話してもらえる情報の“深さ”が変わっていくんです。

そしてもう一つ…今回、強烈に感じたのが、直接会うことの強さです。Zoomだったら、「ホームページどうしましょう?」だけで終わっていたかもしれません。

でも、実際に会って、相手の表情を見ながら、雑談して、話が脱線して、また戻って…そんなことを繰り返していると、「実は今、この店を続けるかどうかも含めて考えているんですよね」みたいな、本当の課題がポロッと出てくる。

そこまで聞けたら、「じゃあホームページ作り直しましょう」なんて簡単には言えないですよね。

もしかすると、

・今はホームページじゃないかもしれない
・ Googleマップかもしれない
・ Instagramかもしれない

そもそも、お店のコンセプトから考え直した方がいいかもしれない。そうやって一緒に話していたら、最後の方で相手から、「長嶋さんと一緒にやるにはどうしたらいいですか?」と聞いていただきました。

その瞬間、改めて思ったんですよね。僕らコンサルタントって、結局、「自分」を売っているんだな…って。もちろん、知識は必要です。事例も必要です。スキルも必要です。

でも、最終的にお客様が買うのは、Googleマップの知識でも、Instagramのノウハウでも、ホームページ制作でもないんです。

「この人なら、自分の商売を一緒に考えてくれそう」という期待なんじゃないかと思います。

だからこそ、地元で活動することにも価値があるし、直接会いに行くことにも価値があるんです。

そして、自分自身の経験にも価値になっていきます。

僕の場合だったら、整体師をやっていたことも、自分で事業をやっていたことも、店舗集客で苦労したことも…今こうして地域企業の現場に足を運び続けていることも、全部が、「長嶋に相談する理由」になっている感覚があります。

そして、これって、絶対にあなたにも言えることです。

・あなたが今まで経験してきたこと
・住んでいる地域
・付き合ってきた経営者
・失敗してきたこと
・現場で見てきたこと

それ全部が、コンサルタントとしての“商品”になり得る。

だから、ノウハウだけで勝負しなくていいんです。むしろ、AIでいくらでも「正しい答え」が手に入る時代だからこそ、「誰と一緒に考えるか?」この価値は、これからもっと大きくなると思っています。

地域に入って、直接会って、話を聞いて一緒に悩んで…そんな、泥臭いことがどんどん価値になっていくんです。

あなたは今、その意識がどのぐらいありますか?もしスキルやノウハウ・能力に気を取られているなら…マジで要注意です。

僕たちコンサルが、本当に売っているものは何か?そこをちゃんと理解して、これからのクライアントワークに繋げてくださいね。