ウェブセールスライターを一人でやるのは本当にすごいと感じた話

あなたはウェブサイトを作ったことがありますか?

ウェブセールスライターとして仕事を取るならサイトを作成することは定番の施策です。

実際、サイトを作って欲しいというクライアントも多く「サイトを作れる」というと相手もイメージしやすいので仕事に繋がりやすい面もあります。

私もサイト制作は専門ではないのですが最近サイトを作成して公開しました。やってみて思ったのは…

サイト制作めっちゃやること多い!

普段からウェブの施策をやっているので、ウェブマーケティングを一人でやることは大変な作業になることは自覚していましたが、サイトを作ることも相当幅広い知識が求められることを体感しました。

今回はその体験を振り返ってみます。

これから、セールスライターとしてサイト制作の仕事を受けたいと考えている方は参考にしてみてください。

ウェブサイト制作、何をする?

コンテンツ作成

「よし、サイトを作ろう!」と決めて、最初に取り組んだのはコンテンツの作成です。ターゲットのペルソナを決めて、全体的にどんな構成にするかを決めて、リサーチをしてライティングをしていく。ここは割とライターとしての仕事のイメージが強いのではないかと思います。実際私も何度か経験してきました。

ただ残念ながら、このようにコンテンツを作成するだけだと不十分な時代になってしまいました。

なぜなら、もう文字だけの情報は読んでもらえないからです…そのため動画コンテンツを作成することが必要です。どれくらい動画が必要とされているかは、こちらをご覧ください。

「動画がやばいよ!」動画プロモーターへの3つの近道【ザ・セールスライター ポッドキャスト】#88

動画の作成

特に、最近注目なのはアニメーション動画です。アニメーションを使うことで感覚的にイメージしてもらいやすくなります。アニメーションなんて専門的な知識や特殊なソフトがないと作れないと思う方も多いと思いますが、最近はvyondというオンライン上で使えるツールがあるので、誰でも作れるようになっています。

とはいえ、慣れないツールを使って、慣れない動画作成をするのは大変です。1分の動画を作るのに3〜4時間かかったりします。もちろん1本作って終わりではなくテーマ毎に量産して行きます。

導線の設定

ウェブ上には大量の情報が溢れているので1つのサイト内のコンテンツを探してもらい、見てもらうことが期待できません。コンテンツ同士を繋いで、「次はこちらです」と言った導線を引いて、最終的に持っていきたいポイントまでリンクを繋げていきます。

問い合わせ先の設定

ユーザーから問い合わせを受け取るフォームを用意しておく必要もあります。誰が対応するのか、問い合わせが送られる先はどこに設定するのか、といったことを決めておきます。

プライバシーポリシー

意外と見落とされがち(そうでもない?)なのが、プライバシーポリシーです。Googleで検索すると色々コンテンツは出てきますが、法務的な知識が必要です。

解析タグ実装

サイトを公開したら、どれくらいアクセスが集まったのか?等を計測するための解析ツールを実装する下準備です。割と深めのPCの知識が必要になります。

今回実施したことは、すでに用意されたテンプレート・ドメインありきでの話なので、本来ならイチからデザインしてサーバーの契約もして…といったところからですね。

一言でまとめると、最初に戻りますが

サイト制作、めっちゃやること多い!

今回の経験を通してサイトを1つ作ろうとしたらコンテンツ書くだけではない、ライティングスキルだけではないことを身を以て体験できました。

セールスライターは専門的な分野に絞っても十分活躍できる

とはいえ、もしあなたが今「コンテンツ書くだけでも大変なのに…」と感じていると、今回のセールスライターになることを尻込みしてしまう内容だったかもしれません。

ここで終わるとネガティブな感じになってしまいそうなので追加情報を紹介します。

全てを自分でやらなくても自分の好きを極めるだけでもセールスライターとして仕事をすることはできます。実際にこんな働き方ができます。

得意なことを追求した。そしたらセールスライターになった。

ネット広告担当者から見たKusunose&Co.

こういった働き方を参考にしながら、ぜひ自分に合ったキャリアでセールスライターを始めてみてください。

これだけは外せない求人サイトのチェック項目

最近、私の大好きな芸人の千鳥がIndeedのCMをやっており、なぜかテンションが上がっている黒岩です。

落ち着いて考えたら別に私はIndeedの人間でもなんでもないのですが、毎日使用していることで謎の愛着が生まれつつあります笑

Indeedの運用も含めて、私は普段セールスライターとしてDRMを取り入れた求人案件をやっています。実は根本的な部分を見ると求人はセールスとの共通点も多く、DRMの要素を活用して成果を出すことができるのですが、そうはいっても求人サイトならではの見るポイントもあります。

求人サイトや求人情報が掲載されたページには必要不可欠な要素があり、その要素が抜けていると、どれだけDRMをうまく使っていても効果を発揮せずに終わってしまいます。

今後、求人市場は拡大していきますので、この記事を読んでいるあなたももしかするとそこに参入したいと考えているかもしれません。

そこで今回は、私が求人案件に取り組む際にどんなところをチェックしているかを紹介しますので、セールスライターがどんな視点で求人を見ているのか、参考にしてみてください。

場面に合わせて適切なクリエイティブを選ぶ

これはセールスでも同じだと思いますが、求人サイトを作る上でもできるだけ写真を入れることは大切です。特に求人の場合は人の写真が載っている事で、読み手の注意を引く事ができます。

求人で仕事を紹介するとなると形のないものを紹介することになりますので、相手にイメージを見せる事が難しいのですが、実際に働いている人の様子がわかる写真がある事でストレートにメッセージを伝える事ができるようになります。例えば、コピーで

「楽しく働ける職場です」

と説明するよりも、楽しそうに笑いながら働いている人の写真を載せる事で読み手に「この会社だと楽しく働けそうだな」と、鮮明にイメージを持ってもらう事ができます。また例えば、求職者にとって気になる要素の一つである「実際にどんな仕事をするのか」といった部分では、コピーだけではなく写真を使うことで、相手の頭の中にパッとイメージを作ることができます。

さらに、実際に働いている人の雰囲気を伝えるという点では、動画が最も優れたツールになります。画像の要素に加えて音声や動きも加わるので、より臨場感を伝える事ができます。

最初に動画を撮っておけば、そこから画像を抽出することもでき、コンテンツも作成できるので、二次利用・三次利用する事ができてとても便利です。

ただ、動画だけを載せていても再生されないとその効果は発揮しないので、そのためにもコピーを載せることが必要です。魅力的なコピーを書くことで、「もっと詳しく知りたい」といった欲求を駆り立てる事ができるのでそこから動画へと繋いでいきます。

  • コピー
  • 画像
  • 動画

こういったクリエイティブを組み合わせるととで求人サイトの力を高める事ができています。もっと言うと、これらを見やすく見せるためのWebデザインの要素も重要になってきます。

私の場合はチームでやっているので、形を作ってくれるパートナーがいるのですが、一人でやるとなると全てを考えながら実施していかないといけません。

自分で動画を撮って、編集して、写真も撮って、コピーも考えて…となるとそれだけでも結構な作業量になりますので、例えば、デザインの部分はテンプレートを利用したり、デザイナーに外注する、といった工夫をしながら手間を減らす事も賢い選択ではなないかと思います。

アルバイトなのに拘束時間が長かったら…

求人サイトで見られているポイントは、やはり労働条件の部分が大きいです。「給料はいくらなのか」「勤務時間はどれくらいなのか」「どんな内容の仕事をするのか」といったところも、もちろん応募のポイントになってきます。

むしろ、ここの条件が合わないと他でカバーしようとしてもしきれない部分なので、基本的な部分ですがとても重要です。

「じゃあ、できるだけ給料は高いほうが良いのか?」と言うと、そういう訳ではありません。これは、Indeed社の本に書いてあった事なのですが、給料が高すぎると過酷な労働環境を連想させるので、良くないとの事でした。

そもそも高い給料を払い続ける事で、仮に人が来たとしても経営を続けていく事が難しくなってしまいます。

とはいえ、同じ地域で、同じ業種・業界の中で明らかに給料や時給が低いとなると、人を集めるのは難しいです。ちなみにIndeedでは、地域の最低賃金を下回っている場合は表示されないといった機能があります。

求人の案件を運用する際は、その辺りのこともリサーチしておかなければ、どれだけ頑張ってサイトを作り込んだとしても根本的に人が集まらないといった事態になってしまいます。

Indeedを使えば、同じ勤務地域の同じ業種の案件をまとめて検索する事ができますので、割と簡単にリサーチすることができます。

また、勤務時間も重要な要素です。特にパート・アルバイトの募集だととても重要視されます。例えば、極端な例ですがパート・アルバイトで募集しているのに、「週5日~」といった勤務時間の条件を出してしまうとそれだけで避けられてしまいます。最近では特に自由に働く価値観が広がっていますので、勤務時間に融通が効くかどうか、といったところでも判断されます。

こういった要素は、サイトを作るセールスライター側で決められることではありませんので、クライアント側の協力が不可欠です。その分クライアントとの信頼関係を強くしておくことが大切です。

私たちにできるのは、ユーザーにわかりやすく伝えるということです。難しい言葉を使って誤魔化すのではなく、ありのままをストレートに表現してミスマッチが起きないようにする、そうすることで最終的には理想とする人材だけを集めることができるので価値提供をすることができます。

そこまでセールスライティングのテクニックを使えなかったとしても、(読み手にとって)わかりやすく表現する、といったことさえできれば、それだけで今よりも良い状態になるケースもたくさんありますので、まずはそこを目指すと取り組みやすくなると思います。

セールスライターと求人、需要と供給が完全に合っている組み合わせですので、一人でも多くのセールスライターの方に「こんな素敵な会社にもっと人が集まって欲しい」と思える企業をクライアントにすることで、セールスライターとして本当にやりがいのある仕事に挑戦して欲しい思います。

スキルが上がるほどに必要になるもの

from 甲斐 陽信

セールスライターとして、既にクライアントを獲得して活動をされている方の中には

「こうできればもっと良くなる」
「こんな風にすればまだまだ価値提供ができる」
「あれもしたい、これもしたい……」

でも時間的に
キャパ的に
技術的に
人材的に
予算的に

……できない。悔しい……。

という想いをされた経験のある方もいらっしゃるかもしれません。
クライアント様にもっとコミットできるビジョンを持ちながら、諦めざるを得ない。

(自分に…、もっとスキルがあれば……っ!)

きっと拳を握り締めて、涙を目にたたえながら
そう思われることでしょう。

デザイナーへの「テンプレートを作って欲しい」という依頼

私は「テンプレートを作ってくれ」という仕事が苦手です。
そして下手です。

というのも、私の自分で思っている得意な手法
私の自分で思っている強みとは、
「この製品・このメッセージ・このサービスにぴったりのオンデマンド制作」
だからです。

どの製品・どのメッセージ・どのサービスにも汎用性のあるテンプレート制作
はその真逆に位置するスキルで、作成に途方もない時間がかかるのです。

実際にそういう仕事をして、喜ばれたことはあります。
「おぉ、いいものができたね」
「おかげで今後のものは、君の手を煩わせることなく、一定の品質を保ったまま制作することができる」
「ありがとう」
なんて言われて、感謝されたこともあります。

でも私の心の中では
(いやいや、むしろ今後も私の手で作らせてくれたら…)
(中身が定まった状態でご依頼いただければ品質はこんなものじゃないのに…)
なんて思ってたりして、悔しい想いをしたりします。

どれくらいスキルを磨けば、叶えられるのだろう…?

いったいどれくらいスキルを磨けば、
自分のやりたいことを全てやった上で、クライアント様に価値を届けることができるのでしょうか。

結論から申し上げましょう。

いくらスキルを磨いても、そんな日は来ません。

とても残酷ですが、これが私の意見です。
私はそこそこ長い間デザイン業に携わってますが、
未だによくあります。

  • 全部担当できれば、細部まで作り込むことができるのに
  • 今後もずっと作られるなら、同じ品質で提供し続けられるのに
  • web制作技術があれば、もっとこうすることができるのに
  • 撮影さえできれば、この紙面はもっと良くなるのに

 

むしろデザイン技術に磨きがかかればかかる程、
見えるビジョンが広がる分、歯痒い場面は増えるくらいです。
結局どこまでいっても、自分のやりたいことは自分にできることに縛られてしまいます。
できることは、自分にできる範囲で全力を尽くすこと、それしかないんです。

スキルが上がるほどに必要になるもの

じゃあいつまでもやりたいことはできないまま、諦め続けるしかないのか?

いいえ、そんなことはありません。
解決法はあります。

スキルが上がれば上がるほど、やりたいことは増えていきます。
その規模は壮大なスケールとなり
必要な期間は長くなり
労力は大きくなります。

そうなればなるほど必要になってくるものは
心を一とする仲間の存在です。

自分にできないことを一緒にやってくれる仲間が居れば
あなたのやりたいことは実現します。

もしあなたの周りに、
自分にとって有用な、かつ自分にはないスキルを持っていて、あなたが尊敬できる人がいるのであれば、
何がなんでもその関係を手離してはいけません。
今はその人と一緒に仕事をすることなんて考えられないかもしれませんが、
いずれあなたのやりたいことを手伝ってくれる頼もしいパートナーとなる可能性があります。

そしてそんな頼もしい存在とは、
誰かにとってのあなた自身かもしれないのです。

人は必要な時に必要なご縁を賜るものだそうなので、
「いつ自分がそうなるだろう」
と楽しみに待ちながらスキルを磨く時間は、
思わず顔がニヤけてしまうほど楽しいんですよね。

P.S.
ありがたいことに、私の所属している組織は
私に無いものを持っている人達ばかりなので
とても幸せです

駆け出しセールスライターにオススメの3ステップクライアント獲得術 

セールスライターを目指す方が一番最初にぶつかる最大の壁は

最初のクライアントをどうやって獲得するのか?

でしょう。恐らくほとんどの方がこの壁にぶつかり、なかなか乗り越えることができずに心が折れてしまいます。そもそもセールスライターにとって、なぜ最初のクライアント獲得が難しいかというと

  • それまでセールスコピーを書いてリリースして商品を売った実績がない
  • 基本的に一人で独学で始めるから、どうやって仕事を取っていいのかわからない
  • まだセールスライターのキャリアが世間に認知されてない

といった原因があります。そして、結果的に

  • セールスライティングの価値を伝えても、相手に理解してもらえない
  • 実績がないのでどれだけメリットを伝えても説得力がなく相手にしてもらえない
  • そもそも、どこで何をすればいいのかわからないから行動できずに時間だけが過ぎていく

こんな状態になってしまいます。この記事を読んでいるということは、もしかするとあなたも同じような悩みを抱えているかもしれません。もちろん私も同じ悩みを抱えて苦しんでいました。

ですが、安心してください!これから実際に私が実践して成果を出した

実績ゼロの状態で、こちらから一切自分を売り込まなくても、クライアントからセールスライティングの仕事の依頼を受ける方法

を紹介します。この方法を実践するだけで、セールスライターにとって最大の壁である最初のクライアント獲得が驚くほど簡単に乗り越えられてしまいます。

結論から言うと、以下の3ステップを実践するだけです。(コツコツブログを書く必要もありません。)

<クライアントから仕事を依頼されるまでの3ステップ>

ステップ1:優良なクライアントが集まるセミナー・講座へ出席する

ステップ2:自分からセールスライターであることを名乗る

ステップ3:相手にとって価値のある情報を提供する

では、なぜこの手順を実践するだけで、駆け出しの初心者セールスライターがクライアントから仕事を依頼されるのでしょうか?

一つ目の理由は、私はこの3ステップ以外に一切特別なことをしていないからです。テクニックやスキルを駆使した訳でもなく、これまでの実績や成果を報告することもなく、権威の力を借りることもなく、クライアント候補の方から仕事を依頼したいという声をかけていただいたのです。

もう一つの理由は、私はこれまでに自分でクライアント取った事が全くないからです。むしろ、正確にいえば、これまで一切クライアント獲得活動をしたことがありません。

交流会へ行ったこともありません。テレアポをしたこともありません。DMを送ったこともありません。

なぜ、やらなかったのか?

それは、こちらから提案して断られるのが怖かったからです…恥ずかしい思いをしたくなかったからです…

それくらい営業系が苦手(というより無理)な私でも成果を出せた方法だからです。

そして、気になる成果ですが…実際にこの方法を実践したところ、たった日で4名の方からセールスライティングの仕事を依頼したいという申し出を受けました

では、具体的にどういった経緯でそうなったのか?各ステップごとに順を追って詳しく説明していきます。

ステップ1:優良なクライアントが集まるセミナー・講座へ出席する 

(狭い…苦しい…助けて…)

家で仕事をすることが当然になり、もはや遠い過去の記憶としてすっかり忘れていた通勤ラッシュの満員電車でサラリーマン達に囲まれながら、私は大阪市の中央にあるオフィス街を目指していました。目的は、大阪で開催されるダイレクト出版のセールスライティングテンプレート習得コースのリアルセミナーに参加するためです。

申し遅れましたが私の名前は黒岩亮一、大阪でセールスライターをやっています。

大阪でセールスライティングのセミナーが開催されるのはとても珍しく、たまたま私が大阪在住ということで今回参加する機会に恵まれました。滅多にない機会なので「強制インプットして絶対スキルアップしてやろう!」という意気込みでワクワクしながら会場へ向かいました。

なぜ、この講座が良いのか?その理由

このテンプレート習得コース、実はセールスライターだけでなく企業の社長や経営者の方も参加しているんです。そして、この方々こそがセールスライターにとって超優良なクライアント候補です。

なぜなら、テンプレート習得コースに参加する社長さんというのは、

  • DRMの価値を理解している
  • セールスライティングの価値を理解している
  • 自分の会社ですぐにでも実践したいと思っている
  • そこにお金を投資する意思がある
  • 可能なら誰かに依頼したいと思っている

といった、セールスライターのクライアントとしては最高の条件を満たしているからです。そんな方がたくさん集まっている場なんです。ちなみに一般的な交流会でそんな社長さんばかりが集まる場は存在しません(むしろ営業マンやネットワークビジネスの勧誘をかいくぐって社長自体を見つけるのが大変です…)なので、滅多にない貴重なチャンスを掴めたのが実は何より重要なポイントです。

ステップ2:自分からセールスライターであることを名乗る 

会場に着くとテーブルの上に分厚いファイルがドン!と置かれており、一瞬たじろいでしまいました。席に着き周りを見回すと30~40名くらいの方がいらっしゃいます。

(関西にもこれだけセールスライティングを本気で学ぼうとしてる人がいるんだ…)

そんなことを考えながら席で待機していると講師が前に出てきてセミナーが開始されました。まず初めは簡単なアンケートのような質問です。

質問は、現在のライターとしてのキャリアに関するものでした。講師の方が

「ご自身でビジネスをやられている方はどれくらいいらっしゃいますか?」

と聞くと会場の約半数が手をあげました。私は該当しないので手をあげず…

「では、これから独立してセールスライターになりたい方はどれくらいいらっしゃいますか?」

残りの半数が手をあげました。これも私は該当しないので手をあげませんでした。

(あれ?手あげそびれたかな?)

と思っていていると

「それでは…すでにセールスライターの方はいらっしゃいますか?」

といった質問がきたので(待ってました!)と思い手をあげました。すると…

なんとその会場内で手をあげたのは私だけでした!

当初はひっそりしていようと思っていたのですが、そうなると必然的にかなり目立ちます。講師の方から名前を聞かれることになりました。おかげで参加者全員に私がその場で唯一のセールスライターであることを認知してもらいました。

ステップ3:相手にとって価値のある情報を提供する 

そこからセミナーが本格的に始まり、分厚いファイルの中にファイリングされたレターの解説に入ります。一応それまでにも見たことのあるレター達でしたが、(あの案件だと…どんな感じで使えるかな?)という視点で見ることができたので、細かいポイント一つひとつが貴重な学びになり、純粋に一生徒としてセミナーを満喫していました。

セミナーが始まってからは実は特にこれといって何も起こらず、夕方に1日目が終了しました。そしてセミナーが終わると、お楽しみの懇親会です!同じ関西でセールスライティングを学ぶ方々と交流したいという思いから迷わず参加しました。

お洒落な居酒屋で、まずはセミナーで使い切ったエネルギーを補充するかのごとく腹ごしらえをしながら、これからセールスライターを目指す方やダイレクト出版のスタッフの方と談笑していました。

すると会の後半、ある女性の経営者さんが「Webサイトから集客をしたい」といった話をしており、私に相談がきました。

流石に呑みの席でガッツリマーケティングの話をするのも気が引けましたし、相手の方もまだセールスライティングを学びたてのようだったので、私は、

・お客様の声を使った事例広告

・経営者のストーリー

を載せると信頼性が高まりますよ、といった超シンプルな情報をシェアしました。相手の方は「なるほど~」といったリアクションでその場は終わりました。そして、このとき話をした女性の経営者さんが後にとても重要な役割を担ってくれることになるのです。

ついにやってきた、その瞬間 

セミナー2日目、前日と同じくテーブルには2冊目の分厚いファイルが置かれていました。2日目はテンプレートだけでは当てはまらないケースで使えるフォーミュラや、ブレットやクロージングなどレターのパーツごとのテクニックを教わりました。これまた私は普通に一生徒として受講していたので、セミナー中は特に何も起こらず最後にレターを書いて終了しました。

そしてセミナー終了後は全員がドッと帰るので、少し落ち着くまで席で休憩していました。

そして、その瞬間がやってきました!

前日の懇親会で情報をシェアした女性の経営者の方が私の席にやってきて

「代わりにセールスレター書いてもらいたいんですけど、良いですか?」

と声がかかりました。私が返事をするより前に、それに続くように側にいた方からも

「私もお願いしたいです!」

と連鎖的に次々声がかかり、一瞬で4人の方から仕事の依頼の申し出を受けました。

もう一度言いますが、

・私は一切自分から「仕事をください」と言っていません(性格的にも言えません)。

・自分の実績やこれまでの成果について一切報告していません。

・有名なライターの名前が持つ権威の力も使っていません。

それでも、こんな信じられないことが本当に起きたのです。

クライアント獲得のチャンスを活かすか殺すかを分ける、たった一つの違い 

ですが、残念ながらセールスライターを目指す方全員が、例え同じような状況下にあってもクライアント獲得ができる訳ではありません。恐らく私と同じセミナーの場にいた方全員がクライアントを獲得して帰路についた訳ではないでしょう。

では、クラアイアント獲得のチャンスが巡ってきたときに仕事を取れるかどうか大きく分けるのは何なのでしょうか?それは、

情報を知っているか、知らないか

ただそれだけです。もし、私が本気でクライアントを獲得しようとしても今回の話と全く同じことをしていたでしょう。

  • セールスライティングのセミナーに出席すれば、優良なクライアント候補がたくさんいることを知っています。
  • 自分からセールスライターであると名乗ることが大切なことを知っています。
  • 簡単にお伝えできるマーケティングの施策知っています。

これが、特別なノウハウやスキル、実績の開示、自分を売り込むことが全く不要な理由です。ネタバラシをすると、ただ情報を知って実行するだけなんです。

この記事を読んでくれたあなたは、自分から一切営業せずにセールスライティングの依頼を受けるために、実際何をすれば良いかを私の経験を通してすでに知っていますので、あとは実行するだけです。今回の私の話が少しでもきっかけとなり、あなたのセールスライターとしてのキャリアが前進することを願っています。

追記

私がどこでこんな情報を知ることができたのか?正直時間をとってしっかり学んだわけではありません。ただ空いた時間に音楽を聞くように情報を何回も聞いていただけです。そうしたら自然に覚えてしまいました。そんな私の情報源はこちら

追追記

この情報源にアクセスしていただけると、

  • 最短最速でセールスライターとしてデビューするノウハウ
  • 実際私が飲み会の場で経営者さんにアドリブで伝えたシンプルなマーケティング施策
  • スキルもテクニックも不要でクライアントに成果を出すためのツール
  • 仕事を取るより重要な、人として成長できるマインド
  • そもそも私のように自分でクライアントを獲得しなくても在宅でセールスライターとして報酬を得るために必要なこと

などが手に入ります。詳しくはこちら

ワークショップで大きな変化

From:小野裕史

先日ダイレクト出版のワークショップに参加してきました。
そのワークショップは西埜さんが講師を務める売るプレゼンなる「スピーキングエンパイア」

私の座った斜め後ろには、我らがボスである楠瀬も特別講師として出席していました。

それにしてもThe Sales Writerに書いているにも関わらず、写真を抑えていないあたりが私の詰めの甘いところ。
猛省です。次回以降はしっかりと写真も収めてきます。

それはさておき、今回は改めて感じたワークショップの魅力をお伝えしたいと思います。

プレゼンの指摘がライティングにも変化

あなたはワークショップに参加したことはありますか?
ワークショップとは、経験・体験型のセミナーになります。

そのため、概要や説明を聞きながら実際の作業も進めていきます。
今回は3日間で1つのプレゼン資料を完成させることを目的としていました。

パートごとに説明が終わるとワークの時間になります。
ある時、西埜さんが私の元に来て不思議そうに聞いてきました。

西埜さん:
ちょっとペース遅いかもしれませんね、どんな進め方をしていますか?

私:
〇〇で△△にしているのですが、何か気になる部分はありましたか?

西埜さん:
その進め方はヤメたほうが良いですよ。
まずは××から進めてください。

実際に、私はここまでの作業は決して早いと言えるスピードではありませんでした。
しかし初めてのプレゼン作成作業。何が正しくて、何が間違っているのかすら分からない状況です。

きっとこの場で指摘をもらわなければ、これから先も非効率なやり方を終始していたのでしょう。
なぜなら、そのやり方が間違っていることすら知りませんからね。

これまでもプレゼン資料に限らず、セールスライティングやその他についても、知らないだけで非効率なやり方とか間違った方法は沢山してきているんだろうな、とつい考えてしまいました。

間違った進め方だと気付けてすらいないため、当然といえば当然かもしれません。

実際に西埜さんからアドバイスを基に作業をしてみると、、、驚くほど作業スピードが上がりました。
しかもプレゼンの作り方だけではなく、ライティングのスピードにも変化がありました。(後日談)

何かを作っていくときの本質なのかもしれませんが、フレームワークをしっかりとやることの大切さをここでも学ぶことが出来ました。

講師の方が気になったことを教えて頂けることも、ワークショップの強みですよね。
今回は間接的にとはいえ、西埜さんの進め方の指摘から、ライティングで自分が良くやってしまう間違い自体に気づくことが出来ました。
※ちなみに、プレゼン資料はその後サクサクと作業も進み、全体像が完成しました。

自分の引き出しの少なさを実感

その後はプレゼンの魅力を伝えるために、全員でヘッドラインのテンプレートを見ながらプレゼン資料の名称を作成していきます。

まずはテンプレートに当てはめながら作成をしていくのですが、どうも自分の中でしっくりとこない。
そうなると次は自分なりにも考えてみます。

……やはり、というか何故かしっくりとこない。

ヘッドラインワークのタイムアップ後は、西埜さんと楠瀬が内容を基に一人ひとりプレゼンの魅力的なセミナー名を付けるためにヒアリングを行って頂きました。

そこでは、インタビューさながら西埜さんからプレゼン内容について確認と質問がありました。
私は事例広告についてのプレゼンを作成していたため、

「セミナーに参加することのベネフィットは何ですか?」
「なるほど、他にはありますか?」
「それって〇〇ということ?」
「へぇ、他には?」

などなど、横に質問を広げて頂いたり、深い質問に入ったり。

この時に関しては、「他には?」という質問がとても多かったのが印象的です。
西埜さんの質問の仕方や変え方などが、個人的にとても勉強になりました(笑)。

私が西埜さんからの質問に答えている間、楠瀬はヘッドライン候補を次々と書き上げていきます。

二人からその場でヒアリングをして、全員にアドバイスをしていきます。
そこでは会場全体にもヘッドラインがどれだけ重要なのかを時間をかけて伝えていました。

出来上がったヘッドラインは、申し訳ありませんが割愛をさせて頂きますが、二人からアドバイスを頂いたヘッドラインは、自分だけで考えたらたどり着かなかった魅力的なものとなりました。

と同時に、自分の引き出しの少なさを実感しました。
というか二人の引き出しの多さに驚きました。

時間をかければ、もう少し魅力的なセミナー名が作れた思います。
しかし、、、

その場で当然のごとく相手の考えを引き出し、魅力的に見せる二人の即興はまだまだ自分には出来ないなと痛感してしまいました。やり続けることで自分も引き出しを増やしていきたいと強く思うことも出来ました。

まとめ

まとめると

ワークショップに参加したことで、自分の進め方の間違いを知ることができた
表現を引き出してもらい、自分だけでは出来なかった魅力的なセミナー名になった

自分一人では分からないことが分かるのがワークショップに参加する、とても大きな価値ですよね。
それはプレゼンターも、セールスライターも変わりません。

でもワークショップに参加する前に、まずはセールスライターの魅力をもっと知りたい。
そんな人は、まずはこちらを確認してください。


「セールスライターになろう」と思った人が次に読む本

セールスライターの名刺はコピーで勝負するな!

セールスライターの名刺はコピーで勝負するな!

From:植田祐司

異業種交流会などに参加した際、会場で配る名刺。
あなたはこんなお悩みありませんか?

  • 肩書は何にしよう。セールスライター?コピーライター?集客代行?
  • 両面印刷?二つ折り?三つ折り?どんな形状がいいんだろう?
  • コピーで内を書けば自分の価値が伝わるだろうか・・・

僕は今まで300名以上の名刺を作って来ました。

そして自分自身の名刺も、2つ折り、3つ折り、4つ折りの名刺から、和紙製、木製、プラスチック製、真鍮製の名刺まで、いろいろと試してきました。

そんな名刺作成大好きな僕が先日経験した、セールスライターの名刺にまつわるエピソードをご紹介したいと思います。

あるセールスライターの告白。

実は、、、

最近、セールスライターとしてクライアント獲得活動をしていないので、「名刺を配る」「名刺交換する」ということがほとんどあまりありません。

もし配るとしても、運営している会のメンバーさんにご挨拶するための名刺なので、1枚モノで黒一色両面印刷、文字のみのシンプルな名刺を使用しています。

しかし今回、ある機会があり、面識のない方、しかもセールスライターさんや、それを目指している人にお会いすることとなったので、特別な名刺を作って行ったのです。

その、ある機会というのは、、、

セールスライティングテンプレート習得コースVer3.0

先月末、ダイレクト出版さん開催の
【ザ・レスポンス】ビジネススクール
セールスライティングテンプレート習得コースVer3.0
に参加してきました。

セミナーは2日間の日程。

その1日目終了後に行った、懇親会の会場である居酒屋さんでの出来事です。

会場には、8人座れる横長のテーブルが4、5列あり、
席がいっぱいになり立っている人もちらほら見受けられました。

おそらく、40名ほどの方が参加されていたんじゃないでしょうか。

会場に着いた僕は、とりあえず席に座り、乾杯用の飲み物が来るのを待っていました。

しかし、

周りの人ともセミナーで1日一緒だったとは言え、まだお話をしたことの無い知らない人ばかり。

まだお酒も飲んでいないので、酔いも回っておらず、皆さんぎこちない空気感が漂っています。

実はわたくし、、、こういった場があまり得意ではありません・・・。

その雰囲気に耐えきれなくなり、僕はとりあえず同じテーブルの人と名刺交換をすることにしました。

周りの皆さんのお話をお伺いすると参加者の方は、
セールスライターとしてすでに活動をされている方、
これからセールスライター起業を目指している方、
そして、ご自身のビジネスを経営されている方など、
職業も立場も様々です。

一通り名刺交換や挨拶も終わった頃、お酒も運ばれて来て乾杯となりました。

1日目が無事に終わったという安心感。
そしてお酒の力も有り、会場はすぐに大盛況に。

セールスライティングの話でお酒を飲んで盛り上がるといった機会はなかなか無いと思うので、いくら話しても話が尽きません。

あまりにも盛り上がり過ぎて、会場では隣の人とも大声で話さないと何も聞こえないような状態でした。

そんな中、ダイレクト出版の西埜さんが各テーブルを回っておられ、僕もいろいろと質問したかったことを質問させていただきました。

その後も、周りの参加者の方とセールスライター談義に花を咲かせていたのですが、、、

「宴もたけなわではございますが」

「工エエェェ!もうそんな時間経ったっけ?」

周りの方とのお話が楽しすぎて、気がつけば、あっという間にお開きの時間。

結局、他の席にはご挨拶に回る時間もなく、終了の時間となってしまいました。

帰り際、会場にまだ残っておられた、他のテーブルの方のところへご挨拶に回たところ、、、

こんな言葉をかけられ驚きました。

「あぁ~あなたが植田さん!?凄い名刺配ってる人がいるって、こっちのテーブルで話題になってたんですよ。」

と。

 

つまり、、、

 

名刺を配る前から、名刺が僕の代わりに別のテーブルで僕を紹介して回ってくれていたようです。

自分が作った名刺がちゃんと仕事をしてくれていたことを知り、僕はなんだか嬉しくなってしまいました。

そして、「あっ!コレThe Sales Writerのネタにしよ!」と、思ったのでした。

そんな訳で、今回はこのエピソードをご紹介させていただきました。

想像してみてください!

もしあなたが、異業種交流会などで名刺を配った際、

自分が知らないところで自分の名刺が話題になっていたとしたら・・・

そして、

「私にもあなたの名刺をください!」と行列ができたとしたら・・・

名刺を味方にすれば、話すのが苦手、プレゼンが苦手、という人でも、異業種交流会へ参加するのが楽しくなっちゃうかもしれませんね。

ちなみに、今回ご紹介した僕の名刺ですが、、、

 

気になる人は、、、

 

どこかでお会いした際に、ぜひ名刺交換しましょう!

まとめ

人の名刺は作れても、自分の名刺って、どんなのにするか一番悩みませんか?

僕は、配る機会がある度に、「今回はどんなのにしようかなぁ?」と、ワクワクしていい意味で?悩んでしまいます。

この気持ち、あなたにもきっと、おわかりいただけるんじゃないでしょうか!?

セールスライターの場合は、自分の名刺自体が売り物、商品のサンプルであり、

名刺交換という儀式自体がプレゼンそのものと言っても過言ではないですよね。

ひょっとすると、名刺をお渡しすることで、その瞬間にあなたのビジネスに興味を持ってもらったり、それがきっかけで後日契約が決まるといったことに繋がるかもしれません。

ですので、もしあなたがセールスライターとして活動をしている。

あるいは、これから活動する予定ならば、、、

名刺にコピーで何を書くか?だけではなく、

形、素材、形状、デザイン、いろいろとテストしてみると、今までとは違った反応が得られるかもしれませんよ。

アイディアを広げる方法としては、ビルグレイザーの書籍や事例がオススメです。
名刺以外にも、さまざまな広告の事例が載っています。
アイディアに困っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

ビックリするほどよく売れる超ぶっとび広告集
ビル・グレイザー著
ダイレクト出版

そしてこちらの対談動画でも、コピー以外の重要性とその視点を知ることができます。
まだ見たことが無い方は、ぜひ1度見ておくことをオススメします!

以前ご覧になられたことがある方も、もう一度ご視聴いただくと、新しい気づきがきっと得られますよ!

セールスライターはコピーを売ってはいけない
【寺本隆裕✕楠瀬健之対談】

セールスライターはコピーを売ってはいけない【寺本隆裕✕楠瀬健之対談】

 

ダイレクト出版の西埜さんの前で大失敗しました

From:植田祐司
@浜松町バスターミナルより

実は昨日、今日と二日間、ダイレクト出版さんの、
【ザ・レスポンス】ビジネススクール
セールスライティングテンプレート習得コースVer3.0
に参加してきました。

しかしそこで、セールスライターとして大失敗をしてしまったんです。

ひょっとするとあなたも、僕と同じような大失敗をしてしまうかもしれないので、
ぜひこれを読んで僕と同じ過ちを犯してしまわないようにしてください。

ちなみに、NDA(秘密保持契約書)に署名しているので、セミナーの内容は公開できませんが、、、

『この話なら公開してもいいですよ!』と、西埜さんから直接許可をいただいたので、あなたにもシェアしたいと思います。

セールスライターがセミナーを受ける際の視点

セールスライターというと、その名前の通り、ライティングをする人。文章を書く人。というイメージがありますが、、、

実は、人前でお話をさせていただくお仕事もあります。

最近、僕も人前でお話しさせていただく機会が多くなってきたので、「セールスシナリオ」とか「売るプレゼン」とか、意識しなきゃいけないなぁ、、、

と、考えていたんです。

そんな時に、西埜さんが講師を務める、テンプレート習得コースに参加させていただくことになりました。

これはチャンス!西埜さんがどんなお話しをされるのか。

というか、

どんなお話しのされ方をするのか、会場でじっくり見て学ぼう!と張り切って参加しました。

西埜さんの一挙手一投足が気になってしょうがない!

当然、テンプレート習得コースの内容も非常に面白いのですが、

西埜さんがお話しをされる内容の順番、動き、話と話の間、など、すべてが気になって仕方がありません。

〇〇〇〇を話したあと、やっぱり〇〇〇〇の話しが来るのか!

あの動きは何の意味があるのだろう?

スライドはなぜ、あの構成になっているんだろう?

この展開がこのタイミングで来るのか!
〇〇時〇〇分にこの展開、メモしておこう!

こんな調子で、ずっと西埜さんの動きを観察していました。
もちろん、テンプレート習得コースの課題にも取り組んだり、内容について、西埜さんに質問したりしながらですよ!

そして、初日の講義の半ばを迎えた頃、西埜さんが、
「やっぱりこの話はここではできません!詳しく知りたい人は懇親会で聞いてください!」
と、途中まで話していたお話をやめてしまいました。

これを聞いた瞬間、僕は、
「出た!これは懇親会の参加率を当日に上げるテクニックに違いない!」
「オープンループを開き、気になって仕方がなくしているんだな!」

書籍「現代広告の心理技術101」のLF8(生命の8つの躍動)の6番目、
・他人に勝り、世の中の後れを取りたくない。
を刺激しているなぁ。もし懇親会に参加しなかったら、明日のセミナー会場でみんながその話題で盛り上がっている中、一人だけ仲間はずれになるかもしれない。

さらに、人間の後天的な9つの欲求

  • 情報が欲しい。
  • 好奇心を満たしたい。
  • 掘り出し物を見つけたい。

このあたりも刺激しているのかもしれない。
さすが西埜さん。いろいろブッ込んでくるなぁ!
そう確信し、後で西埜さんとお話しする時間があったら確認しよう!と、質問リストに追加したのでした。

その後も、気になることをいくつかメモし、テンプレート習得コース初日を終了しました。

懇親会場の居酒屋さんにて

そこから、懇親会場である近くの居酒屋さんへ歩いて移動。

この日は、ちょうど台風が近づいていましたが、東京都内は霧雨が降る程度。
風もなく、なんとか濡れずに会場へ移動することができました。

会場の居酒屋さんへ到着し、お店に入ろうとすると、

店員さんから、「靴を脱いでください!」といきなり注意を受けました。

大理石みたいなピカピカした床なので、靴のまま上がろうとしたのですが、どうやら土足厳禁だったようです。

都会のお店は綺麗過ぎたり、システムがよくわからなかったりと、田舎者の僕はついつい緊張してしまいます。

しかし、今回の失敗はこれではありません。

懇親会場で驚愕の事実を知ることになる。

懇親会場では、西埜さんがすべてのテーブルを回って参加者の方とお話をされていました。

僕のテーブルに来られた時、「今がチャンス!」と、講義中にメモしていたことを矢継ぎ早に質問しました。

すると西埜さんの口から、驚愕の回答があったのです。

それは、、、

植田「懇親会でしか話せない話は、懇親会の参加者を増やすテクニックですか?」

西埜さん「いえ、ぜんぜん関係ないです。」

植田「えェェ!」

植田「現代広告の心理技術101」では、反転文字は絶対にしてはいけない広告のタブーである。と書いてありますが、西埜さんのスライドで黒字に白文字を使っているのは、何か意味があるんですか?」

西埜さん「いえ、ただ見やすいからです!」

植田「じゃあ、あれは?これは?どんな意味があるんですか?」

西埜さん「植田さん、、、考え過ぎですよ。。。」

植田「えェェェェ!」

本日の教訓

そんなわけで、変に勘ぐっていた部分は、すべて僕の考え過ぎだったようです。
これを反省し、テンプレート習得コースの二日目は、純粋に講義の内容に集中して取り組みました。

今回僕は、変に考えすぎて、余計なところに思考を使ってしまう。という大失敗してしまいました。
もしあなたが、セミナーなどに参加されるならば、

余計なことを考えず、純粋に講師の方のお話に耳を傾けていただくと、一番価値を引き出すことができると思います。

今回の僕の失敗談を参考にして、ぜひあなたは同じ失敗をしないようにお気をつけください。

そういえば、僕が一緒に仕事をしているセールスライターで、
こんな震えるような大失敗をした人もいます。

考えるだけでもゾッとしてしまいますね。

初体験!ダイレクト出版のリアルセミナー行って来た

7月11日、正午。

私は新千歳空港の窓から見える飛行機を眺めていました。

なぜ空港にいのるか。

それは、、、、、。
ダイレクト出版主催のリストブランディングコースに参加するからです。

12週間修得コース、テンプレート修得コース、マーケティング基礎コースなどなど。
数々のダイレクト出版教材を買ってきた私。

しかーし!

ダイレクトのリアルセミナーは実はお初です。

本当、リアルセミナーには参加したことが一度もありません。
実はオンライン派だったりします。

なので、、、、、。

 

り、リアルセミナーや~

リアル、ダイレクト出版やー

リアル西埜さんや~

 

と何やらセミナーに行くだけでウキウキしている有様です。
まるでアイドルのコンサートに行く感じ。

しかし浮かれている場合ではありません。

これはミッションです。
ミッションインポッシブルです!

いや、間違いました、ミッションポッシブルです。
、、、、何となくゴロが悪いですが。
ポッシブルなんです。

 

とにかくクスノセ・アンド・カンパニーの代表としての参加。
責任は重大です。
ガラスの10代よりも重大です。

しっかりと身につけなくてはいけません。
いつもよりも100倍真面目です。

と、いうことで気を引き締めて

 

アムロ 行きまーす!

暑さと満員電車とワタシ

暑い。。。
とにかく暑い。
東京の暑さは異常です。

立っているだけで汗がにじみます。
まるでサウナ。

さらに、これから乗るのは満員電車。
駅はたくさんの人で溢れています。
周りは人、人、人。
見渡す限り人ばかり。

 

北海道のように、人、人、キツネ、、、、とか。
人、人、クマ。
なんてことはありません。
(どんなところに住んでいるんだ!)

 

近所の電柱に「熊注意」なんて看板がついていることもないんです。(これマジです)
さすが都会です。
東京、、、人だらけです。

 

それはさておき、満員電車。
汗だくの集団の中に飛び込まなくてはなりません。
考えただけで恐ろしい限り、、、、。
ある意味、真夏のホラーです。

 

電車が到着すると、案の定。
すし詰め状態です。

「こ、この中に入るのか、、、、」

乗りたくない気持ちを抑え、意を決して飛び込みます。

「ええぃ!ままよ!」

 

ギュウギュウに押し込まれながら、品川までの約20分間。

「の、乗りたくないものだな、、、都会の、、、満員電車というものを」

ただただ、なぜ、品川に宿を取らなかったのかを後悔していました。

ついにダイレクト出版到着

セミナー会場は品川。
品川駅から直通でとっても便利です。
ビル内の看板にダイレクト出版の名前を発見!(って当たり前)

「おおぉ!ついに、、、、、」

と一人興奮して看板をパシャパシャとる怪しい人。

 

屈強そうな警備員がジロジロ見ています。
なので、そそくさとエレベーターホールへ。
会場のある9階へ登ります。
徐々にテンションが上がって来るワタクシ。

 

ちーん!と音がなり、到着。

「おおおぉ!ついに9階!」

と意味もなく盛り上がります。

 

会場に着くと、セミナー会場入り口でもうすでに数名待っている。
壁にはダイレクト出版のロゴ。

「おおおおおおおぉ!ダイレクト出版、キター」

と思わず叫びそうになりますが、そこは自制。
さすがに静かな雰囲気で皆さん待っています。
テンションMAXを悟られるわけには行きません。

 

しかし、ロゴを見てウズウズ。

 

とりあえず、

「ちょっとすみません、写真とっていいですか?」

とロゴをバックにセルフでパシャり。


本当ミーハーですみません。(顔が怖い、、、)

これがないと講師がキレる。セミナー参加の注意事項

受付を済ませ、最前列へ着席。
今回の講座は通常よりも参加者が多いそうで、約70名。
全国から経営者やライターが集っています。

 

真面目そうな雰囲気が漂う中、若干の居心地の悪さを感じます。
実は真面目な雰囲気が大の苦手です。

だ、大丈夫か、、、、。

そんな不安の中、講座がスタート。

 

大きな拍手とともに西埜さんが登場。
芸能人を目の前で見ている雰囲気です。

 

おぉ~、動画で見たまんまだ~

声も同じだ〜

 

とアホな感想を頭の中で繰り広げながら一言も聞き漏らすまいと集中します。
スライドを使いながら講座の概要、そして注意事項の説明を受けます。

 

録画・録音の禁止。
講座中は電話を音を切っておく

 

などの注意事項が伝えられます。

 

そして、最後に最も重大な注意事項があると言います。
これが守られないと、最悪講師は帰る!とまで断言。

これまでのちょっとした和やかな雰囲気が一変します。

 

 

ざわざわ、、、、。ざわざわ、、、、。

 

まるで、カイジのようにざわざわします。
息を飲む参加者一同。

 

ゴクリ。。。

 

唾を飲む音すら聞こえそうなくらい静まります。


い、一体、どんな厳しい条件が、、、、。

 

そして、スライドが切り替わり、文字が映し出されます。

 

 

 

 

「笑い」

 

 

え!?

 

思わず2度見します。
そこで告げられた最も重要な注意事項とは、、、、

 

講師が何か言ったら面白いことを言ったら笑ってください。
講師が面白いことを言いそうだったら、予測して笑ってください。
これが守られないと、講師の機嫌が悪くなります。
最悪帰ります。

 

一同、爆笑。

 

「リストブランディングコース」スタートです。

リアルセミナーだからこそ得られるもの

これまでオンライン講座しか受けたことがなかったワタクシ。
今回リアルセミナーに参加してとてもよかったと感じたことがあります。
それは、、、、、。

疑問に思ったことがその場ですぐに解決できること。

 

オンライン講座などで自分だけで勉強していると、ついついわかった気になってしまうことがあります。
オンラインなら「わざわざ質問することでもないかな、、、」と思ってしまいそうな、素朴な疑問。
リアルセミナーなら、とても気軽に聞くことができます。

 

休憩時間やセミナー終了後は、常に質問者の列。
本当に皆さん、貪欲に学びに来ているなと感じました。
講師の西埜さんも、時間いっぱい質問に答えてくれました。

 

懇親会の席では、今回の講座の内容以外のことやチラシのレビューを受けている参加者もいました。
参加者は経営者や先輩ライターばかりなので、ちょっとした雑談でもとても勉強になります。
またダイレクト出版の社員さんも参加していたので、いろんなお話も伺えました。
こういう普段聞けない話が聞けたりするのが、リアルセミナーの醍醐味ですね。

 

このリアルでしか味わえない体験て大切ですよね。
講師や参加者達との交流もオンラインの参加だけだったら、ないわけですから。

 

セールスライター起業支援会でも、毎月3都市でリアルセミナーを開催しています。
いろんな人たちと交流することで、一人よりもたくさんの学びを得ることができるはずですよ。

先輩セールスライターにあなたの不安や悩みを相談して見ると今の現状を抜け出すヒントを得られるかも知れません。

あなたもリアルセミナー体験してみませんか?

PS.最後は西埜さんにお願いして、ツーショットで記念撮影してもらいました。

現場で実際にセールスレターを書いている手順を公開!

From:桜井啓太
恵比寿のオフィスより

最近、会員さんの中にも成果が出ている人が増えてきました。

昔は「クライアント獲得どうしましょう」みたいな話が多かったのですが、最近は違うときもあります。

つまり、「現場でライティングをどう効率よくやるか」みたいなテーマも多いのです。

そこで今日は、すごくシンプルに「僕がどうやってセールスレターを書いているか」をありのまま順番にお伝えしてみようと思います。

たぶん、教材で言われているやり方とはちょっと違います…

顧客リサーチが終わっている

僕は、セールスライター支援・養成事業部として、セールスライター向けのサポートを売るセールスレターを書くことがほとんどです。

しかし一方で、カスタマーサポートっぽく、会員であるセールスライターさんの問い合わせ対応をしていたりもします。セミナー現地や懇親会で会員さんと話すことも毎月数回ある。

他にも、新規入会者にオリエンテーションをやったりしています。

ずっと同じ商品で、かつ日常的にお客さんと触れ合っている…

すると「リサーチが不要になる」という利点があります。正確には不要というよりは「やれちゃっている」という感じですが。

なのでセールスライターがカスタマーサポート関連の仕事もやっておくのは良いと思いますよ。あんまり事務的なことは誰かにお願いしたいところではありますが。

他の2つのリサーチ

リサーチには他にも市場リサーチと商品リサーチがあります。

しかし市場リサーチといっても、1ヶ月でそこまで状況が変化するわけでもありません。特にこのセールスライター支援業界はとてもニッチですから、参入する人なんていないのが現実。

一応、日常的に他のサービスを利用していた人がいれば話を聞いたり、検索キーワード(「セールスライター 求人」みたいな)の結果を毎日メールで受け取っていたりはします。

商品リサーチは一番簡単ですので、いつも後回しにしています。実はここは、リサーチをするというよりは…

「マーケットリサーチと顧客リサーチの結果、売れやすい商品を開発する」

自社製品を売っているので、これができるのが強みですね。

要するに、他社から仕事を請け負ったセールスライターは、普通商品パッケージの中身を変える権利がありません。しかし自社セールスライターなら、コピーを変える前に商品を変えることだってできます。

僕は、普通のセールスライターと違う点として「商品開発に関わっている」ということができます。

ビッグアイデア・ストーリーボード探し

「アイデア出し」が本当に、「一番考えない」ところです(笑)

ビッグアイデアが決まるということは、ヘッドライン〜オープニングのいわゆるリード部分が決まるということです。

そしてここは「セールスレター成否の8割」を決めるとされています。

というわけで、恐ろしくって自分では考えたくないのです(笑)

だいたい打ち合わせで「このアイデア、ストーリーボードで行こう」と決まります。そうしたらそのアイデアに合う「スワイプ」を探します。

だいたい以下から探してきます

テンプレート習得コース

テッド・ニコラスのスワイプファイル集

過去に自分で集めたスワイプ集

コピーライティングツールボックスのヘッドライン+リードは自分で検索して持ってくる

むしろスワイプがセールスライターの本体

スワイプなしにはセールスレターはなかなか書けないものです。何より「考えることが多くなりすぎて」しまうので、時間がかかります。

最適なスワイプがあるかないかで、セールスライターとしての生産性がまるで変わってきてしまうのです。

「こんなオファーを、こんなアイデアで書きたいんだけど、一番いいスワイプをください」と言うだけで、自動的に候補となるスワイプが並んでくれる検索エンジン。

こんなのがあったらいくら払ってでも買いたいと思います…

ライティングで気をつけるべきたった1つのこと

ストーリーボードが決まったら後は書くだけ。本当に書くだけです。

書くだけではありますが、気をつけるべきことがたった1つだけあります。それは「スワイプを徹底的に守る」ということです。

表面的になぞればいいというわけではないと僕は考えています。そのストーリーボードは、どうしてその順番なのか。このパーツでは、何を言わんとしているのか。

そういったことを理解した上で書かないといけません。なのでセールスライターは日常的にスワイプ研究をしたほうがいいかもしれませんね。

もう1つのこと

今「たった1つ」とは言いましたが、もう1つだけ追加していいのなら…

「ベネフィットライティング」でしょうか。これができれば、いわゆるボディコピーはちゃんと書けるようになると思います。

ベネフィットなんて、基本中の基本です。スポーツで言う「走る」という動作に近い。つまり誰もが必ずやることなんです。

それなのにできていない人が多い。というのは、セールスライターは気を抜くと「驚くほど特徴スペックを書いてばかりになる」ということです。

というわけでセールスレターのライティング中は「その結果どうなる?その結果どう生活が変わる?ターゲットには何が見える?」ということを意識しながら書いています。

編集+デザイン

ライティングだけなら、この後編集をやって終わりです。しかし僕の場合はたいてい「実装・デザイン」が入ってきます。

昔はHTMLをいじっていました。そのうちWordpressでやるようになって、今ではUnbounceというLP作成支援サービスを使っています。

おかげでどんどんデザインの難易度が下がってきています。Unbounceについては別件で詳しく扱いたいのですが、独立系セールスライターでデザイン外注に苦労している方は、一度見てみると良いですよ。

まとめ

というわけで僕が普通のセールスライターと違うかもしれないというのは、商品リサーチのところです。リサーチというより開発に近いからです。

それからカスタマーサポートも一部やっていることで、結果的にリサーチの時間が短縮できていることが大きいですね。

でも駆け出しのセールスライターさんに一番言いたいことがあるとしたら、「スワイプ使っとけ」ですかね(笑)

スワイプ通りに書くのが「パクっている」と感じるからか、はたまたオリジナルで考えて爪痕を残したいからか…それはわかりませんが、とにかくスワイプ通りに書かない人が多いみたいです。

セールスライターは「書くのではなく集める仕事」。そう意識を変えれば、全然違う景色が見えてくるかもしれませんよ。

PS

ベネフィットライティングって意外と難しいですよ…。撃沈したセールスライターの報告がこちら。

セールスライター 撃沈。スキルアップ合宿に参加してみた!