
こんにちは、古川です。最近、Googleマップに追加された「マップに相談」について何度かお話ししていますが、この機能を見ていると、今後のGoogleマップ運用ってかなり大変になると思っています。
なぜなら、ただ営業時間を入れて、写真を何枚か載せて、口コミ集めて、返信しておけばいい。という時代ではなくなってきているからです。「マップに相談」では、ユーザーが、「静かに話せる店は?」「子ども連れでも行きやすい?」とか「仕事帰りに寄れる?」「駐車場がある?」「この条件に合う店は?」みたいに、かなり具体的な条件でお店を探せるようになってきています。
海外ではさらに、店舗を探すだけではなく、空き状況を確認したり、商品を探したり、注文につなげたり、より具体的な行動まで進める機能も出てきています。
つまり、Googleマップが単なる地図から、お店を探して、比較して、選んで、行動するための場所に変わってきているわけです。
そうなると当然、店舗側に求められる情報も増えていきます。営業時間。商品情報。サービス内容。料金。はもちろんのこと、写真。動画。口コミ。利用シーン。駐車場。予約方法。など。他にもよくある質問。どんな人に向いているか。どんな悩みに対応できるか。こういった情報をきちんと整えておかないと、AI側も判断しにくくなります。
これを店舗はやらなきゃならなくなる。ぶっちゃけ、お店にとっては大変です。でも、コンサルや支援者側から見ると、僕はここにかなり大きなチャンスがあると思っています。
なぜなら、これらを全部、店舗だけでやるのはかなり厳しいからです。今、多くの店舗は人手不足です。スタッフを採用しようとしてもなかなか集まらない。人件費も上がる。仕入れも上がる。光熱費も上がる。広告費も上がる。その中で、接客して、商品を提供して、スタッフを管理して、売上を作って、さらにGoogleマップまで細かく運用してください。と言われても、正直、そこまで手が回らない店舗はかなり多いと思います。というか無理。
しかも、これからは投稿するだけではなく、写真を撮る。動画を撮る。口コミを集める。とか口コミに返信する。商品情報を整理する。予約導線を確認する。だったりAI検索でどう見られているかを見る。ユーザーがどんな質問をしているか考える。その情報を定期的に更新する。というところまでやらなければならなくなってきます。
これを、本業をやりながら店舗スタッフだけで全部やる。無理でしょ?だからこそ、ここを支援できる専門家が必要になってくると思っています。
単なる、「Googleマップに投稿します」という代行ではありません。店舗に代わって、どんな情報が必要なのかを考える。現場を見て、何を発信すべきか整理する。写真や動画を整える。口コミを集める仕組みを作る。予約導線を見直す。AI検索で選ばれるために不足している情報を見つける。そして、Googleマップから実際の来店につながる状態を作る。ここまでできる人です。
おそらく今後、Googleマップ運用はどんどん専門性が高くなります。店舗側が自分で全部やるには負担が大きくなる。
だから、「Googleマップを代わりに更新する人」ではなく、「店舗のGoogle上の情報を設計・運用できる人」の価値が上がっていくと思います。
特に地域で活動している人には、かなり相性がいいんです。実際に店舗へ行ける。現場を見られる。スタッフから話を聞ける。その場で写真を撮れる。お客さんがどこで迷うか確認できる。駐車場や入口も見られる。
これらは、遠隔だけの支援ではなかなかできません。実際にお店に行かないと雰囲気なども伝えられないし。
今後、「AI検索に対応してください」「Googleマップを整えてください」「口コミを増やしてください」と言っても、店舗側だけではなかなか進まないケースがもっと増えてくると思います。
だからこそ、そこを一緒にやれる人。代わりに考えられる人。定期的に整えられる人。こういう専門家が必要になってくる。
「マップに相談」の登場は、単に便利な新機能が増えた、という話ではありません。店舗集客の現場で、Googleマップ運用を誰が担うのかという問題がこれから大きくなっていくということでもあります。
店舗だけでは手が回らない。でも、やらないわけにもいかない。この間を埋めるのが、これからの店舗支援者の仕事だと思います。
GoogleマップやAI検索の動きを追っている方は、ぜひ、「この機能を店舗がどう使うか」だけではなく、この変化に対して、自分が何を支援できるか」という視点でも見てみてください。そこに、かなり大きな仕事のチャンスがあると思います。
それではまた。


