From:甲斐 慶彦
沖縄 那覇市の自宅より
先週末12/16(日)に、楠瀬健之パートナー養成会の2017年最後の実践ミーティングがありました。
このミーティングでは主に、パートナー養成会のメンバーでプロモーションの企画やアイデアを考えたり、楠瀬さんのビジョンを共有したり、プロジェクト全体の改善を行うための情報交換が行われます。
今回はとっっても深イイ話、印象に残っている話があったのでそれをシェアしたいと思います。
といっても、今回の話はあなたにとって耳の痛い内容になるかもしれません。
あなたの心の急所をグサグサ刺すような内容になるかもしれません。
読み進めるかは、自己責任でお願いしますね
人生を変えたくてセールスライティングを学んでるあなたへ
かく言う私も人生を変えたくてセールスライティングを学び、今も学び続けているんですが、なぜ私たちはセールスライターを目指したんでしょうね?
実践ミーティングで多くのセールスライター仲間と話をして、たった一言に集約できることがわかりました。それは…。
「今の生活を続けることによる”痛み”から逃れたくて、セールスライティングを学び始めたんだ」ということです。
- 「今の仕事を辞めたいから、セールスライターになりたい」
- 「今の不安定な収入状況から脱したいから、セールスライターになりたい」
- 「今の職場にいたら、自分は腐ってしまう。自分はこんなところで終わるような人間じゃない。もっと自分が輝ける場所があるはずだ。今のこの状況から脱するために、セールスライターになりたい」
あなたももしかすると、そうかもしれませんね。
ちなみに私はというと、最後の例のように考えていました(今思い返すと思い上がり甚だしくて、恥ずかしいという感情しか湧きませんが…笑。まぁ会社を辞めたことに関しては一片の後悔もありません)。
実は、リッチ・シェフレンのような偉大なマーケターも
「私はかつて、痛みから脱することが大きなモチベーションになって、行動していた」と語っています。
人がキャリアを大きく変えるときは「”痛み”から離れたい」という強い衝動が、その人を突き動かすんでしょうね。
しかし、セールスライターを志す人には、ここで大きな大きな障害が立ちふさがります。セールスライターを目指してるけど、ここ数年全然人生が変わらない…と感じている人はこの障害にぶち当たりつつ、この障害に気づいていないからかもしれません。
セールスライティングを学んでも人生を変えられない人の共通点
痛みを避けるためにセールスライターを志す私たちですが、ここで大きな葛藤が生まれます。
セールスライターとして生きて行くにも(最初は特に)大きな痛みと向き合わなければいけないのです。
その大きな”痛み・苦痛”とは…
「頭を使いつづける」という痛み。
発明王エジソンも言っています。
「人は、思考する努力を省くためには、ありとあらゆる努力をする」
そう、思考することは人にとって、苦しい、痛みを伴うようにできているようです。
- 具体的に、セールスライティングをやり始めたら”痛み”ばかりです。
- 全く新しい分野のキャリアなので新しい情報を仕入れ続けなければいけません。
- 人の感情を感じ取って、それを言語化しなければ良いコピーは書けません。
- 論理構成をしっかりしなくちゃチグハグな文章が出来上がってしまいます。
- 新しいネット広告の使い方や、googleのルールも学ばなければいけません
- リサーチにおいても、googleの意図を読み取りながら、ペルソナの問題や欲求を調べ上げなきゃいけません…。
挙げ始めたらキリがないほど、私たちは新しい分野のことについて知り、考え続けなければセールスライターにはなれないようです。
これが大きな葛藤です。
「今の仕事を続ける(ことによる暗い将来像)」という”長期的な痛み”と、セールスライターをやってると目の前に広がり始める”短期的な大きな痛み”、この2つの痛みのどちらかを選ばなければいけない、という葛藤が生まれるのです。
この”2つの痛み”の中で動けなくなってしまう人が、自分の人生を変えることができず、前に進むことができず、ず〜〜〜〜っと同じ場所で苦しみ続けている人です。
事実、楠瀬パートナー養成会の中にも、この狭間で立ち尽くしているように見える人が何人もいます。私も気が緩むと”目の前の大きな痛み”から逃げだしてしまいそうになるのでそういう人の気持ちは痛いほどよくわかります
人生を切り拓いてきた人の見方・考え方
楠瀬さんはそんな私たちに毎月、ゲキを飛ばしてくれます。
「世の中、全て力量通りですよ。今のあなたの生活は、今のあなたの力量にぴったり適したものがあてがわれています」
「今の生活や環境に不満があるなら、力量を上げるしかありません」
「力量を上げるにはどうすればいいか?
目の前の”苦しみ”(”痛み”)から逃げないことです。小手先のやり方で”苦しみ”を解決しようとしないことです。
私の師匠は人生をより良いものにするための、”苦しみ”との向き合い方を教えてくれました。『”苦しみ”は味わい尽くせば”苦しみ”と感じなくなる』これが力量を上げることの正体です。これが成長するってことです」
例えば、
運動して痩せようと思って腕立て伏せ80回というノルマを自分に課したとします。
最初は苦痛でたまりませんでしたが、2ヶ月毎日やり続けたら物理的な負荷は全く同じはずなのに、”苦しい”とは感じなくなっています。これが成長ですよね、と楠瀬さんは話をします。
「越えられない壁(苦しみ)はやって来ない」こう心に決めて、苦しみと向き合っていくだけですよ。そしたら、苦しみが苦しみじゃなくなって、いつの間にか大きな力量を備えるだけです。
これを聞いて「あぁ、これが人生を切り拓いてきた人の考え方なんだ」と、目からウロコがボロボロと落ちる気分でした。
ついつい私たちは、新しいことに挑戦するときは(たとえ覚悟してるつもりだったとしても)痛みが目の前に広がり始めると、立ち止まり、引き返してしまいたくなりますよね。
でもそれじゃ、ずっと「今の力量通りの生活」を永遠に続けることになってしまう…そんなことを気づかせてもらった実践ミーティングでした。
2017年も本当にあとわずか…。
2017年に後悔はありませんか?
2018年を大きな飛躍の年にするためにも、私たちは今一度、”痛み”と真正面から向き合わなければいけないようです。
ともに肚を決めて、ぐいぐい突き進んでいきましょう!
P.S. 私たちがなかなか真正面から向き合いにくい”痛み”ですが、それを乗り越えやすくする場所があります。それに関して書いているのがコチラ。
私はこの記事のど真ん中のペルソナです。
それほど、この記事の内容は今の自分の状況や心情を書いている内容です。
私は、セールスライティングのキャリア形成のためのスキル習得を始めてから、立ち止まったり、むち打って進んだりしているうちに会得した苦痛を味わい尽くすしか切り開く方法はないという感覚を得て、今まさに、心の苦痛、恐怖、不安を味わいつくしながら、逃げずに新たな分野の知識、スキル、マインド形成習得にどっぷりつかっていて、苦痛に感じなくなる”ゾーン”に入りつつあるのを感じているところです。
自分のやっていることは間違っていないという確信を持たせて頂きました。
このタイミングでこの記事を寄稿して頂き、感謝致します。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
大迫さん
コメントありがとうございます。大迫さんにぴったりの記事が書けたようで嬉しいです。
苦しみを味わい尽くし、苦痛に感じなくなるゾーンに入りつつあるんですね。素晴らしい境地です。
今後もお互い苦しみを味わい尽くして、セールスライターとして着実に実力を伸ばしていきましょうね¡一緒に頑張っていきましょう!