From 古川馨
セールスレターは
オリジナルで書かない。
スワイプファイルの構造を
パクって書いていく。
セールスライティングを
学んだ人であれば
誰もが知っている
事実ですよね。
ですが、知っているのと
できるのとでは大違い。
ぶっちゃけ、これはかなり難しい。
超難解レベルです。
実際、僕も日々コピーを
書いたりするわけですが
完全に理解しているとは言い難い。
それが正直なところです。
字面、テキストベースで
理解しているうちは
まだまだで本質を
理解できていない。
これが厄介です。
なまじテキストがあるので
その書かれている文字にばかり
意識がいってしまって
気がついたら同じような文章になっている。
つまり、猿真似です。
要するに元ネタの文章を
ちょっと文字っただけじゃね?
っていう文章ですね。
なぜ、このようなことが
起きるのかというと
完全に理解していないから、
その元ネタの文章を見ながら
自分のセールスレターを書いちゃったりする。
これがいけないんです。
僕なんか最初のころは、
もろに丸パクリの文章というか
穴埋めみたいな感じで書いましたからね。
必要な部分だけを
自分のビジネスに置き換える
みたいな、、、、
当時、うちの会長からも
「それスワイプの使い方、全然違うからね」
と呆れられていましたからね(笑)
「スワイプは穴埋めで使うものじゃない」
と。
まぁ、それでも当時は
やっている人もいなかったからか
反応があったりしたんですけれども。
(実際、店舗やってた時は
そんな穴埋めDMでお客さん来たし、、、)
穴埋めコピーは論外です
それはさておき、
本格的にコピーをやっていこうと
思ったらそれではダメなわけですよね。
穴埋め的な使い方なんて
もっての外です。
まず、元ネタの構造をマネするだけなんで
文章を見ながら書いたらいけない。
絶対、パソコンの場面上に
画面左にスワイプファイルを開いておいて
右にWordやpagesを開いて書く
なんてことをしてはいけません。
そら、見ながら書いたらコピペしたような
文章になるでしょうよ、、、
という話です。
どんな構造になっているのか?
何をどの順番で伝えて、
それを伝えた時に読んだ人の
感情の変化はどうなっているのか?
なぜその順番で伝えていくのか?
そんなことを理解した上で
スワイプを使っていくと
自分の商品だったら、、、
ここで伝えるのはこれで〜
これを伝えると、きっとこんな風に感じるから
そこでこれを〜〜〜といった感じで
何をどの順番で伝えているのか?
をマネするだけなので、
別に同じような文章である必要もなく
自分のオリジナルの文章でいいわけです。
例えば、
よくある「こんな間違い」とかでも
よく構造を理解せずに使うと、、、
あなたはこんな間違いしていませんか?
の後に続く間違いを列挙するところ。
〜〜してはいけないのを知っていますか?
のところに、ただただ思いついたような
間違いを挙げてしまうわけですね。
でも、ここで列挙する間違いは
読み手が良かれと思っていること
それが実は間違いなんだよ、、、
あなたがやっていることは
逆効果なんだ、、、
みたいなこを伝えるパーツです。
だから、「え?」どういうこと。
となって続きがきになる。と。
要するにただ単に間違いを
並べればいいって話ではないわけですよね。
でも、これはちゃんと構造だったり
そこでどんな感情を刺激するかを
理解していないと上手く使えない。
これが穴埋めや猿真似ではダメで、
コピーが難しい理由です。
スワイプを文字だけで捉えていると
なかなか本質が見えてこなかったりします。
その言葉が読み手にどう作用するのか?
どんな感情が刺激されて、
その結果どんな思考が働くのか?
そんなことを考えながら
スワイプの構造を読み解いていくと
また新しい発見が出てくるはずですよ。
あなたがよく使うスワイプも
ぜひ、構造を分析してみて
なぜその順番で伝えているのか?
そこにはどんな意味があるのか?
そして、その言葉は読み手の心に
どんな作用をもたらすのか?
をぜひぜひ考えてみてください。
コピーのスキルが一つ二つ
アップするはずです。