「市議会議員に俺はなる!」
と言い出し、選挙運動の準備をはじめたのは、、、
4歳年下の地元の後輩でした。
ある日、実家に顔を出すと・・・
ダイニングのテーブルの上に、市議会議員選挙にこれから立候補する人の資料、「討議資料」というのが何枚か置いてありました。
二つ折りとか三つ折りになっていて、立候補予定者の写真と名前、キャッチコピーが書いてある、皆様もおなじみのアレです。
ふと目に入った顔には、なんだか見覚えがあります。
討議資料を手に取り、よくよく見てみると、、、
「あっ!これ、後輩の〇〇君じゃん!」
そこには、よく知った後輩の写真と名前が印刷されていました。
「へぇ!あいつ立候補するんだぁ~!」
そう思いながら眺めていると、2枚目の討議資料に出ているのは、
なんと友達のオカン!
「そう言えば、あいつのオカンは現役の市議会議員だったなぁ・・・元気な人だなぁ・・・」
なんて思って次の討議資料を見ると、
今度は、知り合いの社長さんが出ているではありませんか!
今まで、討議資料というものを渡されても、正直じっくり中を見るなんてことはありませんでした。
しかし、、、
ここまで知り合いだらけだと、一体どんなことを主張し、どんなことが書かれているのか気になります。
そこで、手元にあった討議資料をならべ、中身を見比べてみることにしました。
討議資料に書いてあったのは、なんと・・・
まさにセールスレターでした!
資料の構成を見てみると、
- キャッチコピー(ヘッドライン)
- プロフィール(学歴、職歴、議員歴、有資格など)
- 活動実績
- 想い、主義、主張
- USP(独自のストーリー)
- 有権者のオファー、ベネフィット
- CTA(コールトゥアクション)
まさにセールスレターそのものです。
討議資料は、選挙が始まる前の後援会活動であり、直接投票を呼びかけることはできないそうです。
つまり、具体的なコールトゥアクションは、あくまで
- 応援してください。
- 賛同してください。
- 後援会へ入会してください。
になるようです。
しかし、たくさんいる立候補者(予定者)の中で、自分を売り込み、大切な未来の一票を獲得するというプロセスは、まさにセールスそのものです。
そう思うと、なんだかワクワクしてしまい、ついレビューしたくなってしまうのが、セールスライターのサガではないでしょうか?
セールスライターとして討議資料をレビューしてみると・・・
手元にある討議資料を、改めてセールスライター視線で見てみるといろいろな気付きがありました。
- あ~全然誰に言っているのかわからないなぁ・・・とか
- 良いことばかり言ってるけど、全然具体的じゃないし、説得力ないなぁ・・・とか
しかし、頼まれてもいないのに勝手にここでレビューするのも野暮ですので、内容は詳しく書きません。
ですが、もしあなたが今度、誰かの討議資料を手にすることがあったのなら、、、
ぜひ、セールスライターとしての視点でレビューしてみてください。
いろいろと改善点が見えてきて、面白いと思いますよ。
そして万が一、立候補する予定がある人から、討議資料のライティング依頼があったとすれば・・・
その時は、きっとセールスライティングのスキルを活かし、あなたが活躍することができるでしょう!
ちなみに、
アメリカでは大統領や政治家のスピーチを書く、スピーチライターという職業もあるようです。
もしあながたセールスライターを目指しているのなら、選挙用のコピーに挑戦して提案してみるのもありかもしれませんね!
P.S.
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