セールスライターなら感情に働きかけることのパワーをご存じですよね。 ダイレクト出版の寺本さんの動画を見て、感情を動かされセールスライターを目指した方も多いのではないでしょうか。
私もその一人です。「魔法のペン」が脳天に突き刺さりました(笑)
セールスライターは文章で人々の心を動かします。最近は、文章よりも効果的に感情へ働きかけるツールとして動画が急速に広がっています。動画が伸びて行く背景は知っておいた方が良いでしょう。
また、動画はお手軽なスキルアップのツールとしても活用できるのをご存知ですか? 今回はFacebookで多数のシェアを得た動画を取り上げている記事を紹介しますので、是非ご活用ください。
動画の重要性が1年間で急上昇
ソーシャルメディアラボの記事によると、Facebookの動画シェア数は2016年から1年間でものすごい勢いで増えています。少し前までは、テキスト形式のニュースでもシェアやいいねのクリック数が多かったです。しかしアクセスを伸ばすために釣りタイトルなどが横行し、対策されてしまったようです。シェアやアクセスを獲得している動画は、見た人の感情に強く訴えるものが多い傾向だそうです。感情の重要性を知っているあなたには共感していただけるのではないでしょうか。まだ少数ではありますが、感情に訴えかける動画の可能性に気づく企業も増えてきています。
文章は映像には勝てない
私たちセールスライターは、言葉で人の心を動かす術を学びます。「良い文章であれば人の心に働きかけることができるんだ!」と考えてしまうかもしれません(筆者がそうでした)。しかし文章だけでは、難しい場面も出てきてしまうことでしょう。
例えば飲食店のチラシを文章だけというよりも、美味しそうな料理の写真一つのせるだけで「美味しそう!行ってみたい!」となると思います。オシャレなお店の内装を紹介したい場合でも、 全て文章にするよりも店の写真を一枚貼り付けた方がきっと伝わりやすいですよね。
楠瀬さんと寺本さんが対談している中で、「寺本さんがピザの美味しさについて本気で書いたコピー と、僕がとったピザの写真1枚で戦ったら僕勝つ自信ありますよ(笑)」と話しています。視覚による効果というものはとても大きいということですね。
ここまでは画像の話ですが、これが映像になればストーリー性を加えることができるようになります。より多くのことを伝えることができたり、より多くの感情に働きかけたりできるようになるのです。セールスビデオや動画のコンセプトを考える際も「どんな感情を刺激しようか?」「動画のターゲットはどんなことに共感してくれそうか?」など、セールスライティングやマーケティングのスキルが必要になります。なので私たちは動画の世界にも活躍の場があります。
ソーシャルメディアラボの記事では「驚き」「感動」を刺激する動画を複数ピックアップしています。驚き系の動画は本当に見てて「すげぇ。」と思いましたし、感動系の動画を見た時には本当に泣きかけました。
動画でお手軽にリサーチスキルアップ
動画は私たちセールスライターのスキルアップにも役立てることができます。 私たちが動画を見たときについ笑ってしまったり、悲しいことを思い出してグッとしてしまったり、 懐かしを感じたり、色々な感情を経験されたことがあると思います。これまでお話ししたように、動画は文章よりも多くの感情を刺激することができます。
セールスレターを作るときはリサーチからスタートしますが、その目的の1つはターゲットがどんな感情を抱いているのか?を知ることです。
自分以外の人の感情を知ろうとするのはとても大変なことですよね。一方で自分の感情を知ることはとてもお手軽だと思いませんか?感情を知るためのトレーニングとして、まずは自分自身の感情を知るところからスタートです。今の時代はいくらでも動画を見ることができる時代ですので、スキルアップに使わない手はありません。
動画を見た後に「なぜ自分はこの感情を感じたのか?」を振り返ってみてください。きっと様々な背景があると思います。感情の背景や理由を考えてみましょう。メモしても良いですね。慣れて きたら動画だけでなく、日常生活の中で常に自分の感情を振り返るように意識しましょう。
それも出来てきたら、次は目の前の相手(会社や友達、家族)の感情を考えて見ましょう。「なぜこういう発言をしたのだろう?」など、相手の言動の裏側に隠れた感情の背景を考え仮説 として立てます。これを繰り返して行くことで、「感情を知る」というリサーチスキルがどんどん 上がって行くことでしょう。
動画によって自分の感情がどう動かされるか、気になる方は以下のリンクよりお進みください。 動画自体がとても面白いので、単純に楽しむことができますよ。↓
「感情」を揺さぶらないと情報を届けられない時代の到来
https://gaiax-socialmedialab.jp/post-53046/