From:宮川徳生 最近…というか ここ数年毎日のように 他の人のコピーをレビューしているせいか 商品の価値をプレゼンしたいがあまり 「ただ煽ってるだけのコピー」になってしまってるケースを 多々見かける。 ただ煽ってるだけのコピーは 本当に危険だ。 なぜなら、胡散臭いだけだから。 例えば ・驚異の株式トレード術 ・真のメンタル改善法 ・革命的なダイエット法 ・究極のマーケティング ・ありえないオファー などなど… こうしたいわゆる煽りコピーは ただただ煽ってるだけで 殆どのケースにおいて コピーの成約率を上げることはない。 あなたもこんなコピーを 見たことないかな? 「これまでなかった究極の株式トレード術がついに公開! この革命的なトレード術で驚異の年利1000%を実現する方法」 こんな感じのやつ見たこと無い? これがいわゆる 煽ってるだけのコピー。 こういう煽りコピーってのは すごうそうな飾り言葉である「修飾語」をいっぱい使い なんだかすごそうな感じにしているだけで 要は「すごいトレード術だよ!」 ってことしか言ってないわけだ。 ちょっと考えてみてほしい。 あなたがトレードをしていて あまり成績が上がらなく困っていると。 で、そんな時 どこの誰かも知らないやつがいきなり 「すごいトレード術があるんだけどコレ買わない!」 って言ってきたとしたら… まぁ、大抵の人は 「怪しいやつ来た」と思い 話をまともに聞くことはないだろう。 つまり、煽りコピーってのは 中身が何もないのに ただすごそうな飾り言葉を使って すごそうに見せてるだけなのである。 そんなので商品が売れたら 誰も苦労しない。 それに、まぁ 胡散臭さがすごい。 なので、売れないだけならまだしも 「あの会社は怪しい」とか「あいつは詐欺師だ」とか 本当はまっとうなことをやっててまっとうな商品を売っていたとしても そういう風に見られてしまう。 つまり、煽りコピーは 売れないだけでなく 「怪しい人」という印象を与えてしまうのだ。 だから、我々セールスライターは 「ただ煽るだけのコピー」を書いてはいけない。 もちろん、煽りコピーを書こうとして 書いている人は少ないと思う。 でも、煽りコピーを書こうと思ってなくても なぜか煽りコピーになってしまうのはなぜか? その原因は なぜすごいのかの理由や根拠がないから。 煽りコピーってのは要は 「すごい!すごい!すごい!」ってことしか言っておらず 「どうすごいのか?なぜすごいのか?」という部分が書かれてない。 究極のトレードとだけ言われても なぜ究極かが書かれてないので 納得感が何もないため胡散臭いという印象しか与えない。 さっきのケースを見てみよう。 「これまでなかった究極の株式トレード術がついに公開! この革命的なトレード術で驚異の年利1000%を実現する方法」 究極のトレード術 └どう究極なのか? └なぜ究極なのか? 革命的なトレード術 └どう革命的なのか? └なぜ革命的なのか? こうした修飾語を使うのではなく どうすごいのかを伝える「名詞」を入れると 煽りコピーではなくすことができる。 例えば、こんな風にだ。 ・忙しい社長のための 月1回のトレードで年利1000%を狙う 1000倍成長バイオテック株トレード法 どうかな? ただすごいという言うだけでの飾り言葉をなくし なぜすごいのか?どうすごいのか?の「名詞」を使い コピーを書くだけで印象はガラッと変わったんじゃないかな? 胡散臭さは消え より興味をもってもらえるコピーになったはずだ。 ・ただ煽ってるだけの部分① └これまでなかった究極の株式トレード術 ↓ ・どうすごいのかを名詞に置き換える └月1回のトレードで年利1000%を狙う ・ただ煽ってるだけの部分② └この革命的なトレード術で驚異の年利1000%を実現する方法 ↓ ・どうすごいのかを名詞に置き換える └1000倍成長バイオテック株トレード法 煽りコピーから脱却するためには 修飾語を名詞を使い書けばいいのだ。 修飾語というのは 本当に楽な言葉だ。 お手軽に 「すごそうな感じ」を出すことができる。 でもそれは それっぽい言葉を使い 「すごい!すごい!すごい!」と ただ言ってるだけに過ぎない。 もちろん、修飾語を使っては いけないわけではない。 要はバランスの問題だ。 例えばさっきのやつも ・忙しい社長のための 月1回のトレードで年利1000%を狙う 1000倍成長バイオテック株トレード法 ↓ ・忙しい社長のための 月1回のトレードで”驚異の”年利1000%を狙う 1000倍成長バイオテック株トレード法 飾り言葉を1つ付け加えてみたが これくらいなら特に問題はない。 でも、名詞がなく修飾語だけでコピーを書くと 100%そのコピーは「ただの煽りコピー」になる。 どうすごいのか? なぜすごいのか? ただ、すごいうというのではなく これらを「名詞」を使って書くクセをつけよう。 そして、お客が興味を持ったり その商品を買うのは 修飾語で表現していることからではなく 名詞で表現している部分だということを 忘れてないけない。 究極のトレード術 だから買うわけではない。 月1回のトレードで”驚異の”年利1000%を狙えるから 買うのだ。 売れない煽りコピーは修飾語が多用され 売れる良いコピーは名詞が多用される。 コピーを書く時に ぜひ意識してみて欲しい。 そうすれば、あなたのコピーは 煽りコピーではなく売れるコピーに ぐっと近づくはずだ。
2022/10/20