2022/10/23

[事例調査]競合のGoogle広告がわかってしまう方法

こんにちは。
リサーチャーXです。


「競合ってどんな検索広告出してる?」
「あの会社の広告画像を確認したい」
「この前見たあの会社のYouTube広告が見たい」


こんなこと、思ったことありませんか?


競合のコピーやキーワードの使い方だったり、
広告画像の雰囲気や印象だったり、
YouTube広告のシナリオ展開だったり。


他社がやっているものって
めちゃくちゃ参考になりますよね。


なのに、
「もう一回見たい!」と思うときに限って
なかなか見つけられない…。


Facebook(Meta)広告であれば、
ライブラリがあるのでこちらで確認できますが

■ Meta広告ライブラリ
https://www.facebook.com/ads/library/


Google広告の場合は、
私の知る限り
そういったものがありませんでした。



が!


とうとうGoogle広告でも
他社の広告を一覧で確認できるようになりました。

----------------
《やり方》

1.Google検索などで検索をして
 広告を表示させる

2.広告のURLの右に表示される
 三角マーク▼をクリック

3.「この広告について」が表示されるので、
 「広告主」の中の
 「この広告主の他の広告を見る」をクリック
----------------

という手順です。


確認できる広告フォーマットも

・イメージ(画像)
・テキスト
・動画

とそれぞれで確認することができます。



注意点としては、
すべての広告が確認できるわけではなく、

・身元確認が終わっている広告主のみ
・過去30日間に配信した承認済みの広告

です。


今、確認してみた感じでは、
今のところ比較的、
大きな会社さんだけといった感じでした。^^;


今後、身元確認を終えた会社が
増えていくことでお目当ての会社の
広告クリエイティブが確認できそうです。


こんなふうに
競合他社の広告をみることで、


差別化のヒントにできたり、
狙ってる方向性をリサーチできたり
するのはもちろんですが、


同じ業界の会社であれば、
複数の会社を横断的に確認することで
大きな流れ・トレンド・時流をつかんだり、


異業種であっても、
ネット広告を上手に使いこなしている会社さんの
クリエイティブの見せ方、
テクニック、エッセンスを
自業界、自社のものに当てはめてみたり、


そして何より、
Googleがこういったツールを導入して
目指しているものの理解
(透明性や情報開示など)


など使い方が広がり、
かなり強力なツールになりそうです。

(個人的にはほんとうに
「待ってたよ…Google!」です)



これまでも広告の管理画面にある
広告プレビューと診断ツールを使って
競合リサーチをしていましたが、


見たい広告が
そのタイミングで表示されるとは限らず、
仮に運良く出会えても1つしか確認できない。


だからこそこのツールで
その会社さんの広告を
各フォーマット(イメージ、テキスト、動画)で
一覧として確認できるのが大きいですね。


広告のひとつひとつ単体では
見えなかったもの、気づかなかったものが


一覧で大局的にとらえることで
見えてくるものがあったりします。



セールスライターやクリエイターとして
クリエイティブを作り込むときには、
ミクロ的な視点で。


マーケターやコンサルタントとして
方向性や戦略を立てるときには
マクロ的な視点で。


自分の中で、
自由自在にこの視点を動かして
このツール、使い倒しちゃいましょう!