最近、AIを触る機会がめちゃくちゃ増えているんですが…率直に言って、これ、マジでやばいですね…僕の場合、主にWebサイトの構築でAIを使うことが多いんですが、正直、ちょっと恐怖を覚えるレベルです。

というのも、それなりに見栄えのいいサイトが、あっという間に出来上がってしまう。

  • デザインも悪くない…
  • レイアウトも整っている…
  • スマホ対応だってできている…

ちょっと前なら、それなりの制作費を払って作ってもらっていたようなサイトが、驚くほど簡単にできてしまうんです。そりゃあ…「デザイナーの仕事がなくなる」なんて言われる理由も、よく分かります。

でも…AIを触れば触るほど、逆に確信することもあるんですよね。それは、『結局、何を作るべきか?を考えられる人間が強い』ということ。

例えば、Webサイトなら、

  • 誰に見てもらいたいのか?
  • その人は何に悩んでいるのか?
  • どんな価値を届けるのか?
  • 何を、どんな順番で伝えるのか?
  • どうすれば行動してもらえるのか?

こうしたことを考えた上で、コンセプトを設計し、メッセージを組み立て、具体的なサイトに落とし込んでいく…これができて初めて、成果につながるサイトになるわけです。

逆に言えば、ここが描けない人がどれだけAIを使いこなしても、出来上がるのは、「なんとなく、いい感じのサイト」なんですよね。

で…僕はおそらく今後、こういうサイトが世の中に溢れると思っています。見た目はキレイ。それっぽいことも書いてある。でも、問い合わせは来ない。売上にもつながらない。そんなサイトです。

ただ、これって僕らにとってはものすごいチャンスだと思うんです。なぜなら、「作れる人」は増えても、「成果を出せる人」が増えるとは限らないからですよね。

実際、ちょっと前にもこんなことがありました。ある整体院のホームページを見せてもらったんですが、どうにも反応が悪い。広告費をかけているのに、問い合わせがなかなか増えない。月に1件か、良くて2件ほど。

そこで僕がやったのは、別に難しいことじゃありません。ホームページの構成、つまり、伝える順番を見直したんです。お客さんは、何を知りたくてここに来るのか?何が不安なのか?どんな情報があれば、「ここにお願いしたい」と思えるのか?そこを考えて、メッセージの流れを変えてみたんです。

すると…変えてから最初の1週間で2件の予約が入り、結果的に、ひと月で7件近くの予約が入ってきたので、ざっと3倍近くまで伸びてしまったわけんです。

ちなみに、このホームページ…実は、「整体業界専門」と謳っている制作業者さんが作っていたものなんです。で、僕が整体師さんに、「ここは、こんなふうに業者に伝えてください」とアドバイスして、制作業者に修正をお願いしてみました。

すると、その業者さんから、「なるほど!それはいいですね!」という反応が返ってきたらしく…いやいや…それを考えるのが、あなたたちの仕事じゃないの?(笑)なんてこともあったりするわけなんです。

もちろん、制作技術そのものを否定したいわけじゃありません。でも、これが店舗マーケの現実なんです。

最近、いろんな地域の現場に出ていると、こうした問題に苦しんでいる経営者さんが、本当に多いと感じます。

  • ホームページはある
  • チラシも作っている
  • Googleマップも登録している

でも、成果につながっていない…その原因の多くが、「何を作るか?」ばかり考えて、「どうすれば売れるか?」を考えられていない…ここにあると僕は感じているんです。

そもそも、お客さんが欲しいのはホームページじゃありません。問い合わせであり、新しいお客さんであり、売上であり、その先にある、事業が良くなる未来ですよね。

ホームページなんて、そのための手段の1つでしかないわけです。ここを勘違いしてしまうと、どれだけ最新のAIを使っても本質的には何も変わりません。

むしろ、AIによって制作のハードルが下がれば下がるほど、「作ること」自体の価値はどんどん小さくなっていくと思います。

だからこそ…これから僕らが磨くべきなのは、

  • 企画力
  • 戦略力
  • ディレクション力

そういった、上流の部分ですよね。相手のビジネスを理解して、本当の課題を見つけたり…お客さんが求めているものを知り、それを売れる仕組みに変えていく!その設計さえできれば、制作そのものはAIに任せてもいいんです。

むしろ、これまで制作に使っていた時間をもっと本質的な仕事に使えますからね。これって、めちゃくちゃ面白いことだと思いませんか?

あなたもぜひ、AIの操作方法だけじゃなく…その前段階にある「何を、なぜ、誰のためにやるのか?」を考える力を磨いてみてください。

きっと、これからの地域市場は、そんな人にとって、チャンスだらけの市場になる!…僕は、本気でそう思っています。