2022/09/17

ジャネーの法則

From:長嶋雄二


「今年もあと4ヶ月ですね。
 ほんと1年が早くて嫌になっちゃう...」


美容室に行ったとき
となりの席でカラーをしていたマダムが
そんなことを言っていました。


それを聞いて僕も
「確かに早いな〜」と感じたのですが、
あなたはどう感じますか?


こうした時間の感じ方って、
人それぞれですよね。


実はこの「時間の感じ方」に関して
19世紀のフランスの哲学者が、

『時間の心理学的な長さは
 年齢に反比例する』

という法則を発案してます。


その名も
『ジャネーの法則』。


大人になった僕たちは、
時間の経過を早く感じることが
多いと思います。


でも一方で、
子どもの頃をちょっと
思い出してみてください。


『小学校1年生から
 6年生までの6年間』


かなり長くなかったですか?


僕としては、

6年間という時間が
体感的に10年ぐらい
あったんじゃないかな?

と思ってしまうほど、
時間の流れが遅かったように
感じます。


ジャネーの法則によると

『人間は歳を重ねるごとに
 時間の経過を早く感じる』

ようにできているそうです。


だから、歳をとればとるほど
1年を加速的に早く感じるということ。


時間を『量』として見ると
1年、365日。8760時間。


これは人類みんな平等です。


でも、時間を『体感』で
捉えてみると、三者三様。


1人1人、感じ方が全く異なってきますよね。


『時間は平等である』


それは当たり前のことのようだけれど、
あくまでも『量』として捉えた時の話。


『体感』で考えると、
時間は完全に不平等だ!ってことになります。


でも、何でこんな小難しいことを言ってるのか?
というと、、、


最近こんなことを考えてたからなんです。


同じ時間を生きてきたはずなのに、
『成果をだす人といつまでも変わらない人』
がいるのはなぜか?


あなたも疑問に思ったことありませんか?


同じ世代で活躍している人と自分を比べて
「自分とあの人は何が違うんだ?」
なんて感じたことってありませんか?


才能?センス?環境?努力の量?本気度?


『これが100%正解!』
と断言できるものはないけれど、
僕が最近感じていたのは、
ズバリこれなんです…


それは『スピード』。


成果をだす人って、とにかく行動が早い。


自分の中に浮かんだアイディアを
行動に移すまでのスピードが早いです。


・自信がない

・時間がない

・知識がない

・経験がない

・恥をかきたくない


そんなことはお構いなしで
ガンガン行動しちゃう。


だから成果を出しまくる人は
1日の体感速度が早くなってきても、

『めっちゃ充実感がある、
 やり切った感があるんじゃないのかな?』

なんて思ったりします。


反対に成果がなかなか出ない人
変わらない人は、

「なんとなく1日があっという間に終わって
 振り返ると、何もしてないな...」

という感じで、充実感がほとんどない。
むしろかなり希薄。


同じ時間を過ごしているはずなのに
その感じ方に、大きな違いがある...
というわけです。


「今年もあっという間の1年だった」
と振り返ったとき、


充実感を感じている人と
何も感じていない人では、
当然、大きな差が生まれてきますよね。


その違いを生み出すのが、
『スピード』というわけです。


『すぐ行動に移す』


これが簡単なようで、とっても難しいことは
僕もよく分かっています。


いまだに「やらなきゃ」と思って
立ち止まってしまうことは僕も多々あります。


きっとあなたにも
そんな瞬間があったりしませんか?


でもそんな時、


『時間の流れは、感じ方が違う』
『使い方次第で、濃くも薄くもできる』


そんなふうに考えてみると、
いろいろと言い訳して
立ち止まってしまう時間が
もったいないと思いません?


どんなふうに自分の時間を
使っていこうと思いますか?


「明日やろう!」とか思わないで、
「とりあえず、今すぐやってみよう!」


少しでもそんなふうに
行動のベクトルが変化してきたらいいですよね。


スピード、スピード、スピード、、、、


きっとこれが、
他との大きな違いを生み出す
ポイントになるはずです。

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