2018/06/02

セールスライター必見!権威や証拠がなくても読み手の信頼を獲得する方法

セールスライターなら権威や証拠など、
信頼性のパーツの重要性はご存じと思います。

リサーチでこれらを集めますが、
起業したての方や新規事業では
実績がないため権威や証拠の素材集めに

苦戦したりします。
皆さんはそんな経験ありませんか?

実は一見使えないと思う素材でも、
注目や信頼の獲得に
大きく貢献することがあります。

筆者は過去に起業したてのクライアントが
いました。

コピーに必要と思う素材がなかなか集まらず
苦戦しました。

権威や証拠などのプラスと思う要素のみ
集めようとし、マイナス要素と思った素材を
もれなく破棄していたことが原因です。

今回は社長が元暴走族総長という経歴を
活用しブランディングに成功した
例をご紹介します。

「世間的にはマイナスな要素」
を逆手に取った
ブランディング

農業法人ベジフルファームの社長は
元暴走族総長というかなり尖った経歴を
お持ちの方です。

一般的に暴走族総長と言われると、
なんとなく危険な雰囲気が出ていますよね
(少なくとも筆者は近づきたくありません)。

ベジフルファームは世間的にはマイナスと
見られてしまう要素を隠すことなくあえて
さらけ出しています。

元アウトローが真剣にビジネスを
行なっているというギャップもあり
ネット上で注目を集めるようになりました。

売り手の自己開示をうまく使った
ブランディング手法とも言えます。

マイナス要素もコピーの
素材になりうる

誠実にマイナス要素をさらけ出すことは、
コピーの世界ではよく行われる手法です。

誠実さをアピールすることで、読者の
疑いのハードルを下げることに貢献します。

しかし、ただマイナス要素をさらすだけだと
ほんとうに不利になってしまわないか
心配ですよね。

その場合には、マイナス要素のなかに
プラスへ転じる要素が隠れていないかを
探してみましょう。

「マイナス要素に見える裏側には実は
こんなよいことがあるのですよ」
とアピールできる点がないかを考えます。

それを伝えることで、ただのマイナス要素で
終わらず注目を集めたり信頼を構築するのに
役立てることができます。

例えばヤンキーの場合、ヤンキー文化の
厳しい上下関係や、気合いで苦難を
乗り越える姿勢などはビジネスを

遂行する上で役に立つポイントになると
思います。厳しいヤンキーの世界を
生き抜いた人が真剣にビジネスを

することに対して、まわりまわって
プラスであると感じる人も
いるかもしれません。

筆者の例ではマイナスを活用するという
観点がありませんでした。

ひたすらマイナス要素を埋めようと
考えたり、なにか別に訴求できる
価値がないかと探し続けていたのです。

思い返すと、素材が集まらないと
思い込んでいただけでした。

「マイナス要素に隠れたプラス要素を探す」
観点を持っておくと、これまでは使えない
と思っていたリサーチ素材を

有効活用できるようになる場合が
あるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は元暴走族総長のように、
あえてマイナス要素をさらけ出すことで
注目と信頼を集めた例をご紹介しました。

筆者が過去にリサーチで苦戦した経験と
その原因もお伝えしました。

リサーチではプラスの要素だけでなく、
マイナス要素も活用するという観点を
持つことで集めた素材をもっと

活用できるようになることでしょう。

社長は元暴走族総長!
画期的な農業法人「ベジフルファーム」が話題に
https://irorio.jp/nagasawamaki/20161012/356868/

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