
最近、ある社長のSNSでこんな言葉をみつけた。
『最も賢い人が成功するんじゃない最も夢中な人が成功するんだ』
今、ウチはGBPを起点として店舗集客支援をメインに売っているわけだが、その中で不安に感じることがある。
なぜ、不安になってるかというと僕自身、実務というのものは、コピーライティングくらいしかできず、動画を作ったりサイトを作ったりはできないからだ。
例えば、音楽教室のインスタ。そもそも「映え」みたいなデザインを自分で作れるわけでもないし、リール動画をさくさく量産できるわけでもない。だから、今できるようになるために失敗しまくりながら現場に出てる。
が!やればやるほどできないことやわからないことが増えていき、失敗の山が作られる。もちろん、ウチは組織でやってるので、デザインができる人もいるし動画を作れる人もいる。
だが、しかし、戦略というものは戦術を理解するから作れるものなので、戦術を理解するために必死に覚えながらやっているのだ。とはいえ、コピー以外の実務は、マジで低レベルなので「やっちまった」と思うことだらけだ。最近も、実は盛大にやらかしてしまったことがあり、クライアントにあり得ない迷惑をかけてしまった。
そんな時見かけたのが、冒頭のこの言葉だ。
『最も賢い人が成功するんじゃない、最も夢中な人が成功するんだ』
この言葉を言い換えるなら「努力は夢中に勝てない」という言葉になるんだろうが、この言葉の元ネタは昔からあって孔子の言葉に「知之者不如好之者、好之者不如樂之者」というものがある。意味は『天才は努力する者に勝てず、努力する者は楽しむ者に勝てない』ということになる。
別に、誰の言葉かは重要ではなく、このタイミングでこの言葉に出会い、少し気持ちが救われたような気がした。なぜなら現時点でできないことの中に人よりも下手でも、最後に勝てる見込みが十分にあるからだ。
例えば、ウチはこれまで多くのライターやマーケターと仕事をしてきた。僕は個人的に「やる気」があり「素直」な人が好きなので、現時点の能力で雇うかどうかを決めることは少ない。
だから、これまで仕事をしてきた人はやる気しかないド素人の人もいれば、その時点でかなり経験豊富な賢い人もいた。同時期に、ド素人と経験者を雇ったことだってある。当然、雇ったばかりのことはド素人は使い物にならない。「ベネフィットってなんですか?」ってレベルから教えないといけないケースもあるから、むしろその時点での生産性はゼロである。
一方、最初からできる賢い人は、雇ってすぐでも「これわかる?」というと「あ、OKです!やっときます!」みたいな感じで、大した説明をしなくても意図を汲み取り、成果の出る仕事をしてくれる。スタート地点だけ比べたらド素人を雇う意味はほとんどない。
だがしかし…それから1年とか2年とか経つと最初から仕事ができた賢い人よりも、お荷物でしかなかったド素人がぶち抜いてることがよくある。
もちろん、現時点で賢くてその分野に夢中になってる人が最強なわけだけど…あなたがこれから何かに挑戦しようとしたり、新しいことを始めようとしてるのなら、現時点の自分の賢さなど気にしなくていいってことだ。
大事なのはその分野にあなたが、夢中になれてるかどうかってこと。努力は夢中には絶対に勝てないってことだ。だから、あなたがやろうとしてることにあなたが夢中になってるのなら何も心配はいらない。自分を信じて突き進めばいいだけだ。
それに、僕の経験上、努力する人と夢中な人はこんな違いがある。
努力をする人は「頑張ります」という言葉をよくいう。でも、夢中な人からは「頑張ります」という言葉を聞いたことがない。
僕も人生を振り返ると努力は夢中に勝てないという原体験をしたことがある。若い頃ギターでプロになりたくてギターばっか触ってた頃。僕は1日最低6時間練習してた。それを高校1年生から21歳までずっと続けたわけだけど、その間毎日6時間練習することが「大変だから頑張らなくちゃ」と思ったことは1日もなかった。なんせ、修学旅行にギターを持っていって観光を仮病で休み部屋でギターを弾くくらいだからね。
だけど、周りのバンド小僧たちは1日1時間くらいしか練習しないやつばっかだった。僕からすると彼らがなんで1時間しかやらないのかわからなかった。なぜなら「もっと楽器を弾きたいって思わないの?」って思ってたからだ。
でも、彼らからすると6時間なんて正気の沙汰じゃないらしい。彼らは頑張らないと楽器の練習をいっぱいできなかったのだ。だから、僕は彼らとレベルが合わず、同世代のバンドマンの中ではハブられる存在だった。この差は僕に才能があったからではなく、ただ単にギターに夢中だったからなのだ。
ただ、その後、紆余曲折があり、某レコード会社のスタジオミュージシャンの環境に放り込まれたことがあるのだが…自分以上に音楽に夢中になってる人ばかりだったことを知り、努力は夢中に勝てないという原体験を僕はすることになる。
ちょっと話が逸れてしまったが…何かを成し得るために「努力」が必要な人と、そのことにとにかく夢中になってる人とでは夢中になる人が最終的には成功するケースの方が遥かに高いということだ。学習効果だって夢中でそれをやってる人の方が努力してる人よりも10倍高いなんて研究結果もあるみたいだしね。
最初に賢い人がリードしてたって、夢中な人は10倍のスピードで追い上げてくるわけだからそりゃ追い抜かれるわな。
まとめるとあなたが思い通りな結果になっていないのなら、それはそのことにあなたが夢中になれてないからかもしれないってことだ。
お笑いのとろサーモンの久保田氏が吉本の学生に言ってたけど…「お笑いが上手くなる努力をするんじゃなくて誰よりもお笑いのことを好きになる努力をしろ」その道を極める人はみんな「努力は夢中に勝てない」と同じことをその人たちなりの言葉で言ってる。
最後に…起業を成功させるのっておそらく「夢中」になれるキャリアを選択できたかどうか?で決まるんじゃないかな??だって、夢中になれずに頑張らないと行動できないキャリアを選んだらそれってしんどいだけじゃないかな。
これから先、頑張らないと行動できないことを5年10年20年30年やっていくって地獄じゃないかな。だったら、目先の1年2年我慢したとしても本当に夢中になれるキャリアを見つけるための時間や夢中になれるキャリアに出会うための挑戦って遠回りじゃないと思うよ。あなたはどう思う?
PS.
久しぶりに「〜だ」調で書いてみたが、やっぱりこっちの方が書きやすい。

