2024/02/14

GBPの投稿って何すればいい?

From 古川馨

最近はGoogleビジネスプロフィールの
運用をする人が増えたこともあって、
運用について聞かれることも多くなってきました。

その中で、結構多いのが
「何を投稿したらいいのかわからない」って相談。

いざ投稿を始めようと思っても、
「何を発信すれば…」と悩むというものですよね。

確かに、初めの数回はネタがあっても、
そのうち、投稿ネタって尽きてきますし。。。

特にこれまでブログを書いたり、
SNSでの投稿をしてきた経験がない人は、
そもそもの投稿ネタに困ることも多いようです。

ただ、「これを投稿すればいい」っていう
鉄板ネタがあるわけではありません。

そこが難しいところ。

なぜなら、お店のジャンルによって、
ユーザーが知りたいことが違うから。

ただ、投稿の方針としてお伝えするなら、

不安症の人がそのジャンルのお店を初めて訪れるとしたら、
どんなことを事前情報として知っていたら、不安じゃないか?

を考えてみることですかね。

例えば、、、

「お店にたどり着けるか不安…」
最寄駅とかからの道順を投稿しましょ。
店の近くのランドマークとか。
道順の写真とか動画もいいでしょう。

「お店を見つけられなかったら…」
お店の外観の写真を複数載せましょう。
昼間、夜、店正面、道路の向こうから。
来店する人が右から来ても、左から来てもわかるように。

とかですね。

他には…

飲み会とかで使われそうな居酒屋や
レストランバーみたいなところなら。
幹事さんがお店を探していることも多いでしょう。

僕は会社員時代、よく宴会幹事をやっていたのですが、
お店を探す時に一番知りたいのは、店内の様子や雰囲気。

テーブル席やカウンター、個室など。

店内の様子をいろんな角度から撮影して、
イメージを持てると「ここ良さそうだな」となりやすいですね。

空席での写真が多いですが、
実際に人が座っている写真などがあると、
空間の広さがわかりやすくていいですね。
営業中の店内の様子を動画で撮るとか。

ユーザーがお店を疑似体験できる
写真や動画を投稿してあげることで、
「行ってみたい」という欲求を
引き出すことができます。

飲食店だと料理をメインにしがちですが、
複数で訪れることが多いところは、
けっこう、空間って大事ですよ。

一方、店舗でも「人」がメインになるところもあります。

例えば、治療院や美容室、塾、歯医者、など。
カウンセリングがあるような店舗ですね。

こういった店舗の場合、
「空間」よりも「誰」の部分の比重が大きくなります。
ユーザーが自分と相性が合うか?を気にするってことです。

治療院なら、
「優しそうな先生だろうか?」
「私の話ちゃんと聞いてくれるだろうか?」

美容室なら、
「自分が行っても大丈夫だろうか?」
「馬鹿にされないだろうか?」

塾なら、
「子供を安心して預けられるだろうか?」
「丁寧に教えてくれるだろうか?」

歯医者なら、
「怖そうじゃないかな?」
「優しそうかな?」

なんてことを考えながら、お店を探したりします。

自分はそこに安心していけるのか。
初めて訪れる店舗で嫌な思いをしないか、
恥をかかないか、失敗しないだろうか。

こういった感情を処理してあげる投稿をしてあげることで、
ユーザーの来店候補にピックアップされます。

できれば、動画で簡単なメッセージ投稿などをするといいですね。

例えば、
歯医者なら、優しそうな雰囲気が伝われば、
安心して通えますよね。

ただ、正直なところ、「人」に関しては、
どのジャンルのお店でも出して行った方がいいです。

そのお店にどんな人がいて、
どんな人が自分を応対するのか?
店員さんの雰囲気や応対の感じを
あらかじめ知ることができれば、
安心していくことができます。

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、
程度の差はあれども、
ユーザー心理的には「不安」があります。

ユーザーにとって「初めて」のお店は、
それくらい訪れにくいものであるくらいに
考えていた方がいいでしょう。

これは15年間、店舗運営やってきた経験から、
そして、お客さんから、いろいろ話を聞いてきた結論です。

少しは投稿の参考になったでしょうか?

さて、あなたのクライアントのお店の場合
どんな投稿がユーザーの不安を取り除きそうですか?