こんにちは。
リサーチャーXです。
講座やセミナーに参加するとき、
あなたはどちらタイプですか？
・時間をブロックして
リアルタイムで参加する派
・リアルタイムでは参加せず、
アーカイブを視聴する派
最近はオンライン開催が多いので、
もしかしたら、後者の方が
より多くなっているかもしれませんね。
かくいう私も
「リアルタイムで参加するのは
時間がもったいないので
あとからアーカイブを2倍速で観れば効率的」
と思っていた時期がありました。
「情報を得るためにかかる時間」の長さであれば、
たしかにアーカイブを
倍速で観たほうが効率的ですよね。
それでも、私はリサーチャーとして、
“リアルタイム参加”
をするようにしています。
それはなぜか？
ちょっとその前に
ここで言葉の定義を確認しておきたいと思います。
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効率（こうりつ）
使った労力に対する、得られた成果の割合。
出典：「goo国語辞書」より
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なので、
使った労力 < 得られた成果 になれば効率的ということですね。 それでは、話を戻しまして なぜリアルタイム参加をしているか？ と言いますと、 ・アーカイブだと 提供までのタイムラグが発生して その間、遅れを取るかもしれないから ・リアルタイムで参加することで セミナーが終わった瞬間から 次の策を打てるから です。 あとは、 アーカイブがあることで、 「今、記憶しなくてもいいか」 「あとで見返せばいいか」 と油断し、情報獲得の精度が 落ちる（ような気がする）んですね。 「この情報はもう二度と聞けない」 「この人にはもう二度と会えない」 と思って参加することで 「一言一句たりとも聞き逃すまい！」 と集中力がぐぐぐっと増すような気がしています。 講座やセミナーの効率は 「情報を得るためにかかる時間」だけに 注目してしまいがちですが、 そのあとの、 「次の施策の初動までにかかる時間」 に注目してみると…？ セミナーや講座にリアルタイムで参加して、 情報を得てすぐに打ち手を講じて、 仕掛けるタイミングが早かったことで 先行者利益を得られるかもしれない。 反対に、 仕掛けるタイミングが遅くて 機会損失が起きるかもしれない。 さきほど確認したように効率は、 ---------- 使った労力 < 得られた成果 ---------- なのですから、 セミナーや講座で得た情報をもとに 次の行動に早く着手して 「得られた成果」が大きければ、 アーカイブの倍速視聴で「得られた成果」 どころの比じゃない…ですよね？ とくに、 もしあなたがコンサルをしていたり、 クライアントさんの集客や販促を サポートしているのであれば、 自分が情報を得るタイミングが 早いか？遅いか？によって クライアントさんに、 伝えることができる内容や質が変わってきたり、 その結果、 クライアントさんのビジネスへの影響も 変わってくる可能性があります。
アーカイブ視聴は効率的？
例えばこんな感じです。
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◎ コンサルタントAさん
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今日、2/19にリアルタイムでセミナーや講座に参加し、
そこで得た情報を自分の中で落とし込み、
当日中にクライアントにアドバイス。
↓
クライアントさんは
その情報を使って施策を打ち、
うまくトレンドを捉えて売上がアップ。
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◎ コンサルタントBさん
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2/19のセミナーに参加せず、
1週間後にアーカイブを2倍速でみて
自分の中に落とし込み、
2/26にクライアントにアドバイス。
↓
クライアントさんは
その情報を使って施策を打ったけれど、
トレンドは終わりかけで
売上へのインパクトは少ない。
この差、1週間。
168時間。
5営業日。
「情報を得るためにかかる時間」
の効率ももちろん大事ですが、
情報を得て次の行動を起こす時間。
タイミングを逃さずに、
競合よりも一歩先を行くための時間。
効率は
「使った労力に対する、得られた成果の割合」
なのですから
「情報を得るためにかかる時間」だけではなく、
情報を得るタイミングの早さにも
ぜひ注目してみてください！
もし、あなたが、
社長さんの右腕だったり、
クライアントさんの参謀なら
この情報を得るタイミングの早さによって
ビジネスを強烈に
後押しすることができたり、
また「炭鉱のカナリア」のように
いち早く危険に気づいて知らせ、
相手を守ることができるかもしれませんから。
P.S.
余談ですが、
濃い情報を話している講座やセミナーでは
講師の方が、
「アーカイブではここカット編集してください」
ということもあったりします。
（ウチもそうです）
内容的にアーカイブには残せないけれど、
ここだけの話…です。
ここ、お宝情報だったりします。
残念ながら、
アーカイブの倍速視聴では、
この情報にはたどり着けません。
これは、かけた労力に対する効果として、
ものすごくもったいないですよね。
もちろん、都合や予定、事情や環境によって
リアルタイム参加が難しいこともあると思います。
ただ、講座やセミナーに
・リアルタイムで参加することで得られるもの
・リアルタイムで参加しないことで失うもの
として
「こんな点もあるのか！」と
知っていただければ幸いです。