2023/02/25

マーケティングの大罪

From:長嶋雄二

昨夜、

小1の息子が
「不安だ…」と言って、
ちょっとナーバスになっていました。

彼の希望で、
最近『空手』を始めたのですが、
これまでと違う環境に
少し緊張している様子…

武道の世界はやっぱり
厳しいので、ちょっとそうした面にも
不安を感じるのは、
仕方のないことかと思います。

なのでひとまず今は
見守るしかないかなと思ったのですが、
それと同時に・・・

そんな息子を見ていて
ふと、自分の苦い記憶を
思い出していました。

それは小6の頃、
人生で初めて経験したイジメです。

僕のことを知っている人から
「想像がつかない」と
よく言われるが

僕はめちゃくちゃ活発で
授業中は常にうるさい、
とんでもないクソガキでした。

近所でも僕のことを知らない人はいない…
そんな感じの
悪い意味で有名人だったんです。

防犯ベルをわざと鳴らす…

隣の家に配達されてきた
ヤクルトを勝手に飲む…

マンションの8階から
立ち〇ョンをする…

自分でふりかえって
みてもかなり迷惑は子供でした…

もし今、自分の息子が
こんなことしたら
とりあえずボコボコにすると思います。

でも子供の頃って
ちょっと”粋がる”ことが
1つのステータスだったり
しませんでしたか?

だから僕は
調子に乗りまくっていたんです。

そして学校では、

自分より弱い同級生を
イジって、嫌がらせするような
クソ野郎でした。

悪ガキの集団のリーダー的な
存在として、やりたい放題、
すき放題、暴れていたわけです。

でも、そんなある日、、、

僕はその悪ガキ集団から
完全に無視されるようになりました。

ほんと、ある日突然のことだったんですが、
その日から僕の生活は
180度、変わっていったんです。

一番変わったことは、
自己主張がめちゃくちゃ
コワくなったこと。

自分らしく振る舞うことが
コワくなったんです。

だから、僕はどんどん大人しく
なっていきました。

そして大人しくなることに比例して、
僕はイジメられていったんです。

・完全無視
・突然ボールを当てられる
・持ち物がなくなる
・変なウワサを流される
・とことん陰口を叩かれる

まぁ今思えば
何てことないことが多いですが、

当時はかなり
ツラかったことを今でも覚えています・・・

マーケティングに必要なこと

で、なんでいきなりこんな
ブルーな話をしたのかというと、
同情して欲しいからじゃないんです。

実はマーケティングにおいては、
イケイケだった頃の僕のような姿勢が
かなり重要だったりします。

というのも、
マーケティング活動においては、
『つまらないこと』は罪です。

あなたの送ったメッセージが
つまらない。誰にも響かない。

もっと別の言い方をすれば

『誰も怒らせることができない
 メッセージは価値ゼロ』

ということ。

逆に、誰かを怒らせること
ができるメッセージは
誰かに響いている証拠。

確か、ダン・ケネディも

『1日に最低1人、怒らせろ!』

と、言っています。

僕はいじめられたことで
自己主張が怖くなった
時期があったけど

マーケティングをするなら
ガンガン自己主張を
することが大事。

そして、誰かに嫌われることが
ある意味正解でもあるんです。

誰かに嫌われるぐらい
尖ったメッセージを出せたら
マーケティングとしてはOK。

誰かが「嫌いだ」という反面、
「好きだ」と言ってくれる人は
かならずいます。

実は、イジメられていた僕にも
優しくしてくれる友達はいたんです。

ほとんどの友達は
僕を完全に無視したけど、

ごく少数の友達は
僕に優しくしてくれました。

「誰もついてこない状態」って
実はあまり起こらないんだと
思います。

逆に「誰もついてこない状態」を
実現するのが一番難しいような
気がしますね。

なんなら、めちゃくちゃアンチがいる人ほど、
信者のようなファンがいるものです。

ホリエモンとか、
一番わかりやすいですよね。

だから嫌われることを恐れずに、
1日1回、誰かを怒らせるほど
尖ったメッセージを送ってみません?

メルマガ・ブログ・SNSで
メッセージを出す時は

「嫌われて上等!」

って感じでメッセージして
みてくだいさいね。

嫌われることを恐れて

「つまらんメッセージ」

になってしまうこと。

これが一番やってはいけないこと。
マーケティングの大罪です。