From:長嶋雄二
日本一接客態度が悪い店
そんなネットの見出しが、
目にとまりました。
ついつい気になって、
クリックすると
名古屋のとある飲食店の記事が。
そこは「日本一接客態度が悪い」
というコンセプトを前面に打ち出して、
最近ヒットしている様子でした。
例えば、
運ばれてきた料理は
机の上に「ドン!」。
会計時はお客さんに
「もう帰っていいよ。
金払ったからもう用ない」
と、驚きの対応をしてるのだとか。
でも、肝心のお客さんは、
他と違って面白い!と
喜んでいる方ばかりなんです。
このお店、何でもオーナーが
元々「オレは態度がいい」という
自覚があったみたいで
そこを思い切ってコンセプトにしたんだとか。
その逆転の発想で、お店の人気が爆発して
今、かなり注目を集めている様子でした。
これを見たときに、
コンセプトの力って
やっぱすごく強いなって
改めて思ったんですよね。
みんなが惹きつけられるような
アイディア・コンセプトっていうのは
やっぱりビジネスを爆発させる力が
あるなっていうことを改めて感じたんです。
ただ実際のところ、
このコンセプトがお客さんにとって
定着して受け入れられてるかどうかっていうのは、
このお店が今後どう展開していくかに
かかってくると思います。
でも現時点ではすごく
このコンセプトがヒットして今、
注目を集めてるってことだったんですよね。
ただ今回、僕が少し注目したいな
と思ったのは、コンセプトの大切さって
いうところはもちろんなんですけれども、
そうじゃなくて、
弱みを強みに変えているっていうところが
すごく面白いなって思ったんです。
誰もが強みっていうものに
フォーカスしてビジネスをしていくのが
最高だと思います。
これは本当によくうちの社内でも
話が出ることなんですけれども、
自分の強みを見つけて
そこにどんどんフォーカスしていく。
その方が絶対にパフォーマンスが上がるよね
っていう話を結構します。
じゃあ、そうなると
自分の強みって何なんだろうな?
て考えますよね。
けれど、強みって
すんなり見つからないことが、
ほとんどだと思います。
でもそんな時、もう一つの視点として
この名古屋のカフェオーナーのように、
「弱みを強みに変えてしまう」
っていう逆転の発想が
大きなヒントになりますよね。
例えば僕がいたような治療院業界でも
自身の弱みがビジネスにどのように影響するか、
そこを理解した上で、
それを逆手に取って成功を収めた
事例があります。
治療家の中には、
自分のコミュニケーション能力に
自信を持っていない方もかなり多いです。
でも、通常、治療家にとって
コミュニケーションは必須。
会話の中から患者さんの様子を確認したり、
本当に相手が求めているものを見つけていく
必要がありますからね。
でも、話が苦手となると
そうした事ができにくくなるわけです。
そして何よりも
患者さんが来院しづらかったりしますよね。
「なんかこの沈黙が耐えれないな…」
みたいな感じで。
でも、そこをあえて逆手にとって
うまくいったケースなんです。
というのも、
患者さんからしても、あまりべちゃくちゃ
喋りたくない人もいます。
必要なやりとりだけあれば、
あとは黙って施術を受けたい人も
案外、多いものなんです。
だからこそ、この治療家さんは、
「院長は口下手なので、余計な会話はしません」
ってことを打ち出すことで、
逆に患者からの信頼を築き、
リピート率を上げることに成功しました。
なぜなら、患者が気を遣わずに
治療院に通うことができたからです。
このように、自身の弱みを見つけ、
それを逆に強みに変えることが、
成功のための1つやりやすい方法です。
他にも、、、
・黒いバナナは、見た目の弱みを逆手に
パティシエに糖度の高さをアピールして売るとか
・中古マンションで売ってた不動産が
ヴィンテージマンションとしただけで
業績がめちゃくちゃ上がったとか
これまでと商品・サービスは同じでも、
視点やアプローチを変えることで、
顧客の興味を引くことができる強みに変換できますよね。
自分の強みって、考えてみると
なかなか見つけることができないけれど、
弱みって、簡単に見つかるものです。
なので、あなたやあなたのクライアントの
強みを見つけようとした時の
フレームワークの1つとして、
「弱みを見つけ、逆に強みに変えてみる」
毎回毎回使える手法では無いけれど、
1つ、ビックなアイディアを見つける視点して
ぜひ実践してみてください。
ps.
強みを見つける
これって実はめちゃくちゃ大事な要素です。
特に僕たちセールスライターにとっては。
もしあなたもセールスライターなら、
強みって、どんなところにあると思いますか?