2023/10/25

違う違う違う!そうじゃない!

From 古川馨

先週に引き続き、
ちょっとGoogleビジネスプロフィールの話を。

先日、知り合いの店舗オーナーさんから
Googleビジネスプロフィールの投稿について
質問されたのですが…。

運用されいる方は
結構、毎回ネタに
困っているのではないか?
と感じました。

ネタに困っている…というか
そもそも何を投稿したらいいのか
わからない。そんな印象ですね。

運用しようと決めたものの
「何を投稿したらいいんだ…」と
頭を抱える。

運用初めてだとおそらく
誰もが経験したことだと思います。

ですが、これって自分が
お客さんの立場に立ってみれば
簡単に答えは見つかります。

ユーザーはそのお店に初めて訪れる。
だから、「どんなお店かな?」と
その投稿を見ているはずです。

そんなユーザーが知りたいことは何か?
そして、何を投稿すればいいのか?

端的にいうと彼らが知りたいのは

・お店にいる人
・利用シーン
・扱っている商品

この3つです。

ですが、ほとんどの人は
「商品」ばかりを投稿します。

飲食店なら「料理の写真」
ばかり投稿するようなものですね。

飲食店なんだから
「料理をみたいだろう!」
って思うワケです。

美味しそうな写真を投稿すれば食べたくなる…。
確かにそうなんですが…。

店舗に訪れるって
それだけじゃないんです。

■「人」を出して安心感を演出する ■

例えば…

僕が以前勤めていたような
接客がメインになるような店舗。

・眼鏡屋
・自動車販売店
・化粧品
・アパレル

とか。

・治療院
・歯科医院
・美容室

なんかもそうでしょうか。

カウンセリング型というか
スーパーやコンビニのレジみたいな接客ではなく
いろいろ相談しながらやるところ。

そういう店舗だと
ユーザーが知りたいことは
商品・サービスよりも
「誰」の部分だったりします。

優しそうな店員か?
強引な接客はされないだろうか?
清潔感がある人か?
嫌な印象はないか?
など。

意外と「人」の部分が重要だったりします。
なので、投稿の中に「人」を出していくことによって
安心して行けるお店だと思ってもらことができます。

なので、店長やスタッフが
お店や商品を紹介するような
投稿を増やしていくといいでしょう。

その他にもどんな人たちが訪れるのか
どんな客層なのかを知りたい人もいます。

自分が言っても大丈夫か?
場違いなんじゃないか?

そんな不安を感じる人もいるからです。

なので、お客さんを登場させる
というのもありですね。

人を介在させることで
お店の雰囲気や
お客さんとの関係性も
見えてきます。

もし、「商品」ばかりを投稿しているなら
「人」を出していくことを検討してみましょう。

■ 利用シーンをイメージさせろ ■

意外と忘れがちなのが空間です。
要するに「店内写真」のことなんですが
捉え方がちょっと違います。

同じ飲食店でも
ラーメン屋と居酒屋、レストランでは
使うシーンが異なりますよね?

ラーメン屋なら、食事をすることが目的ですが
居酒屋なら、同僚や友人との交流
レストランなら、記念日やデートでも使われます。

そういったシチュエーションを考えた時に
そのお店を使うシーンを想像できる投稿があると
「行ってみたい」という感情を
刺激することができます。

具体的にいえば…

単なる店内の写真…ではなく
そこで友人たちとテーブルを
囲んでいるような雰囲気の写真とか

レストランで記念日を
お祝いしているような
シチュエーションの写真とか

要するにそのお店を利用している
シーンを写真に収めて投稿する。

お客さんの許可があれば
会食のシーンを撮らせてもらうのも
ありでしょうし

スタッフを使って
利用シーンのイメージを
撮るのもいいでしょう。

割と誰もいない席の
写真だけって多いんですが
それはそれとして必要ですが
利用シーンをイメージできるものも
あった方がいい。

よくコピーで
「商品を頭の中で一度使ってもらう」
ってのがありますが
まさにそれです。

スポーツジムも
機械や設備の写真ではなく
実際にその機械を使っているところとか
スタジオのレッスン風景とか

治療院なら施術の風景とか
美容室もカットしているところとか

サービスを体験しているところを
撮影して投稿する。

ユーザーが見たいのは
結構、そういうところ
なんですよ。

ということで、まとめると。

GBPの投稿には
働いている人を出そう
利用をイメージできる投稿を増やそう

ってことですね。


ただし、前回のメルマガでもお伝えした通り
クチコミがある程度ないと、機能しないっす。