From:桜井啓太
街で歩いていると、ふと思います。
「今すれ違ったあの人、いったいどうしてここを歩いていて、どんな人生を行きているんだろう?」
スーツっぽい格好をしているから、きっと会社員なんだろうなとか…
こんな真っ昼間に外を歩いているから営業さんかな?とか…
子供がいそうな年齢だよな、とか…
僕はそんなことを考えてしまい、止まらなくなることがあります。もちろん、正解は本人に聞いてみないとわからないんですけどね。
でもこれって、セールスライターにとってはとても良い習慣なんじゃないかと思います。
なぜかというと…
今欲しいものありますか?
あなたは、今欲しいものがありますか?
例えば僕は、今年発売されたMacbook Proが欲しいです。
実は、もし次にMacを買ったらここ2年で4台目になってしまいます。「それでも欲しいの?」と思われるかもしれませんね。はい、それでも欲しいです…
では、なぜそこまでしてMacがほしいのか?僕は、
- その人の欲しいもの
- その人の人生・暮らし
これらは密接な関係があると感じています。
欲しいものと人生の法則
僕がMacを欲しいと思っているのは、新型Macbook Proの「CPUコア数が増えた」からです。
ちょっと想像してみてください。そんな僕は、いったいどういう人生を過ごし、日頃何を考えているのでしょうか…?
実際僕が思っていることを書き出してみると…
- 今使っているMacbook(12インチ)が、たまにカクついて使いづらいなあ
- もう一回り画面を大きくしたほうが、生産性が上がるかもしれない
- パソコン性能とセールスライティングの生産性はとても関係がある
- 文字を書くだけなら性能はいらないが、画像・動画編集もするとなると今のMacbookじゃ不安だよなあ
- 今回新型Macbookになったおかげで、CPUコア数が2から4に増えた。これは投資する価値があるだけの違いだぞ!
こんなところでしょうか。
つまり桜井とは「仕事の生産性を上げたい」「生産性を上げるためにPC性能にこだわる人」ということが言えます。
ビッグアイデアにつながる
というわけでこんな桜井をペルソナにするなら、例えApple社じゃなくてもこの桜井に商品を売り込むことができると思います。
例えば「現状のCPU性能を最大限に引き出す解決法」は売れるでしょう。もしくはパソコン以外で仕事の生産性を上げるような商品が売れるかもしれません。
事実、僕はこういうものも仕事に使っています…
- 29型横長ディスプレイ:ひと目で見える情報量を増やすため
- ノートパソコンクーラー:CPUの温度上昇を抑え、性能を引き出すため
- 5口充電器:パソコン、スマホなどなど、1つで全て対応するため
あと、他に使えるものがないかはいつも気にしています。日頃読んでいるブログも、ガジェット系が多いです。
ここまで分かったら…
もしあなたが僕に何かを売り込むなら、だいぶイメージが湧いてきたような気がしませんか?
相手のことをここまで知ることができたら、もうテクニックは必要ないような気もします。ヘッドラインのスワイプがどうだとか、ブレットは何個がいいとか、そういうのは表面的なものに過ぎません。
この僕の人生をしっかり理解してくれて、その上で僕の希望を叶えるための提案をしてくれたら、乗っかってしまうこと間違いなし!なのです。
人に興味を持つ
というわけでセールスライターは、書き方を学ぶよりも色んな人の人生を学んだほうが良いのかもしれません。テレビでドキュメンタリー系の番組をやっているなら絶好のチャンスですし、人にフォーカスをあてた映画もいいですね。
それから、道で声をかけて話を聞こうなんていうのは無理ですが(勇気的な意味で)、せっかく知り合う機会があるなら「この人の人生をしっかり知ってみよう」という意識で臨むべきだなあといつも思います。
先日キャバクラに行ったとき、ついてくれた女の子が「昼は人事の仕事をしている」というので、その仕事内容や悩みをつい聞いちゃいました。僕はキャバクラは「すごく高い勉強会」とでも考えないと、なかなか行こうとは思わないんですよね…(笑)
PS
ビッグアイデアを生み出すプロセスをもう少し詳しく知りたいなら、こちらの記事がオススメです。