From：宮川徳生
この仕事をしていると
よく受ける相談ってのがいくつかある。
一番よくあるのが
「お客がとれない」だ。
そもそも、お客さんが獲得できないから
どうすればいいか？って類の相談だね。
これは、今も昔も変わらず
圧倒的に相談件数としては多い。
で、次に多いのが
「単価」に関する相談だ。
仕事はなんとなくあるが
単価が安くて全然儲からないみたいな。
もちろん、問題ってのは
何がしかの原因があるから
問題が起きるわけであって
単価が安いって問題にも
当然のことながら原因はあるのよ。
例えば、自分自身の権威性が足りないってのも
単価が安い原因の1つ。
想像して欲しいんだけど
セールスレターを誰かに発注するってなった時
僕、宮川に発注する場合とダン・ケネディに発注する場合で
考えてみると…
仮にダンケネディの単価が100万だったとしても
多くの人は安いと感じるはず。
でも、宮川の単価が100万だったら
多くの人は高いと感じるはず。
なぜか？
それは
発注する人の権威性によって
単価ってのは決まる部分があるからだ。
街の美容室とかでもそうだけど
絶対に失敗したくないから
ちょっと高くなってもいいから
店長にやってほしい！
みたいなのあるでしょ。
治療院とかでも
高くても腕のいい先生に
やって欲しいみたいな。
それと一緒で
我々も自分自身の権威性の高さが
そのまま単価に反映されるわけだ。
ただ、権威性を上げても
単価が上がらないケースってのがあって
これが厄介なんだよね。
ある程度経験を積んで
実績とかスキルもついてきてるんだけど
単価が上がらないケースがある。
で、結構多くの人が
このケースに陥ってたりする。
このケースが
どんなケースかというと…
例えば、SEOの記事を書くライターで
考えてみよう。
セールスライター目指す人の多くが
まずは自分にできることみたいな理由で
1記事三千円くらいの記事執筆の仕事から始める人が
めちゃくちゃ多い。
もちろん、それ自体を否定するわけではないし
記事執筆に価値がないとかってわけじゃないよ。
問題なのは
記事執筆をいくら繰り返しても
積み上がる実績や権威は
“記事執筆”
の実績と権威しかないってことが問題ってこと。
なぜか？
それは、SEO記事をどんなにうまく書けても
SEO記事を何百記事書いても
1記事、10万とか20万とか30万とか
そういう単価で売れるならいいけど
SEO記事の単価がその単価になることは絶対にない。
どんなに頑張っても
1記事1万くらいが限界なわけだ。
ってことは、記事執筆の案件を
どんなに頑張って実績を作ったとしても
その実績がもたらすことは
最大1万円の記事執筆の仕事が
獲得しやすくなる
だけだったりする。
そしてさらに問題なのは
そうした記事をいくら書いても
セールスレター1本30万とか
高単価案件に繋がる実績ではないってこと。
だって、もしあなたが
自分の商品を売るセールスレターを1本30万で発注するとして…
「ライティング経験豊富です！
これまでSEO記事を100本以上書いてきました！
検索一位の記事も5つくらいあります！
文字単価1円です！」
みたいなライターに
1本30万のセールスレターを頼むかな？
おそらく頼まない。
なぜなら、そのライターは
記事の実績はあっても
セールスレターの実績がないからだ。
記事をどんなに執筆し続けても
1本30万のセールスレターの案件や
月額30万のWEBマーケ代行の案件
成果報酬20%の集客代行案件など…
それらの高単価案件には
絶対に繋がらない。
なぜなら、記事の執筆で積み上がる実績やキャリアがあっても
それが通用するのは記事執筆の仕事だけであって
他の仕事を獲得するのにプラスに働かないからだ。
これが年数やってて
そこそこ実績があっても
低単価で苦しみ続けてる人の
一番よくあるパターンだったりする。
では、どうすればいいのか？
それは、最初から
高単価案件で実績を積み上げればいい。
将来的に
1本30万でセールスレターを受注したいなら
セールスレターの案件で実績を積み上げなくてはいけない。
例えば、ウチみたいに
セールスレターをガッツリ使ってる会社は
いつでもセールスライターが不足している。
だから、そういう会社に
正直に営業かければいい。
「まだ駆け出しですが
実績をつくらせて欲しい。
もちろん成果がでなければ無料で構わない。
だから、書いたレターを使ってもらえないか？」
こんな営業を
ウチみたいな会社にすれば
10社もアプローチすれば1社くらいは
チャンスをくれるはずだ。
それで、実績を積み上げて
しっかりと自分の実力を証明できるようになれば
そこからは好きな単価をチャージできるようになる。
あなたが今やってることは
高単価につながるキャリア形成だろうか？
もし違うのであれば
今すぐやることを変えよう。
高単価につながることで
最初からキャリア形成をしないと
どれだけ頑張っても高単価にすることはできないからね。