From:長嶋雄二
「コピーが大事」 「コピー is King」
セールスライティングを学んでいるあなたなら、
きっとそう信じていると思うし、
僕もそう信じてきました。
でも、インスタやTikTok
YouTubeショートがでてきて
「時短」「手軽」「簡単」が流行るような時代の中で
長文のセールスレターなんて
誰も読まないし、うさんくさくて逆効果だ…
そんなふうに考える人も
増えてきてように感じていました。
実際、コピーの実践はとてもしんどい上に
技術を習得するのにめちゃくちゃ時間がかかる。
書けば書くほど、
自分のダメさを思い知るので、
ある意味では苦行の連続。
でもその現実を知ってしまえば、
そりゃやる気もでないですよね。
だからこそ、先日
宮川が「セールスライターは死んだよね」
って言った時に、僕はドキッとしたんです。
「あれ?・・・もうダメだって感じてるかな?」
って。
僕としては自分ではセールスライティングが
重要だとは思っています。
まわりから
「大事じゃない!」「そんな事やっても無駄だ」
「もうそんなのは古い!」そんな声が聞こえるたびに、
「いやいや、、、分かってないね」
と、心の中で反論してきた。
コピーの技術はとても難しいし、
勉強は大変。
上達している実感もわきにくく、辛い。
確かにその現実があるから
無駄と感じてしまう気持ちは分からなくない。
でも先日、宮川の考える真意を聞いて、
僕はやっぱ、このセールスライティングって、
めっちゃ価値ある技術だと再認識したんです。
僕はセールスライターとして、
コピーがビジネスの成功要素に占める割合は、
とても大きいと思っています。
そして、最も重要な要素のひとつだと
思っています(だから、この技術と
日々向き合っているのですが)。
でも「セールスライティング」について、
間違って理解している人が結構たくさんいるのは、
ある勘違いがあるからだと思うんです。
この勘違いは、
セールスライティングを理解する上で
致命的なものだったりします。
じゃあ、その勘違いってなにか?
それはセールスライティングは
「文章を書く」技術だ、という思い込みです。
誤解しないで欲しいので
最初に言っておきますが、
最終的に文章としてアウトプットにする…
これはセールスライターの仕事です。
でも、反応が出る言葉を集めて、
売れるテンプレートを使って、
何か文章を作るというような作業「そのもの」を、
セールスライティングだと言うなら、それは違います。
「書く」という作業は
セールスライティングの
一番最後のフェーズにあるだけです。
じゃあ、セールスライティングを身につける上で、
習得しておくべき重要な技術とは何でしょうか?
(多くの人が気づかないでいること)
それは…
「人間の行動心理を理解すること」
どういう心理的な要因で、
人は反応するのか?
ここを追求する技術を含めて、
セールスライティングの技術になるわけです。
コピーを学んだ事のある人は、
リサーチの重要性が必要だ!
という言葉は知っているはずです。
実際、トップのコピーライターは、
ライティングのプロジェクトの
半分程度の時間をリサーチに使うと言われます。
でも、僕から言われてもらうと
そんなレベルじゃありません。
ウチの宮川・そして会長の楠瀬。
彼らは間違いなく日本でも
トップレベルのセールスライターです。
そんな彼らをいつも近くで見ていて
痛烈に感じることは、
「生活そのものがリサーチ」
ってことです。
よく読書家の人が
「暇な時間に読書するんじゃない。
読書と読書の間に仕事するんだよ」
みたいなことを言うけれど、
トップライターの彼らもまさにこれなんです。
「企画のたびにリサーチするんじゃない。
普段の生活のすべてがリサーチじゃん」
という感じで生活のすべてが
人間の行動心理を理解することに繋がっている。
だからこそ彼らは
トップセールスライターになれたのだと
近くにいて感じているわけなんです。
もし宮川も楠瀬も、
「セールスライティング=文章を書く技術」
と考えていたら、絶対に今のようには
なっていないはずです。
セールスライティングが扱うのは、
どうすれば相手の「欲しい」という
感情を引き出せるか?
という人間心理の部分。
「欲しい」という感情や欲求は
昔から現代まで根本的な変化はありませんよね。
だからこそ、ホームページ、広告、
スマホ、Facebook、YouTube、、、
たとえどんなメディアが流行っても
僕らが扱うのはそこにある人間心理。
そのメディアを使って、ターゲットに
メッセージを届けるだけなので、
セールスライティングのパワーは
どんな時でも発揮できるわけです。
この事実に気づくことができれば、
セールスライティングの捉え方が一気に変わるし、
あなたセールスライターなら状況は一変するはずです。
ちなみに、テッド・ニコラスという
ダイレクトレスポンスマーケティングの
レジェンド的セールスライターのこんな話があります…
彼がコピーの本質に気づいたのは、
彼がまだ少年だった頃。
店でキャンディーを売っていたのですが
そのキャンディーの説明用「ポップ」の文章を変えるだけで、
最大15倍も売上に差が出た…
ということがきっかけになったそうです。
店のレイアウトも商品の内容も、まったく同じ。
違いはポップに書いた文章だけ。
つまり、言葉(=コピー)。
これが人の行動を変えて
お金を引き寄せたことに気づいたそうです。
ずっと昔から、
売れる原則は変わらないってことですよね。
セールスライティングの技術
そして、セールスライターの仕事は、
「人間の行動心理を理解すること」。
これができるからこそ、
どんな業界でも、人を動かし
お金を作ることができる。
今日のメルマガを読んで
もしあなたが、
「コピーについて、ちょっと勘違いしてたかなー」
と思ってくれたなら、とてもうれしいです。