From:宮川徳生 「結果が全て」 あなたが人生を 30年、40年、50年と生きてきたなら こういう境地に達したことはあるはずだ。 例えば、自分の事業でもそう。 売上をあげよう。 会社をでかくしよう。 もっとお客さんを集めよう。 そのために マーケティングを必死で頑張る。 色んな情報を知るために たくさんのお金と時間を使う。 それを実践するのに またお金と時間をたくさん使う。 でも、大抵のことは その努力と比例した結果にはならない。 プロ野球選手を目指す高校球児全てが プロ野球選手になれるわけではない。 好きな子と付き合うために 必死で自分磨きしたからと言って 好きなことと付き合えるわけではない。 東大に入りたるために 1日12時間以上勉強したって 誰もが東大に入れるわけじゃない。 憧れのアイドルグループの オーディションに受かるために必死で努力しても ほとんどの子は受からない。 1億稼ぎたいコンサルが みんな1億稼げるわけではない。 いつだって 誰もが夢見る結果をその手に掴み取るのは 極一部の人だけだ。 あなたもきっと 「なんで、こんなに頑張ったのに 結果がでないんだ。。。」 そんな風に絶望したことは あるんじゃないかな? 僕はよくあるよ。 マーケティングのことを 偉そうに語ってるけど はっきり言って今ウチの会社は停滞してるからね。 僕の当面の野望は 会社をでかくしたいということだけど この半年ほど完全に停滞している。 なぜ、停滞してるのか? その原因を考え対策を打つ。 対策がうまくいくように 大量の時間とお金を使って 学びそして実践する。 でも、停滞は解消しない。 「こんなにやってるのになんで。。。」 そうした考えがふとよぎる。 そして 「頑張っても意味がないのか」 「オレには無理なのか」 そうした、自己嫌悪も感じるし 能力のなさに絶望することもある。 そして、頑張ることが 馬鹿らしく感じる時もある。 じゃあ、努力することに意味がないのか? というとそうじゃない。 どんな世界でも 自分の得たいことを得るために 「結果は全て」だ。 会社をでかくしたいなら 「会社がでかくなった」とい結果を手に入れて 初めてその悲願は成就されるわけだからね。 でも、結果なんて そう簡単にでるもんじゃない。 その目標が大きければ大きいほど その結果を得ることはとても大変なことになる。 だから、多くの人は 大きな目標を達成するという結果を なかなか手に入れられなくて絶望するときがある。 そして、努力を止めてしまう。 でも、それは違う。 なぜなら、結果は全てかもしれないが その結果を手に入れるためには努力が欠かせないからだ。 結果を手に入れられるかどうかはわからない。 でも、努力なくして 結果を手に入れることができないのも また事実なのだ。 「Think Behavior,Forget Results」 この言葉は アメリカで交渉の達人と言われる ジム・キャンプの言葉。 Behaviorと言う言葉は「振舞い、行動」のこと。 つまり、この言葉は 得たいことを得たいなら 結果にフォーカスるんじゃなくて 自分の振舞い・行動にフォーカスしろって意味。 交渉の世界というのは ビジネス以上にシビアだ。 例えば、人質をとった凶悪犯の説得。 もし交渉を失敗すれば もし犯人の感情を逆なでしようものなら 人の命が失われる。 そんなビジネス以上に 失敗が許されない交渉の達人は 結果ではなく行動にフォーカスすることを説いているのだ。 どんなことも 頑張ったからと言って 結果につながるわけではない。 なぜなら、結果は コントロールすることができないから。 でも、結果を出すための行動は 完全にコントロールすることができる。 そして、結果を出すためには 愚直に努力を続けるしか無い。 その努力という行動は 我々が好きなようにコントルールすることができる。 あなたが得たい結果を得るために 今、何をどれだけやるかは 完全にあなたの意思で決めることができるのだ。 得たい結果を得るために 今日あなたは何をする?
2022/09/08