From:長嶋雄二 先日、 ウチのあるサービスを 利用してくれているお客さんに インタビューしたときに こんな言葉をいただきました。 「このサービスに出会う前は これで大丈夫かな?って不安が ずっとありました」 インタビューに答えてくれた彼は 広告運用をされているのですが、 初めの頃は、 「何をどうすればいいか?」 それがわからなかったそうです。 どんな事でもそうですが、 はじめての時は右も左もわからないので 悩んでしまうのは当然ですよね。 でも、そんな中でも実践しないといけない… なので「これでいいのかな…」と不安を感じながらも "勘”に頼るかたちで、実践されていたとのことでした。 でも、ちょっと手前味噌で恐縮ですが、 ウチのサービスをうまく使っていただき、 今では”勘”に頼る実践から抜け出すことが できたそうなので、とても嬉しく思っています。 と、、、今日はここで サービス紹介をしたいわけではありません。 あなたにも ちょっと思い出してみてほしいのが、、、 「わからないから、とりあえず ”勘”で実践してしまうことがありませんか?」 ということなんです。 僕自身も振り返ってみると 「なんとなく」という”勘”に頼って 実践してきたことが、かなり多いのですが、 これって、DRMを学ぶ僕らにとっては危険信号です。 というのも、 ダイレクト・レスポンス・マーケティングの特徴の1つは 効果を計測できることにありますよね。 自分の考えをテストしてみて、結果を見て、 その結果をもとにして、次のテストにつなげていく。 この姿勢が大事になってきます。 つまり、 "勘”ではなくて、”事実”をベースに判断する。 これがとっても大切です。 例えば、コピーでもそうですが、 「コピーA」と「コピーB」があった場合、 『どっちコピーの反応が高いのか?』 をきちんとテストできるのがDRMです。 なので、「多分、コピーAがいいだろう!」 といった”勘”で判断してはダメなわけです。 ダイレクト・レスポンス・マーケティングの 第一人者のひとり、ジェフ・ポールは こんなテスト結果を公開していたことがありました。 〜〜〜〜〜 ある1000円の商品。 その商品を2つセットで売るオファーを お客さんに提案するとき、次の3つの中で 一番成約率が高かったのはどれか? ①「2つ商品を買えば、どちらの商品も半額」 ②「1つ目の商品の価格を900円に割引して 2つ目の商品の価格は100円」 ③「1,000円の商品を1つ買えば、もう1つは無料」 〜〜〜〜〜 3つのうち、 どれが最も成約率が高かったと思いますか? ①~③で一番成約率が高かったのは、、、 ③「1,000円の商品を1つ買えば、もう1つは無料」 というオファーなんです。 じゃあ、なんでこれが一番成約率が高いのか? と言われたら、それは「事実」だからですよね。 おそらく、ジェフ・ポールが何度もテストして 見つけてくれた結果だからこそ 自信をもって「③です!」と言えるわけです。 でも反対に、 「③は無料っていうコピーもあるし、 なんとなくいい感じだから、多分これだな!」 という感じで、”勘”だけに頼るような 判断を繰り返していたら、 DRMを実践する者としてちょっと危険ですよね。 もちろん、”勘”が全部が全部ダメとは言いませんが、 僕たちが実践しているのは、 ダイレクト・レスポンス・マーケティングです。 なので、”勘”ではなく、きちんと仮説した上で その仮説を確かめるように、テスト・テスト・テスト... これを実践を繰り返していくべきなんです。 (半分、自分に言ってます…) DRMは、”勘”じゃなくて、”事実”をベースに。 これが絶対的なDRMの基準です。 これ、結構忘れがちだと思うので、 ぜひ注意していきましょう。 ちょっと冷静に振り返ってみて、 ”事実”ベースでの判断、きちんとできていますか?
2022/08/27