From:桜井啓太
5月1日から5日間に渡って開催された、「楠瀬健之マーケター育成合宿」。
参加費30万円および石川県金沢市で開催されるということでしたが、なんと定員10名がすぐに満席になりました。
今回の参加者が語った参加理由は、
- 何もできていない自分を変えたい
- とにかく楠瀬健之と一緒に時間を過ごしたい
- マーケターとして活躍したい
そんな参加者に楠瀬さんが最初の2日間をかけて語ったことは…
「甘えるな」
という一言でした。
参加者は皆、最初の2日間はまだ「甘え」が捨てきれていない様子でした。
- 思っていたよりとても大変そう…
- もう帰ったほうがいいのかな…
- マーケターになんてなれないかもしれない…
ここまで聞いたあなたは、「そんな合宿参加するものか!」と思うかもしれませんね。
確かにこの合宿は地獄でした。開催した楠瀬さんも、「もうできればやりたくない」と言うほどにエネルギーを使っていました。
ですが、心配しないでください。
3日目に大きな変化が参加者たちに訪れるのです…
今回の記事では、第2回の予告もしていますので見逃さないでください。
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1〜2日目のあらすじ:マーケターに大切なのは1つだけ
最初の2日間でやったことは、「マーケターとしてのマインドセット」でした。
「人は感情でモノを買い、論理で正当化する」
「私たちは人の感情に影響を与えるというビジネスをしている」
簡単に言うと、これらのマーケティング原則が全てです。
私たちが日頃、どれだけ感情を感じずに暮らしているのか。
参加者たちはエクササイズやシェアの時間を通じて、このことを実感していきました。
実は、楠瀬さんは5日間をかけて以上のことだけを言っていたに過ぎません。それ以外のテクニックはほとんど教えてもらっていないのです。
「そんな基礎的なことだったら分かっている」
もしかしたらあなたはそう思うかもしれません。ですが、参加者たちが口を揃えているように、
「分かっていると思っていたことが、どれだけできていないかが分かった」
という側面があることも事実です。
ここまでの学習内容
- 仕事を獲得し続けるための「セールスライターシステム」
- プロジェクト遂行のために必要な「13個のマーケティングマインド」
そして3日目の前半に
- テクニックではない、根源的な心理学的原則
3日目:その時、状況が動いた!
冒頭、これまでの自分の感情を振り返って話すというシェアから始まります。
ここで大きく状況が変わりました。
最初の数名は、比較的淡々と「何が学びになったか」ということを話していました。もちろんそれもかなり本音をさらけ出していたと思います。が、途中でさらなる一歩を踏み込んだ参加者がいました。
その方は、生い立ちから話をはじめます。その上で、なぜ自分がセールスライターを目指したのか。なぜこの場所にいるのか。これからどうしたいのかをありありと語ってくれました。
この話を聞いて涙を流す人も出てきます。
これがどういうことか?この場所にいる全ての参加者が、「感情に触れる」ことのパワーをまざまざと見せつけられたのです!
この方を境に、残りの人たちは「圧倒的な感情的自己開示」をはじめました。中には、「墓場まで持っていくつもりだったんですけど…」というレベルの秘密を暴露する方もいました。
感情をさらけ出したからこそ、相手も感情を出してくれます。
セールスライターとして、そしてもちろんマーケターとして、見込み客の感情に触れられる以上のリサーチはありません。ここへきて、参加者たちは「マーケティングの極意」の一端に触れられたのです。
3日目はこの後、宿題になっていたマーケティングプロセスの検討に入りました。
ですが、私があなたに伝えたいのはそこではありません。それまでの流れにあった、「マーケターの極意は感情である」ということを、ぜひ理解してもらえれば、と思います。
4日目:いよいよマーケティングプロセスの実践へ
前日、宿題は出ませんでした。その上で午前中が「OFF」ということになりました。3日目までで睡眠不足気味だった参加者たちは歓喜(笑)みんな金沢観光したんですかねえ。私は寝てましたけど…
この日、ガラガラの声でやってきた楠瀬さん。なんかもう、昨日まででエネルギーを出し尽くした感がありますね。
そんなガラガラ声の楠瀬さんとともに、今日は具体的な「マーケティング・プロセス」の話に入っていきます。中でも、プロセスを始めるための「オプトイン」のところについてもっとも気合を入れて学びました。
いわゆる「プロダクトローンチ」と言ってもいいかもしれません。ですが、そこまで大掛かりな内容ではありません。
3日目までで、楠瀬さんは参加者が「ペルソナで絞る」というマーケティングのスキルがまだまだないと判断したようです。そこで、「欲求で絞る」というアプローチに切り替えました。要は、ペルソナをさらに小さく切り分けてみるということです。
その1つ1つの欲求に対して、それぞれ1つずつマーケティングプロセスを構築していく。そういう練習に入りました。
この日はいわば、ひたすらに「スキルやテクニック」の話です。
- ローンチの期間はどうするのか
- オプトインセールスレターの作り方
- ウェブにおけるプロダクトローンチの利点
- 「プリローンチコンテンツ」の動画作成方法
- 活用するべき心理トリガー
- ステップメールや動画コンテンツで使える「PSパス」
などなど…
いよいよウェブマーケティングや!と思いきや…
この日出された宿題は、結局「ヘッドライン100個書け」だったんですけどね。
5日目:ヘッドラインを100個書いたことありますか?
ここまでの宿題は、私は割とすんなりできました。しかし、「ヘッドライン100個」は流石にやったことがありませんでした。数十個までならありますが…
私のやり方はこうです。まずペルソナが抱えているであろう悩みや不安を100個書き出します。それら1つ1つに対して、「○○する方法」というスワイプで言葉を選びながら書き出していきます。
悩みがかぶっていて実は100個なかったりもしました。また、1つの不安から数通りのヘッドラインが考え出せることもありました。
悩みを書き出し終わったのが深夜1時頃。さすがに脳がこれ以上動かないと思い、寝て起きて会場にいってから2時間かけてヘッドラインを100個。こんな感じでやりました。
最終日、ひとしきり感情的なシェアが終わった後、輪になってそれぞれが考えてきたヘッドラインを評価し合います。具体的に、評価者はペルソナの感情を自分にインストールし、ペルソナになったつもりで読み上げられたヘッドラインを聞きます。
それで心が動いたら挙手、動かなければスルー。
やってみると分かるのですが、「自分ではめっちゃ自信があるヘッドライン」がスベり、何の気なしに適当に書いたヘッドラインに手がたくさん挙がったりしました。衝撃的な事実です。
ここまでやって、最後に楠瀬さんがまとめを話して終了です。
なんと5日ではおさまりきらなかった。追加合宿の予告が!
実は、まだこの合宿は終わらないのです。
なんと、第2回合宿が予告されました。日程は7月29〜30日(土日)。場所は再び同じ金沢です。
正直、5日間だけじゃ足りなかったという感じもします。マーケターになるというのは、それだけ長い道のりが必要なことです。もちろん、あと1回やれば十分という話でもありません。
ただ、「まだまだ付き合ってやろう」という楠瀬さんの気持ちから出てきた追加合宿だというのは分かりました。
初公開!第2回の開催を予告します
この場を使って、第2回合宿を予告させていただきます。現時点で、まだ他のどこにも告知していない内容です。
■日程
7/29(土)〜7/30(日) 1泊2日(ただし宿はご自身でご用意ください)
+
8/14(月)〜8/16(水) 2泊3日(宿はあります)
■場所
石川県金沢市(金沢駅集合)
■参加費
¥300000(税込)
第2回の参加者には、まず第1回参加者の追加合宿にも参加していただきます。一足早くマーケター合宿を終えた人たちがどう成長しているのか、そのシェアを通じて学んでいただきます。
それからいくつかの課題をこなしてもらった上で、更にもう一度金沢に集合して合宿を行います。
マーケターになるというのはどうしても時間のかかることです。1回学んだからといってできることではありません。間をしっかり空けることで、よりマインドが定着し、深い学習ができるようにしました。
もし参加を希望される方がいたら、今のうちに以下のページから登録しておいてください。正式に募集が始まったら、一般募集より先に優先案内します。ちなみに前回は3日間で10名全部埋まってしまいました。
一人でも多くのマーケターが活躍できるよう、一緒に頑張っていきましょう。
※以上はすべて予定です。今後変更がある可能性があります。お申込時に改めてご確認ください。
※以下に登録されたからと言って、参加する義務があるわけではありません。
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