セールスライターの仕事の特徴の一つに「とにかく手探りでやってみる」といったことがあります。
特にWEBで仕事をしていると情報が日々変化していきますので、新しいものが登場する度に、うまくいく保障がなくても試していくことが求められます。また、完璧にできるようになってからではスピードも落ちてしまうといった理由もあります。
もしかしたら、あなたもセールスライターとして「できるかわからないけれど仕事を受けた→急いでスキルを追いつかせる」といったことをしたことがあるかもしれません。
私も現在、新しいことに対して手探りで取り組んでいます。今回はその体験から気づいたことを記事にしてみます。
2019年は対策必須のGoogle for jobsに備える
最近、求人業界で話題となっているのがGoogle for jobsが1月中に日本で実装される、といった発表があったことが2018年12月28日の日経新聞に載ったことです。
2018年の11月からテスト実装が行われ、人によってはすでにこの機能がすでに実装されています。残念ながら私は選ばれなかったので表示されなかったのですが、1月に入って毎日スマホで実装されたかどうかを確かめています。
Google for jobsとは、Google検索で特定のキーワード(「東京 営業 求人」など)を入力した時に、求人案件に関する情報だけを優先的に上位表示するといった機能です。また、アカウント毎にユーザーの関心が強そうな案件をオススメ表示する機能もあります。
現状、求人サイトを作ったとしても検索で上位表示されることは滅多にないので、広告をかけることが必須ですが、Google for jobsがうまく機能すれば、広告をかけなくても求人サイトを上位表示してそこからアクセスを集めることができます。なので、その対策は絶対必要になってきます。
ということで、早速今動かしている求人サイトをGoogle for jobsで表示されるように設定してみることにしました。
もし、皆さんがこれまでにやったことないことに初めて取り組むとしたら、どんなことから始めますか?普通は本を読む、セミナーに出る、直接レクチャーを受けるなどを試すでしょう。私もそうしたかったのですが、今回のケースはまだ情報が十分ではなくノウハウが出回っていません。日経新聞で発表があったとはいえ、まだ日本で本格的に実装されていないので仕方ないことなのですが…
こうなると頼りになるのはWEB上のコンテンツです。ネット広告を運用している時も感じるのですが、やはり最新の情報を得たいなら本よりもWebサイトの方が優秀です。1年もあればだいぶノウハウも変わってしまいますので、WEB施策に関する情報を得る場合、ネットの情報を活用します。
今回のGoogle for jobsで求人サイトを表示させる方法もWEB上にコンテンツが載っていたのでそれを頼りにやることにしました。
ただ、元々WEBに詳しいわけでもなくプログラミングに精通していない私としては、苦戦を強いられることになります。特に、WEBコンテンツは最新情報が手に入るものの、本当に正しいかどうかがわからないのでコンテンツによって微妙に書いていることが異なります。
とはいっても情報が手に入るだけありがたいので手探りでやっていき、見つけた情報がコチラ↓
求人情報に構造化データをマークアップする
???
早速意味がわかりません!
構造化データって何?
マークアップって何?
結局どんな作業をすれば良いの?
と、いきなりよくわからない情報に翻弄されながら色々調べてみるとどうやら、
サイトの求人情報が乗ったページに特定のhtml(Webサイトを構成する際に用いる言語)のコード(<script>~</script>みたいなやつ)を追加すれば良いということが判明しました。
そして、とりあえず、これかな~と思う方法で作業をしてみて、なんとか形にはできました。(果たして表示されるのか!?絶賛今待機中です)
セールスライターなら苦労体験もコンテンツの素材にできる
こういった話を聞くと「大変だなぁ」と感じるかもしれませんが、個人的には非常に良い時間だと感じています。なぜなら
コンテンツ化する際の素材となる顧客体験ができる
からです。作業しながら自分がどこがわかりづらかったのか、どういった情報が欲しかったのかをしっかり内省することで、今まだ世の中にないコンテンツを作ることができます。
一見遠回りに思える体験もセールスライターなら「ユーザーエクスペリエンス」に昇格させることができるので、改めて全てのことがなんらかの成果物になる仕事なんだなと感じます。
もし、あなたも何らかのコンテンツ作成をする際は「すでにネットに情報出てるな~」と思っても実際にやってみることで新たな発見があるはずです。参考にしてみてください。
追記
むしろ実際にやってみないと、こんなことも…