From:脇田優美子
発展途上のセールスライターにとっての楽しみといえば、それはズバリ、伸びしろが大きいことでしょう。
伸びしろという言葉は、若い方々に使われることの多い気がしますが、自分自身に当てはめてみると、何だかそれだけでフレッシュな気分になれます。
私の年齢では、趣味や好きなことに時間を投じて楽しむという生き方もありますが、そして実際にそのように生きている友人知人もいますが、今の私はより刺激的なセールスライターとしての怒涛の毎日を選択しています。
セールスライターという日常を通して、今年に入ってからしばらく意識して動いてきたことがあります。
背伸びする
コンフォートゾーンから出続けることを常に忘れないように、日々の小さなことでも、楽な道と困難な道があれば、困難な方を選ぶようにしています。
そのような毎日のこと以外に具体的にやってみているのが、視座の高い人の観ているものを自分も観る、ということです。
自分の身の丈に合う(と思われる)ことをしっかりやって、着実に進んでいくという生き方には価値がありますし、もともとの自分はどちらかといえばそういう堅実に寄った体質だと思います。
しかしながらそれだけでは成長のスピードは緩やかでしょう。何らかのアクセルを踏んで加速することを自分なりに試しています。
きっかけは、クライアントさんの方針に伴っての気づきです。
詳しいことは書けないのですが、クライアントさんの目指す場所が、ふだんの自分のままだと関わりをあまり持てない環境だったのです。
セールスライターであれば、どのような商品・サービスであっても、リサーチしてきちっと対応していくべきなのはもちろんです。が、それだけでは足りないだろうと思っています。
何が?と言えば、人間力のようなものです。
情報や知識がそろえば、通り一遍のセールスレターは書けるのかもしれませんが、実感が伴わないものができてしまいそうです。
感情ということに軸を置いてアプローチしようにも、自分が接したことのない世界をその方以上に感じ取り、その方になり代わるほどの意識に至るのは、高度な感受性が開花した一流の人の境地でしょう。
ひとつひとつの境遇や職業などを個別にすべて体験していくことは現実的ではありませんが、修行中の自分としては、良い機会に伸びしろを使おうと考えました。
接触を増やす
できるところからですが、まず、そういう方々のインタビューを読み漁り続けています。これは探せばいくらでもありますので大量にインプットできます。
これをリサーチとして集中して行うだけでなく、日常的に習慣のようにしています。
それから、そのような方々が読むであろう読み物を読み続けます。
また、そのような方々が現れる場所に時間その他をやりくりして行ってみます。(現状では、社会的立場の違いで、なかなか機会そのものが得にくいのが難点です。ここは課題です。)
それなりに経費もかかりますが、自己投資と思っているので、オシャレなどにお金を使うより楽しいです。
日常的に少しでも意識して動いてみて、最近は楽しいと感じること増えています。
符号に気づく
一流と言われる方々の発信に大量に触れているとなんとも不思議なのは、立場のまるで違うように見える方々が、しばしば同じ意味のことをおっしゃっていることに気づくことです。
世の中を見通す、というのか、何がどう動いていくのかを先読みすることについて、リーダーと呼ばれる方々の注視しているものは見事に一致しています。
俯瞰する力や、核心のとらえ方にぴったり共通するものがあり、自分もそこに触れる時、身体の中の血が沸き立つのを感じます。
半年くらいそんな過ごし方をしているうちに、クライアントさんの新しいセールスレターを書く機会がありました。
私にとって難易度が高く感じるテーマでしたが、ここでもちょっとしたことが起こりました。
ライティングの材料を集め、ひとつの軸のもとに文脈を貫こうとするのですが、核となるところがなかなか言語化に至りません。当初、いわゆるストーリーボードのそこだけが、明確で的を射た表現にたどり着けなかったのです。
リサーチを続け、大学ノートに20ページ以上あれこれ書いてみたところで、スッと私の手元にそれがやってきてくれました。
ちょうど新しく届いたばかりの書物の中の数ページに、自分の探していたことのヒントがありました。その本も、より高い視座を得ようと選んだものでした。
これまでの自分では触れていたとしても見逃していたようなことを、少し拾えてきたのかもしれません。
必死にやっている目の前の苦しさの先に、少しの喜びを感じる瞬間があります。そのような一瞬には自分を肯定的に受け止め、そして再び上り坂を進みます。
セールスライターとして歩むからには、伸びしろを広げて楽しんでいくつもりです。
PS
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