From:小野裕史
スポーツの秋。
セールスライターになってからというもの、
体を動かす機会が劇的に減っている今日この頃です。
ひらすらパソコンに向き合いながら、
やれ、
リサーチだ
ライティングだ
編集だ
そんな生活を毎日していれば
当然、体を動かす機会は限られてくる訳です。
さらに土日も関係なく作業をしています。
速習ワークに変わった月一講座に出たり、
他にも講座やセミナーに参加したりと、
家族サービスも疎かになっていく訳です。
そんな日頃の運動不足と家族サービス不足に
気付いた先日のこと。
両方の悩みを一度に解消できる
素敵なイベントに参加してきました。
それが何かというと、
子供も大人も参加自由のスポーツフェスティバル。
子供の通う小学校が会場となって行われる
自治体主催のイベントです。
しかも!
何とこのイベント、参加する種目ごとに
お菓子がもらえるのです。
そのため自主参加にも関わらず
結構な人が集まっていました。
子供にとって「お菓子」というワードは
集客力として強力なものがありますよね。
さらに、参加費無料で
・食べ物(焼きそば)
・飲み物(お好きなソフトドリンク)
・参加賞(?)
がもらえる!
そんな子供と一緒に参加して楽しみながら、
お昼ご飯とお土産までもらえてしまう地域イベント。
お父さん・お母さんも結構な参加率です。
自治体の企画力と集客力、恐るべしです。
このフェスティバルの良いなと感じた点、
それは上記の他にも、
・体を動かしたい小学生や大人
・小さい子供やお年寄り
それぞれ参加できるように配慮されているところ。
そのため嫁と長女は、障害物競争や綱引きなど
小学生以上が参加できる種目に向かいます。
「出来ない」を知る重要性
一方、私と次女と三女は
小さい子供やお年寄りが参加できる体育館へ。
体育館では
・魚釣り
・ストラックアウト
・体力測定
3つとも参加するごとに
それぞれお菓子がもらえます。
紙製の魚を釣りあげる魚釣り、
約1メートルの距離からマトへ投げる
ストラックアウト。
ちびっ子用種目の両方を終えて
無事にそれぞれのお菓子をゲットした我々一行。
いよいよ個人的メインの体力測定です。
このフェスに参加した密かな私の目的。
それは小さい時から運動神経だけは
自信を持っているんです。
それを体力測定という場を借りて
嫁と子供に
「お父さんってすごいんだね」
この一言を言ってもらう為だけに
参加しています。
もう家族サービス何のそのです。
結果として家族サービスになっていれば
もはや問題なしです。
さっそく3人分の受付を済ませて開始!
と思いきや予想外の展開が発生します。
それが何か?というと、、、
次女 → やる気ゼロ
三女 → 理解度ゼロ
もはや次女にいたっては、
「何でそんなことまでしてお菓子を
もらわなきゃいけないんだ」
そんな心の声までにじみ出ちゃっています。
2歳になったばかりの三女は、
これからやることに「???」しか頭の周りに
出ていません……。
挙げ句の果てには、
体力測定のために抱っこを
下ろしたら泣く始末……。
仕方なく、次女のやる気を促しながら、
三女を抱っこして開始することにしました。
まず最初の項目は「握力」。
右手には計測器、左手には三女を持っています。
わたくし、実は握力にはちょっと自信があります。
「ヌォォーっ」と雄叫びを上げたかどうかは
さておき、右手の握力計測が気になります。
ちなみにゴリラの握力は400kg〜500kg。
さらに人の握力のギネス記録は
192kgと言われています。
結果
わたくし自慢の右手の握力は
「40kg」
はい、見間違いではありません。40kgです。
ゴリラの1/10以下です。
しかも左は38kg。
「こんなはずじゃ……」
そんな嫌な気配を感じながらも、
・反復横とび
・前屈
・立ち幅跳び
・腹筋
など次々とこなしていきます。
そして種目が進むにつれて、
自分の自信も次々と失われていきます。
もはや見たくもない、
最後の結果発表。
今回の結果
体力年齢は最低ランクの74歳。
「お父さん、すごいね」
そう言わせるつもりが
「お父さん、ある意味すごいね」
と嫁から言われる始末です。
イメージ通りにならない、たった1つの単純な理由
でもなぜこのような結果になったのでしょうか。
小中高と運動神経だけには
自信を持っていました。
高校の時には握力も55kgほどありました。
他が悪くても、体育だけは「5」を取る。
そんな少年時代を送っていました。
でも、自分自身思い当たることもあります。
それが何か?
答えは一つです。
だって普段から動いてないですもん。
そりゃ動けませんって。
でもこれって運動だけの話ではないですよね。
ライティングも全く一緒。
普段動いていない人が、
好成績を狙っても、うまくいくはずもありません。
同じように普段書いていない人が、
いざ書こうと思っていても、書けませんよね。
ライティングは筋トレと一緒。
そのように例えられることがあります。
どういうことかというと、地道に書き続けなければ
できるようにならないということ。
反対に書き続けていけば、
それが血となり肉となることも意味しています。
しかしライティングと運動では違う面もあります。
ライティングは運動ほど生まれ持った
才能に影響されないですよね。
普段どれだけ書いているかどうか。
たったそれだけです。
「でも、何を書いたら良いか分からない」
そのように感じている方は、
こちらに参加してみてはいかがでしょうか。
ここのコミュニティでは、
毎週末にスワイプの写経をみんなでしているようですよ。
PS
当初こそ家族サービスのつもりで
参加したフェスティバル。
フェスティバル開始から1時間後
個人的メインの体力測定が終了した後は、
子供を嫁に預けて仕事に戻りました。
両肩を落としながら帰路に向かったのは
いうまでもありません。