From 古川馨
コロナで経営危機に陥ったお店。
それを救ったのは、、、既存客でした。
多くの人が少なからず影響を受けているコロナ。
僕の先輩が経営する眼鏡屋も経営の危機にありました。
先輩のお店はある商業ビルのテナントとして
営業していたのですが、そのビル自体が
緊急事態宣言や蔓延防止のため休館。
そのため、店ごとの対策の有無に関わらず
営業ができなくなってしまったのです。
テナントではなく、路面店であれば、
まだ営業の余地はありました。
しかし、テナントの場合、ビル自体が
休館してしまっては何もできません。
その先輩は途方に暮れてしまいました。
個人経営のため営業ができなければ
食べていけません。
しかし、営業ができない以上
どうにもできない、、、。
ネット販売もしていないので
売上を作る方法がありません。
どうすればいいのか、、、、。
そこで、先輩が思いついたのは
まず既存のお客さんに連絡を取る方法でした
お店がやっていない以上
新規の集客はできない。
ただ、幸いなことに眼鏡は
販売時にカルテを残すため
住所や電話番号など
お客さんと連絡する手段があります。
これを使わない手はない。
そこで彼が行ったのは、
既存客にあることをお願いしたんです。
今後、メガネを買う予定のある人に
先にお金を払って欲しいと
どういうことか?
3年間有効のプレミアム付き
お買い物券を販売したんです。
具体的には5万円で7万円分の
メガネが購入できる券でした。
それをメールやDM、ブログなどで告知しました。
すると、常連さんなどから
「心配してたんだよ。協力するよ」
と続々と購入の連絡が。
お買い物券が1枚、また1枚と売れていきます。
連絡を入れてから数日で20枚ほどが売れ
店舗自体は営業できていないにも関わらず
100万円以上の売り上げを
確保することができたのです。
既存客に連絡したことが功を奏し
コロナ禍でも店を畳まずに済みました。
既存客との信頼関係が築けていたからこそ
お買い物券も飛ぶように売れていったのです。
もともと先輩のお店は
定期的なイベントを開催したり、
お客さんと仕入れ会に行ったり
食事会や旅行イベントなど
お客さんとの交流を密にしていました。
そのことが、ピンチのお店を
救うことになったのでしょう。
新規客を集めるのは重要です。
でもそれと同時に忘れて欲しくないのが
既存客との関係性の構築です。
既存客との信頼構築の手段は、
ニュースレターでもいいし、メルマガでも構いません。
定期的に接触することで
親近感が湧いてきます。
リアルでは難しいかもしれませんが、
相談会やセミナーなど
オンラインでイベントを定期開催して
お客さんと交流するのもいいでしょう。
彼らとの信頼関係が高まれば
お店がピンチになった時に
きっと助けてくれる救世主と
なってくれるはずですよ。
Ps.
今日のメルマガでは既存客って大事だよってことを
お伝えしたのですが、新規集客も、もちろん重要です。
既存客だけでも、新規だけでもだめ
どっちかだけでなく、両方やっていかないといけないですよね。
そこで、今後、新規集客に困らなくなる方法があるっていったら
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