2017/10/06

セールスライターの仕事はどこに転がってる?

この質問をすると、
ベテランセールスライターほどこう答えますよね。

「セールスライターの仕事なんて、どこにでも転がっているよ」

正直、「ホントか?」って思いません?
「いやいや…、じゃあなんで自分にはその仕事のうちの1つでも、2つでも、舞い込んでこないの?」って思いませんか。

私は正直、思っていました。

そう言えるのは
「一定以上のステージに行った人だけなんじゃない?」
「自分とは何か違ったセンスや才能があったからでは?」

そう思っていました。

でもここ最近、痛烈に思っています。

ホントでした。

「セールスライターの仕事は、どこにでも転がって」いました。
(イメージしやすいようにあえて「転がっている」表現をしています。お叱りはご容赦を。一つ一つの仕事に最大限のリスペクトと誠意を持って接するのはセールスライターとしての大前提ですから、どこにでもある大したことないもの、という意図ではありませんからね 汗)

じゃあ、どこに転がってるの?
どうすれば、それらを自分のものとして、セールスライターとしてのキャリアをスタートできるの?という点を今日はあなたにシェアしたいと思います。

どうやら、仕事が転がっている場所に行くには、超えなければいけない厄介な壁がありました。それは、意識しないと絶対に見えない壁で、知らなければ絶対に超えられない壁でした。

セールスライターの仕事が転がっている場所…

もったいぶってもしょうがないので、答えからお伝えしますね。
セールスライターの仕事が転がっている場所とは…

「社長や起業家がいる場所」です。

「何を当たり前のこと言ってんだ?こいつ…」と思うかもしれませんが、セールスライターが仕事を獲得できないのは、「社長や起業家がいる場所」に顔を出さないからです。

以前、たまたま先輩セールスライターとたった2日・3日行動を共にする機会があったのですが、その先輩と同行した先では仕事が溢れていました。たぶん一人では1年たってもやりきれないほどの仕事でした。

その先輩ライターもこう言っていました。

「外に出て行った方がセールスライターは仕事もらえるよ」
「人に会った方が仕事もらえるよ。だから自分は仕事が切れないんだよ。今まで仕事が切れたことないもん」

おっしゃる通りだな、と思いました。
実際にその様子をまざまざと見せつけられたので、反論の余地がありません。

「仕事がない…」というセールスライターさんに朗報です。
あなたの仕事がある場所が明確になりました。
「社長や起業家がいる場所」です。

そこに立ちはだかる、厄介で、大きな、見えない壁

私は幸運にも、その壁を超えたのでよく見えます。
セールスライターが「社長や起業家がいる場所」に行く時には、その壁のせいで強烈なブレーキがかかるのです。

その壁はこんな風に、あなたの頭の中に直接語りかけてきます。

「今は、目の前のライティングをしていた方がいいんじゃない?」
「今は、そんな人に会うべきタイミングじゃないんじゃない?」
「今、その場所に行くにはスキルが十分じゃないんじゃない?」

そう、その壁の正体は「でもコンフォートゾーンから出たくない…!」という本能からのメッセージです。そのメッセージを、理性が翻訳して、上記のようなメッセージに変えて、あなたの頭に直接語りかけてきます。

本当は怖いだけです。
見知らぬ場所に身を置くのが怖い…
恥をかくのが怖い…
実力の及ばない機会に直面するのが怖い…

その恐怖が強烈に、私たちセールスライターの足を、コンフォートゾーンの方向に向けようとします。この恐怖が形を変えて「今は、やるべきことが他にあるのでは?ライティングの勉強もあるし、今は実力を積み重ねる時期じゃない?」と言って言い訳をでっち上げ、あなたの頭を支配しだすのです。

日常生活の場所から、外に一歩も足を踏み出さないから、圧倒的大多数のセールスライターは仕事を獲得できないわけですね。

これが、ここ数週間の私の実体験から得た教訓です

先ほど「私は幸運にも、その壁を超えた」と言いましたが、それはその先輩セールスライターがいたからです。

実際は、その数日前まで、少しですがこの葛藤が私の中に渦巻いていました。
その先輩セールスライターがいなければ、そのコンフォートゾーンを超えることはできなかったでしょう。

目の前にやるべき仕事はたくさんありましたし、スキルアップのために勉強すべき事柄も山積してましたし、コンフォートゾーンにとどまるべき理由だらけでした。

でも実際、コンフォートゾーンを飛び出したら、驚くような話をどんどん耳にすることができました。「あぁ〜、たしかにこれやってれば仕事切れることないな」という確信を得ました。

これはその体験からの教訓ですが…

本能に騙されてはいけません。

本能は常に、あなたをコンフォートゾーンの中に縛りつけようとしてきます。
そこから一歩踏み出して、「社長や起業家がいる場所」に出て行く勇気を持ってください。それだけでいいです。セールスライターの仕事を必要としている社長は、本当に山ほどいます。

信じられないくらいたくさんいますよ。本当に。

あとは、勇気を振り絞るだけです。
勇気を振り絞りましょう。あなたが歩み始めようとしている道の先には本当に素晴らしい世界が広がっています。

必要なのは、勇気を出して、外に出るだけです。

スキルなんて後からいくらでも追いつかせることができます。成果が出なくても、相手に最大限誠実に向き合っていれば罵声を浴びせられることもありません。
「あなたの一歩」を、あなたが想像している以上の、たくさんの人々が待っています。(顕在化していないだけで、潜在的には誇張じゃなく、本当に待っています)

あなたが「日常生活(コンフォートゾーン)」から一歩踏み出せますように。
あなたの一歩を(社会全体が)待っています。あなたの勇気を信じています。

もし、あなたが一歩を踏み出せて、セールスライターとしてのキャリアをスタートさせたなら…一緒にお仕事しましょうね。楽しみにしています。

P.S. 一歩を踏み出す時に、私たちセールスライターが忘れてはいけない視点を思い出させてくれる記事がこちら。

コメント

  1. まつもと より:

    「社長や起業家がいる場所」とは、具体的にどこでしょう?
    交流会や、セミナーのことでしょうか?
    あるいは、会社や事務所への訪問ということでしょうか?

    「あとは自分で考えろ!」と言われるかもしれませんが、差し支えない範囲でヒントだけでもいただければありがたいです。

    1. 甲斐 慶彦 より:

      まつもとさん
      コメントありがとうございます。
      おっしゃる通り、交流会やセミナー、商工会議所や経営者が集まるコミュニティです。経営者は経営者で独自の人脈を築いています。その方に見返りを求めず尽くしていたら、自然と紹介やお誘いがくるかもしれません。全ては経験だと思って、見返りを求めず相手に価値を届けること、誘われたら思い切って飛び込んでみることをお勧めします。参考になれば幸いです。

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