
こんにちは。
株式会社バリューイノベーションジャパンのリサーチャーXです。
今回の推し本はコチラです!
■ なめてくるバカを黙らせる技術
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2026年、一発目はちょっと趣向を変えた本をご紹介します。タイトルからしてインパクト抜群で、ちょっとおだやかじゃないですが、思わずタイトル買いをしてしまいました。
私自身、これまで、「なめられること」や「マウントを取られること」をそこまで大きな問題と捉えていませんでした。「まあ、いいか」「言わせておけばいい」と、スルーするのが得策だと信じていたからです。時間も気力も削りたくないし、無駄な争いに巻き込まれたくもない。
ところが本書は、その“放置”をするどく突いてきます。
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第1章 なめられる人の実態
なめられると失う5つのもの
1 時間
2 お金
3 自尊心
4 権威性
5 人脈
引用「なめてくるバカを黙らせる技術」p.17
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「え、こんなにも失うものがあるの!?」と目からウロコがぼろぼろ落ちたのはいうまでもありません。
なかでも「時間」と「自尊心」は、心当たりがあります。たとえば、「時間」。わかりやすいのが、“遅刻” ですね。待ち合わせ、打ち合わせ、予約時間…相手を大切に思っていたり、重要視していれば、自然と時間に対してシビアになりますよね。
でも、相手を「なめて」いたら「まあ、いいか」「ちょっとくらい」と軽く扱い、「時間」を奪う。「そうか、これはなめられて“失っていたもの” だったのか…」と改めて再認識です。
ちなみに弊社のM川社長は、遅刻に対してめちゃめちゃ厳しく、1秒でも遅れようものなら「はい、今日は終わり」となります。(冗談ではなく、ガチで)
そしてもうひとつは、「自尊心」。あからさまな態度でなくとも、なめられて軽んじられ “続ける”と少しずつ、でも、確実に自尊心が削られ、自己評価は下がっていってしまう。
この “徐々に” が厄介なんですよね。あからさまであれば、「何を!」と気づくことができ、反発もできそうですが、なめられ “続ける”ことでだんだんと侵食されると気づくのが遅れ、気がついたときには「自分はこの程度でいいか」とダダ下がった自己評価だけが残される。いつの間にか自分にはそれが、“当たり前” になっている。
たとえば、本書ではこんな例がでてきます。
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受注する仕事を自由に選べるはずのフリーランスも、安い仕事を受けて続けていると、自分の仕事の価値を安く感じてしまい、高い報酬の仕事を自分から避けるようになってしまうという。
引用「なめてくるバカを黙らせる技術」p.52
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あまりに切実で、他人事じゃない。なめられ続けた結果、自己評価が下がり、自らチャンスを遠ざけてしまっている。悔しくないですか?自己肯定感の低さで案件が取れないことが、もしかしたら、相手になめられ続けたことによるものだったら。
もちろん、この点に対して、「他責思考をするな」というツッコミがあるかもしれません。ですが、この現実が生み出された背景に“なめられ続けたこと” があったら?これは「黙らせ」たいと思ってもいいのではないでしょうか。その連鎖を断ち切ってもいいのではないでしょうか。
…ちょっと、ヒートアップしてしまいましたが、冒頭の私のように「まあ、いいか」「言わせておけばいい」と流していた方一読の価値アリです。
といいますか、むしろそういう方にこそ読んでほしいです。なぜなら、この本の後半では「なめてくるバカへの反撃」として「反撃の作法(2) 損失を金額でとらえる」という視点で気づかせてくれているからです。これがめちゃめちゃおもしろい。ワタクシ的にはここが今回の “推し”ポイントのひとつでもあります。
なめられることによる損失を直接的な時間的な損失だったり、ストレスでの精神的損失だったり、先にも書きました機会損失だったり。そういった“目に見えない損失”を「金額」にしてみる。すると、「黙ってる場合じゃない!」と思えてくるのです。もうこれを知ってしまったからには、なめられることに対して軽く「まあ、いいか」とは言えません。
そんな本書。時には過激に展開されるのですが、最後の最後の「おわりに」で、なめられない技術の“本当の意味”にたどりつきます。これがなんとも深く響き、奮い立たされるメッセージなのです。私はこのラストを、閉店間際のコメダ珈琲店で読んでいたのですが、もうですね、涙目でした。(お客さんが少なくてよかった)
「ああ、そうだよな…。『なめられない技術』ってこのためにあるんだよな」本当はここで伝えたいのですが、ぜひあなた自身の手で(目で)このエンディングにたどりついていただきたいと思います。(p.261 必読です!)
もし、あなたがこれまで
・軽んじられても笑ってやり過ごしてきた
・マウントされても「まあいいか」で流してきた
・でもなんだかモヤモヤは残っている…
そんな経験があるなら、ぜひお手にとってみてください。きっと味方になってくれますから。
はい、ということで新年一発目はいつもとは違った角度で推し本を紹介させていただきました。今年も「現場感のある、効く本」をご紹介できればと思いますので本年もどうぞよろしくお願いいたします!


