2024/08/01

価値に恋してるか?

From:宮川徳生

ウチでは隔週で
社内のマーケティング研修を実施している。

ウチの事業ドメインは
どこまでいってもマーケティングのため
社内全体のマーケティングレベルというものは
常に底上げしてかなくてはいけない。

なぜなら、マーケティングが上手になれば
基本どんな商品どんな市場でも
売上を上げることができるからだ。

倒産理由の70%は
販売不振なわけだから
「売る」という能力が
どれだけ重要かは歴然だ。

それに、これは
完全に個人的なエゴだが
森岡さんが言ったセリフを
オレも言いたい。

森岡さんがあるブートキャンプの
オープニングで参加者にこう言った。

「マーケターは結果を出してなんぼ。
 そして、今日は刀の中でも
 1人ですぐにでも10億は余裕で売る
 マーケターだけを連れてきた」


刀とは森岡さんの会社名

僕は、マーケターであり社長である。

森岡さんもそうだ。

こんなセリフが言える
マーケター社長にオレもなりたい。

まぁ、そんなことはどうでもいいとして
先日、いつも通りマーケ研修をしていたわけだが
今年入社したばかりの徳嵩さんが
とても重要なことを言い出したので
その話を今日はあなたにもしたい。

徳嵩さんは今
動画スタジオに所属しており
大企業や官公庁相手に
研修DXというサービスを提供している。

ただ、その中で
徳嵩さんには1つ
悩みがあったようで

「自分たちが何を売ってるのか?
 研修DXとはそもそも何なのか?」

要は、自分たちが売ってる研修DXの価値を
見出せずにいたようだった。

そこで、ウチのボスである
楠瀬に相談をしたようで
楠瀬からこんなことを言われたらしい。

「研修DXってのはプライスイノベーション
 研修をDXすることで研修にかかっている費用を
 10分の1とか100分の1とかにできる。

 それはつまり、研修がもたらす価値を
 10倍100倍にしているのと同じこと。

 それってすごいことだと思わない?」

徳嵩さんはこの言葉で
自分が今何を売ってるのか?

どんな価値を
社会に届けているのか?

このアドバイスで
超絶、腹落ちしたらしい。

その日の徳嵩さんの日報には
こんなことが書かれていた。

===================
<気づき>
日本の研修の価値を10倍にする

これがスタジオが提供しているサービスの正体
ほんの入り口
そうそう、そういうことが知りたかった!
私が選んだ道は、ちゃんと私の夢に通じている
と確認することができた日

ここ数ヶ月感じていた苦しさと
抜け出すために足りないものは
「マーケティング」という武器だった
先日森さんとお話しする中で
なんとなくわかりかけていて
それでも燻っていたモヤモヤが
「ああ、なんだ。なくせる。というか問題ですらなかった」
と確信できた。

問題が消失するという世にも奇妙な体験をした。。。。
早くメルマガ書きたくてたまらない!
(本当は今日書きたかったがfreeeバグってるのか?見積進まず)

楠瀬さんがメンターとかエグゼクティブとかじゃなく
グルである所以を知りました

さー頑張ろう

私は正しい場所にいる。
===================

徳嵩さんは
この時の体験や話を
研修の時にみんなにシェアしてくれた。

この話がなぜ
あなたにとっても
重要なのか?

この話を受けて
僕は研修中に僕なりの言語で
ある1つのことを伝えた。

それは
「みんなは自分が売ってる商品の価値に恋しているか?」

僕はセールスに関わる何かをする時
必ず真っ先にやることがある。

それは、商品に恋することだ。

商品に恋して恋して恋して
こんなに最高の商品は他にない!

なぜみんなこれを買わないんだ?

使わないなんて人生ものすごく損するぞ!

と。

こういう熱量になるまで
商品と向き合うし
そういう商品になるように
商品自体をブラッシュアップする。

オカルトに聞こえるかもしれないが…

商品に本気で恋している人の言葉は
例え最低なセールストークだったとしても
相手に伝わると僕は信じている。

本気の人の言葉は
どんなテクニックやスキルを駆使する人の言葉より
“重い”のだ。

あなたもそんな経験ないかな?

商品の価値に恋していない
保険の営業マンの言葉は
とても軽い。

我々を
金蔓(かねづる)としか考えていないのが
その言葉の軽さから伝わってくる。

だが、商品の価値に恋している人の言葉は違う。

どんな稚拙な言葉だったり
トークの構成がめちゃくちゃでも
心に刺さってくる。

僕はセールスライティングというスキルを
それなりに極めたつもりではいるが
(まだまだ上には上がいるが)
テクニックやスキルよりも
このことの方が遥かに重要だと考えている。

商品の価値に恋していれば
言葉や態度に熱量や本気度が宿る。

商品の価値に恋していれば
誰よりもその商品の良さに気づくことができる。

商品の価値に恋していれば
その商品を売ることにもっともっとしつこくなれる。

商品の価値に恋していれば
それを広めるために執着を持って行動ができる。

商品の価値に恋していれば
自分がやってることへの迷いなど一切なくなる。

商品の価値に恋していれば
その熱が伝播し協力者が勝手に増えていく。

商品の価値に恋していれば
自分のやっていることに本気になれる。

商品の価値に恋している人の言葉は
誰よりも重く
誰よりも説得力があり
誰よりも真実味があり
誰よりも信じてみたくなる何かを
感じさせてくれるものだ。

あなたは
自分の売ってる商品の価値に
恋しているか?

誰がなんと言おうとも
「これしかない!」と確信を持てているか?

もし答えが NOなら…

あなたに足りていないのは
スキルでも知識でもノウハウでも経験でも
実績でもキャリアでも人脈でもお金でも運でもなく…

ただただ
価値に恋するというが
あなたに足りていないことだ。

商品の価値に恋しよう!

そうすれば
あなたの全ては勝手に
変わるから。