From:楠瀬健之
他にはない独自のウリ。
Unique Selling Proposition
略してUSP。
多くの人が
USPをまるで神のように
信奉しています。
確かに、
『他にはない独自のウリ』が
本当にあれば差別化できて
簡単に商品を売っていくことができるでしょう。
USPの代表例として
ドミノピザの
「30分で熱々のピザが
届かなければタダ」
こんなのがありますね。
でも、このUSPは
ライバル会社に速攻で真似されて
USPとしての機能を失いました。
最近では
『一枚買ったら一枚タダ』
こうしたUSPを打ち出しましたが
これも速攻で真似されて
どこのピザ屋でもやっています。
つまり、情報が光の速さで広まり
誰でも取得できる現代社会において
USPはすぐに真似されてしまい
すぐに使い物にならなくなってしまうのです。
でも、絶対に真似のされない
USPというのも存在します。
それが…
『あなた』です。
売り手である『あなた』というUSPを
競合は絶対に真似することができません。
例えばIPhone。
信者と言われる顧客がたくさんいて
アップル商品の良さを広める伝道者と言われるファンが
たくさんいます。
スマホ自体は
色々なメーカーが
たくさんの種類のスマホを出しているのに
アップル信者はアップル商品だけを
買い続けます。
どんな画期的な商品やサービスも
必ずコモディディ化します。
スマホが登場した時
スマホを最初に販売した会社は
スマホというUSPを手に入れました。
当然大ヒットしたわけですが…
でも、ライバル会社が
次々にスマホを販売し
どのメーカーのスマホも
普通の人からしたら違いなんてわかりません。
でも、アップルには
スティーブ・ジョブズという
最大のUSPがありました。
つまり、アップルの熱狂的なファンは
ジョブズが売っているからIPhoneを
買い続けてるのです。
(正確には日本のマーケットは
みんなが買っているものを買うという
大衆心理が働いたのも大きいのですが)
競合は絶対にジョブズという
USPを真似することはできません。
そして、あなたのビジネスでも
『あなた』をUSPにして
熱狂的なファンを生み出すことができるのです。
そのためには何をすればいいのか?
USPの目的は
『差別化』です。
商品自体、サービス自体のUSPは
すぐに真似されてしまいます。
苦労して作ったUSPも
売ったら最後。
競合に丸見えですから
すぐにパクられておしまいです。
みんな同じものを売っていて
みんな同じUSPを言っている。
これが現代社会で起きている現実です。
だからこそ
あなたのビジネスに
『あなた』というUSPが必要なのです。
今日の動画では
『あなた』をUSPにする方法を全て話しています。