From:宮川徳生
行動できる人と
行動できない人の違いは何か?
この問いに
僕自身ずっと頭を悩ませているし
きっとあなた自身も
長年悩ましている問いでもあるだろう。
「なぜ、行動できないのか?」
今日はその究極の問いに対する
僕なりの答えをシェアしようと思う。
もし、あなたが今
行動できない悩みを持っているなら
きっと今日の話は役に立つと思う。
行動できない人には
2つのパターンがある
僕自身の経験や
多くの方のサポートをしてきて思ったのは
行動できない時は大体2つのパターンに分かれる。
1つ目のパターンは
実行レベルまで落とし込んでいない事。
ビジネスをしていると
常に問題解決や目標達成のために
色々と考える。
・どうすれば売上が上がるか?
・そのためにインスタをやってみよう
とか…
・社員が集まらない…
・採用サイトを作ってみよう
とか…
こんな感じに
どうするかを常に考えるはずだ。
しかし、そうやって考えられる
アイデアや取り組みのほとんどは
実行されることはない。
なぜなら
実行レベルまで落とし込まれていないから。
実際、こうしたアイデアや取り組みなんかは
誰だって思いつくし考えられる。
そして、誰しもが
いいアイデアの1つや2つは持っている。
だが、いいアイデアを持ちつつも
それが実行されることはない。
普通に考えたら
自分自身で持ってるアイデアは
実行がしやすいし進んでやりたがるものでもある。
しかし、考えついただけで終わってしまい
実行しないのだろうか?
実行するタイプの人からすると
これは本当に意味がわからない。
「なんで、やらないの?」
考えるだけ考えて
何も実行されないのを見てると
ついついこんな言葉を言いたくなる。
「お前、やる気がないのか?」
とも思ってしまう。
「失敗するのが怖くて
ブレーキがかかってるのか?」
とも思う。
しかし、この本当の答えは
これらのことではない。
自分で考えるし
自分でアイデアを思いつきもする。
なのに実行しない人はただ単に
「アイデアが実行レベルまで
具体的に落とし込まれていない」
だけだったりする。
売上上げるためにインスタやろう!
ではなく
・売上上げるためにインスタやろう!
・そもそもやり方がわからないから
詳しい人を探して教えてもらおう
・それをいつまでにやろう
みたいな感じまで落とし込めば
具体的にどんな行動をすればいいかがわかるので
実行される確率は極端に上がっていく。
インスタをやろう!
これはただのお気持ち表明であり
行動計画ではないってこと。
これが
行動できない人の1つ目のパターンだ。
だが、問題なのは
2つ目のパターン。
2つ目のパターンで
行動できない人は
本当に厄介なことになる。
行動できない人の
2つ目のパターン
“情熱がない”
具体的な行動計画まで落とし込んでも
行動できない人が結構いる。
普通なら行動計画まで落とし込めば
あとはそれを機械的にこなすだけなので
行動はできるはず。
しかし、なぜ
それができないのかというと
ある本を読んでる時にその答えを見つけることができた。
その本は名著と名高い
ビジョナリー・カンパニー2だ。
この本を最初に読んだのは
もう7年くらい前になる。
当時の僕はなんとなく
個人ではお金を稼げるようになったので
仕事に対するモチベーションが
極端に下がってしまったのだ。
正直
腐っていた。
会社をこうしようと考えても
それをやることなく毎日が過ぎる。
そんな自分が嫌でしょうがなかった。
「なぜ、行動できないのか?」
そんな時
出会ったのがビジョナリー・カンパニー2だった。
そして、その本い書いてある一節が
僕に行動できない理由を教えてくれた。
そして、変わることができた。
何が書いてあったか?
そのまま引用する。
本当に重要な点は
なぜ偉大さを追求するのかではない。
何故この仕事なら
偉大さを追求せずにいられなくなるのかである。
そこそこの成功で十分ではないのか
と問わなければならないのであれば
おそらく仕事の選択を間違えている。
この一節を読んだ時
全てを悟ることができた。
当時の仕事に対して僕は
「頑張らなくちゃ、頑張らなくちゃ」
「もっとやらなくちゃ、もっとやらなくちゃ」
と思っていた。
でも、それがそもそも違っただ。
頑張らなくちゃ、とか
もっとやらなくちゃ、とか
あれをしなくちゃ、とか
これもやらなきゃ、とか
そんなことを言ってる時点で
ダメだったのだ。
なぜか?
僕はギター小僧だった時のことを思い出した。
13歳の時にXのhideを知ってから
将来の夢はギターヒーローになることだった。
そのために
まだ中学生だったが
生活のほとんどをギターに捧げた。
毎日6時間必ず練習した。
というか
6時間練習しても
練習し足りなかった。
学校にギターを持っていき
授業の合間の5分を練習の時間に充てた。
修学旅行にもギターを持っていき
観光を仮病で休み部屋でギターを弾こうとした。
(先生に怒られてそれはできなかった)
夜中までギターを弾くので
姉にめっちゃキレられたりした。
結果、高校生の頃には
コンテストに出ればほぼ必ず
ベストギタリスト賞を受賞するまでになれた。
人にこの話をすると
「よくそんなできるね?」と言われるが
自分からすると「頑張ってる」感覚がない。
なぜなら
ギターヒーローになりたかったらだ。
そこに対して情熱だらけだったので
そのための訓練は何1つ苦ではなかった。
つまり、僕にとってギターは
偉大さを追求せずにはいられないことだっただけの話だったのだ。
だが、大人になり
自分でビジネスを始め
そのビジネスに対して行動ができないのは
そのビジネスに対して自分自身が
偉大さを追求せずにはいられないこと
ではなかったからだ。
だから、僕は
偉大さを追求できる場所として
今の会社の社長という道を選んだ。
だから、もしあなたが
行動できないというのなら…
僕から伝えたいことは
そのビジネスの選択自体を
あなたは間違えてるかもしれない。
ということだ。
本気で
あなたがそのビジネスで成功したのであれば
そのビジネスで成功するためのことを
追求せずにはいられないはずである。
でも、もしそうでないのなら
腐っていた時の僕と同じなのかもしれない。
あなたが偉大さを追求せずにはいられないことはなんだろうか?
行動できない本当の原因は
これなんだと僕は思う。
あなたはどう思うだろうか。