2023/12/30

[2024年はもう始まっている]業界横断・トレンドを押さえる

こんにちは!
クスノセ・アンド・カンパニー株式会社
リサーチャーXです。

いよいよ2023年も
残り48時間をきりましたね。

年末になると

「2024年はどうしていこうかな?」

と来年に向けていろいろと
ビジネスの展開に思いを巡らして
いらっしゃることかと思います。

そこで!

今日は今年の最後を締めくくり、
そして、来年に向けてのスタートダッシュの一助となる
こちらの本をご紹介します!

こちらです!
 ↓

A.T. カーニー 業界別 経営アジェンダ 2024
https://amzn.to/3RZII7l

こちらの本では以下の14の産業
1. 通信
2. 生成AI
3. メディア・コンテンツ
4. 化学
5. 半導体
6. 重機械・産業機械
7. エネルギー
8. ヘルスケア
9. 不動産
10. 観光
11. FMCG
12. アパレル・ラグジュアリー
13. 小売
14. 銀行
に加え、M&Aや起業価値創出など
7つの業界横断テーマについて、
2024年の経営トレンドがまとめられています。

ひとつひとつがコンパクトにまとめられていて
とても読みやすいのに、
各業界の展望の大枠を知ることができちゃいます。

中でも「小売」のパートは
めちゃくちゃ参考になりました。

自社で店舗展開をしていたり、
クライアントさんにGoogleビジネスプロフィールの
サポートやコンサルをしている方は

ぜひぜひぜひぜひ
この「小売」の章にお目通しいただきたいです。

一部をご紹介しますと、
こちらの本では、
小売が勝ち残るための視点として

—————–

・商品開発・MD
・店舗形態・フォーマット
・地理的拡大
・新ビジネスモデル

出典:A.T. カーニー 業界別 経営アジェンダ 2024
—————–

の4つを挙げていて、
それぞれを分析し傾向を示してくれているんですね。
この “流れ” を意識して
自社やクライアントさんのビジネスに
当てはめてみるといろいろな発想が浮かんできます。

もうここの章を読んだだけでも
この本を買った価値がありました!

こういった業界の展望や傾向の本は、
自社がスモールビジネスだったりすると

「こういったものは大きな会社のお話で
 自分には関係ない」

と思ったりしがちです。

実際、私も個人事業主として
ビジネスに取り組んでいるときは
遠い世界のお話だと思っていました。

ですが!

違いました。

トレンドのチカラだったり、
他業種の傾向や業界全体を貫く流れは
決して無関係ではなく、侮れません。

むしろこの動きを知って
そこに自社のビジネスを添わせることで

流れに棹さすことができ、
余計な回り道や苦労をしなくてよい
ということを思い知らされたのでした。

※ちなみに、
「流れに棹さす」の意味は、
傾向に乗って勢いを増す、
が正しい使い方のようです。

「時流・大勢に逆らう」
は誤用だと今回、知りました。^^;

…話を戻しますと、

ビジネスアイデアを考えたり、
集客戦略をたてる場合、

眼の前の自社事業や競合、
クライアントさんだけを見るよりも

大きな流れのメガトレンドを押さえて、
自社の取り組みをその流れに合わせることで、

カンタンに反応が取れてしまったケースを
何度も見聞きし、また経験しています。

たとえスモールビジネスであっても、
世の中の、業界の大きな流れは
知っておかなくてはいけない。

なぜなら、結果そのほうが
うまくいく可能性が高まるから、です。

我々、ライターやコンサルは
自社はもちろんのこと、
クライアントさんのビジネスを
ギャンブルするわけにはいきません。

ギャンブルにしないために
きっとあなたも日々、
マーケティングの現場で
リサーチや試行錯誤を重ねているはずです。

その一方で、
リサーチの大変さや難しさ、
試行錯誤の怖さだったり、
失敗の辛さ、苦しさも
痛いほど感じていると思います。

それに中小企業やスモールビジネスでは、
予算や人的リソースの問題で
できることに限りがありますよね。

であれば。

業界の先人たちが
いろんなリサーチをして、試行錯誤をし、

多くの失敗や成功を重ねて、
方向性を示してくれているモノがある。

事業規模が違えど、それぞれの現場で
試行錯誤して築き上げてきたモノがある。

その知見を使わない手はないですよね。

もし、なかなか時間的にも、
リソース的にも難しい場合は、
業界やトレンド把握はガッツリでなくても、
かじっておく程度でもOKです。

ちょっとだけアンテナを張って、
ちょっとだけ脳内の引き出しに
すべりこませておくだけでOKです。

それがある日、
パチっとつながり、

「あ!今回のケース、あれがつながりそう!」

ができるようになります。

そして、
トレンドとうまくハマった経験を
一度でもしてしまうと…

もうヤバいです。
進んで大局的な流れを
見ずにはいられなくなります。

普段の業務では、
眼の前のことだったり、
自社やクライアントさんの業界に特化した
事象や事例に集中しがちですが、

年末年始のような長期のお休みで、
しかも取引先さんなどが一斉に
お休みモードになっているときはチャンスです。

静かに(?)落ち着いて
集中する時間が取りやすいので、

こういった他業種のトレンドや
横断的な傾向をつかむのに
時間を当てるのがピッタリであります。

他業種の取り組みは、
背景を置き換えてアレンジすれば
使えたりしますし、

間接競合になる業界は
課題が似ているので、

自社の商品やサービスで提供できる価値や
強みに置き換えて訴求すればいいので、
効率的なネタの宝庫といっても
過言ではありません。

ぜひこのトレンドと他業界の展開把握を
やってみてください。
それも
2024年になってから始めるのではなく、
2023年の今日、今から始めてください!
少しでも早く情報を触れることで、
その後に入ってくる情報の見え方や使い方が
変わってきますから。

 ↓

A.T. カーニー 業界別 経営アジェンダ 2024
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P.S.

今年もおつかれさまでした!

年の瀬のお忙しいところ、
メルマガを読んでいただき、
ありがとうございます。

月並みですが、
良いお年をお迎えください。

来年もよろしくお願いいたします。
m(_ _)m