こんにちは、古川です。

また、今日もAI系の話でいきます。
とにかくAI活用を促進したいって狙いがあったりします。

というのも最近、僕の周りでも、
「なんやかんやAI、まだまだ使えない」
って話が多いわけ。

いやいや、そんなことない!

って僕は思うんですが、
「結局、中途半端な文章しか出てこない」
「微妙な文章が量産されるだけ」

…こういう声、めちゃくちゃ多い。

ぶっちゃけ、使い方悪いだけだかんな…。

と心の中で思っていたりするんですが、
とはいえ、四六時中使っているような
ちょっと頭のおかしいAIフリークでもないと

そこは気付けないよね。。。。って
ことなんですが。(はい、僕です)

結局、AIってプロンプト…
どんな指示を出したか次第なんですよね。

多くの人はAI使う時に
結構ざっくりとした指示しか出していない。

なので、回答もざっくり出てきます。
それこそ、単なる雑談レベルの会話しかできません。

でもこれって、人間も同じですよね?

「どうしたら強くなれますか?」みたいな
雑な質問されたら…

「稽古したらいいんじゃない?」
としか言えない…みたいな。

でも、「打撃力のあるパンチを打つには…?」
みたいに具体性が増したら、

「だったら、手じゃなくて、腰から体重を乗せて…」
みたいなもっと深い話が出てくる…みたいな。

焦点がボケていると回答は
広いもので返ってくるので使えない。

・曖昧な指示
・ザックリしたお願い
・情報不足

これが多くの場合の失敗を生み出す原因です。

で、それを見て「AIってこの程度か」と判断して、
そのままAI活用を諦めてしまう人が多い。

正直、それ、めちゃくちゃ損してます。

じゃあ、どうするのか?

シンプルです。

1.ゴールをハッキリ伝える

当然ですが、「セールスレター考えて」じゃダメです。

「●●の商品を●●という悩みを持つ人向けに、
ベネフィット重視で、3つヘッドライン案を出して」とか。

考えうる限り具体的にターゲットや目的、
どんな感情になって、どんな行動をとって欲しいかを伝える。

とにかく具体的で明確で、誰が聞いても、
どういうゴールを目指しているのね。
ってわかるくらいにハッキリ伝えましょう。

AIは賢いけど、エスパーじゃないので、
欲しい成果物のイメージを
明確に渡すことが最優先です。

2.必要な背景情報を最初に渡す

質問の意図やなぜ、これをやって欲しいのか。
それを考える上で考慮すべき自分が持っている情報。
これ、最初に渡せば渡すほど、AIの出力精度が跳ね上がります。

なぜかっていうと、
自分はそのことを前提条件として持っているけど
AIは持っていない。そのギャップを埋める必要があります。

「そんなん、いちいち書くのめんどい」って思う人は、
AIを使いこなせる人には一生勝てません。
AIマスターはみんなやってるんで。

3.型・サンプル・構成例を見せる

これ、めちゃくちゃ効きます。
「以下のフォーマットに沿って答えて」
「この例を参考に出力して」

この一言で、出力のズレが激減します。

サンプルはつまり、自分はこんなものを作って欲しい
ってことをAIに提示することなので

AIと成果物のイメージを共有する
もっとも簡単な方法です。

画像データとかでもありですしね。

結局、AIが微妙なのは、自分の責任です。

この言い方、ちょっとキツイかもしれませんが、
僕自身が体感したからこそ、あえて言います。

ChatGPTが微妙なのは、AIがポンコツだからじゃない。
自分が使いこなせてないだけ。

でも逆に言えば、使いこなすことができれば
最高のパートナーになりえます。

何せ、超優秀な頭脳を持ったブレーンなわけなので。

ライターもコンサルも、仕事のスピードも、質も、
マジで別次元に行けます。

これは大げさでもなんでもなく、事実です。

ってことで、

前にも似たようなことを書いた気がしますが
AIを使う上ではかなり本質的なことなので
たぶん定期的にまたお伝えするでしょう。

ぜひ、面倒くさがらずに
具体的な情報をぶっ込んで

精度の高い成果物を出してください。

それでは~~