
実は最近初の電子書籍の出版準備をしていた。
内容やkindleがらみは出版関係に強い大津さんに手伝ってもらい
かなりいい内容に仕上がった。
そして、いつもデザイン関係を全部お願いしている
デザイナーの山崎さんに表紙のデザインを作ってもらい…
ついに…ついに完成した!
あと巻末特典の繋ぎ込みが残ってはいるが来月頭にはご案内できると思う。
完成したらいの一番にこのメルマガで案内するのでぜひ楽しみにしていてほしい。
さて、今回電子書籍を書こうと思った理由は
売上とか関係なく本当に重要なことを伝えたいと思ったからだ。
僕はライターやコンサル、デザイナーやクリエイターなどのフリーランスは…
“最強傭兵”でなくてはいけないと考えている。
フリーランスって言葉はそもそも“傭兵”って意味だ。
想像して欲しいが、もしあなたがフランチャイズの飲食店を
経営していてバイトテロが起きたとしよう。
バイトがシンクでシャワーを浴びる動画をTikTokにあげる…
それによって大問題になり
本部から違約金であったり契約解除であったり
1億円以上のお金を請求されたとする。
そんな時、フリーの弁護士に依頼をすると思うのだが
その弁護士が…
・どんな問題も和解に持ち込む最強傭兵
or
・戦えない雑魚弁護士
どちらに依頼するだろうか?
依頼するというか絶対に依頼する弁護士は前者であって欲しいはずだ。
なぜなら、自分ではどうしようもできない問題を
どうにかして欲しいから依頼するわけであって
絶対になんとかしてもらわないと困るからだ。
では、これをマーケティングの領域に置き換えたらどうなるだろうか?
売上を上げたくてコピーの依頼をしたのに
残念なコピーしか納品できないライター。
問い合わせを増やしたくてHP制作を依頼したのに
残念なHPしか納品できないデザイナー。
バズらせたくて動画制作を依頼したのに
残念な動画しか納品できないクリエイター。
集客をもっとしたくてアドバイスを求めたのに
残念なアドバイスしかできないコンサル。
もしあなたが依頼する側だとしたらそんなフリーランスをどう思うだろうか?
「え?マジで?」となるだろう。
もちろん、100発100中で結果を出し続けることはできないが
結果を出すために依頼主以上に本気で取り組み執念を持って結果にコミットする…
これが本来のフリーランスのあるべき姿だと僕は思っている。
だから、今回の電子書籍のタイトルは「フリーランスは最強傭兵だ!」にした。
なぜなら、実態として最強傭兵に相応しいフリーランスはそこまで多くない。
といのも、これはもう統計が出ているのだが…
フリーランスの人数自体は2019年に比べて1.2倍くらい増えている。
ただ、フリーランスになったものの稼ぎ続けることができず
会社員に戻る人の割合は2019年の約3.5倍も高いのだ。
つまり、データからわかるのは何がしかの自由を求めてフリーランスになる人は
年々増えているもののフリーランスとして安定して稼ぎ続けられず
会社員に出戻るフリーランスが年々増加していると言うことだ。
そして見過ごせないのが会社員に戻る理由だ。
フリーランスから会社員に戻るダントツの理由は“稼ぎ続けられない”ってことだ。
じゃあ、なんで稼ぎ続けられない人が年々増えているのか?
それは、スキルの有無ではなく…
「あなたにずっと頼みたい」と思ってもらえる人間力や魅力の不足
&
コミュニケーションに消極的
この2つが稼ぎ続けられない最大の原因を作っている。
フリーランス…特にライターに顕著だが
人と会うのが嫌でフリーランスになる人はものすごく多い。
だが、僕が知っている限り仕事で溢れかえっているフリーランスほど
人と会ってるし人と積極的に関わっている。
そして、何気ない日々のコミュニケーションとかもすごく大事にしている。
チャットの文章とかもめちゃくちゃ気遣いしているのがわかるし
何よりも気持ちよく仕事ができるような空気作りをすごく積極的にやる。
ただ、ゴマスリとかではなく仕事は仕事できっちりと成果の完遂のために
プロとして言うべきことは言うってことをする。
そういうことができる人間力や魅力を持ちコミュニケーションをしっかりとり
そして結果に対してクライアント以上にコミットする。
だから、「この人に頼みたい」というクライアントが増えていき
仕事に困らなくなるのだ。
結局のところ、フリーランスとして仕事に対する姿勢と人間性の両面で
相手から惚れられるかどうか?が全てだってことだ。
今、僕は帝王学関係のビジネスをしている方のコンサルをしている。
コンサルをしているが逆に多くのことを教えてもらっている。
ちょうど昨日コンサルをしていて教えてもらったことの1つに
「五徳」というのがある。
五徳といのは仁徳・義徳・礼徳・智徳・信徳の5つから構成されている。
仁:思いやりを持って相手に接しているか?
義:不義理なことや筋が通らないことはしていないか?
礼:礼儀正しいか?立場によって接し方を変えていないか?
智:自ら学んでいるか?
信:人を惹きつける魅力を持っているか?
このことを話すとかなり長くなるので割愛するが
帝王学とは太古の昔より人民より愛されるリーダーが学んできた
人を惹きつける魅力学のことだ。
そしてその教えの中心にあるのがこの五徳である。
フリーランスとはクライアントから愛されるかどうかで
どんなキャリアが歩めるかが決まる。
結局、重要なのは人としての在り方だというお話。
そして、そのことが今回の統計で明らかになったということだ。
ちなみにこの統計はリクルートとdodaが調べた統計なので
かなり信ぴょう性は高いと思われる。
あなたは自分自身の”在り方”をどの程度重要視しているだろうか?