2022/09/14

ある小説に学ぶマーケの原理原則

From:長嶋雄二


今から10年以上前…


僕がまだ接骨院で働いていた頃の話。


僕は名古屋市にある
ごく普通の接骨院で働いていたのですが、
毎日通ってくれる患者さんがいました。


いわゆるリピーター
という人たち。


そのリピーターの中でも
当時僕の熱狂的なファンが1人がいたのです。


「おいおい、
 ただの思い込みじゃねぇのかよ…」


と、思うかもしれませんが、
本当に熱狂的だったんです。


というのも、ちょっとズレた方向性で...


その熱狂的リピーターは
Yさんという女性でした。


Yさんは2週間に
1回ぐらいのペースで
僕にあるプレゼントをくれていたのです。


このプレゼント、
何かわかりますか?


ぜひ考えてみて欲しいです。


多分、、、というか、
絶対に当たらないので…笑


・・・・・
・・・
・


Yさんがいつも僕にくれた
プレゼントというのは、、、


Yさん自作の『官能小説』です。


もちろん、主人公は僕とYさん...


今思い返してみても
なかなかクレイジーな話だと思います…


Yさんは元々、小説家に
なりたかったらしく
文章を書くのが好きだったとのこと。


だから、そんな話をしているうちに
いつの間にか彼女の官能小説が
僕の元に届くようになりました。


でも、、、


毎回この官能小説には
大事な描写がほとんどなかったんです。


官能小説ならではの醍醐味の部分が
すっぽり抜け落ちていて、
いつも大事なところで終わってしまう…


「ここからがいいところでしょ!」
ってところで、毎回話が終わってしまうのです。


そんな感じの
不完全燃焼な官能小説が
いつも僕にの元に届いていました。


でもなぜ、いつも大事な部分で
終わってしまうのか?


それは、Yさんが異性との
コミュニケーションが極端に苦手だったため、
すべてを妄想の範囲で書いていたからでした。


なので、Yさんの頭の中にある
イメージや知識だけで書いていたので、
どこか内容が希薄というか、
物足りない感じで話が終わっていたのです。


そして、Yさん自身も
「経験がないから、なかなか書けないんですよね」
と僕に相談してくれたりしていました。


これは一見すると
ちょっとクレイジーな話ですが、
でも、僕たちにとっても見逃せない話なんです。


というのも、やっぱりシンプルに

「知らないことは書けない」
「体験のないことを伝えても説得力がない」

ってことなんです。


これは当たり前のようで
とても大事な原理原則。


僕自身もよくぶつかる壁ですが、
やはり「知らないこと」があると
手が止まったり、行動が止まってしまいます。


でもだからこそ、
リサーチ&アプトプットが超重要だとも言えますよね。


調べる(リサーチ)
 ↓
知識を入れる(インプット)
 ↓
実際に知識を使う(アウトプット)


この3つの流れを繰り返すことで
新しい発見や気づきがでてくる。


そうした気づき・発見が
自分の知識・経験となっていくから
相手に伝えられるようになる。


さらには、
知らない分野にも応用できるだけの
力も身についてくる。


そんなふうに、
成長できると思うんです。


これは僕たち社内でもよく話合うことなんですが、
やはり実践がベースにあるからこそ
“伝える力”って増えていくものです。


つまり「実践していないこと」を語っても、
言葉に重みや説得力がないということ。


実践が止まってしまうと
すごく薄っぺらい感じになってしまうんです。


今の時代、ネットを調べれば
ほとんどの情報は無料で見つけることができますよね。


なので、そうしたネットで拾った情報を
あたかも自分の情報のように話しても
やっぱりその薄っぺらさは相手に伝わるものです。


だから、こそ『実践者』であり続けること。
ここが本当に重要なことだと思います。


僕自身も、
もっともっと実践者であり続けたいと
思っています。


なので、あなたも
どんどんアウトプットして
体験・経験を積み重ねていきましょう。


そうした姿勢が、半年後・1年後・2年後
僕やあなたにしか伝えることができない
独自性につながってくると信じているからです。


今のあなたは、
“実践ベース”で伝えることができていますか?


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