From 古川馨
「え、ちょ、、ここで調べんの!?」
先週、友人と外食する機会があったのですが、
ちょっと衝撃的なことがありました。
もともと食事をする予定ではなかったので
お店を決めているわけではありません。
幸い、飲食店が多い地域だったため
「近場で適当に入ろう」となり
どこに入ろうかと近くのお店を物色していました。
ちょっと歩くと
ハンバーグ屋さんの看板を見つけました。
看板を見ると
お肉屋さんが経営しているお店のようです。
僕「ここお肉屋さんがやってるハンバーグ屋さんだって
なんか良さそうじゃない?」
友人「なんか美味しそうだね」
僕「じゃあ、ここにする?」
と僕がお店に入ろうとすると
「あ、ちょっと待って」とスマホを取り出すと
「評判調べるから」と検索し出したのです
え!?
ちょっと衝撃でした。
店の前で調べるの?と
もう良くない?お店の前だよ?と
お店に入りたそうにしている僕をよそに
スマホで検索する友人。
ちらっとお店を覗くと、
僕らがお店の前で立ち止まっているからか
中から気にしている様子が、、、
ちょっと気まずい。
そして、友人はGoogleビジネスプロフィールの評価を確認すると
「評判もわるくないみたいだし、入ろっか」と一言。
「、、、、そう」
カランコロン
この時思ったのは、今って、お店の前で
評判検索されるんだっていう恐怖。
僕も以前はお店をやっていたので
今の時代、めちゃめちゃこえー
と思ってしまいました。
もちろん、僕もお店の評判は気にします。
飲食店なら予約するときとか
初めていくお店で前日とかに調べるとかは全然あります
ですが、さすがに目の前にあるお店を調べたりすることって
あんまりない、、、。
特に飲食店ならサクッと入ってしまうかな
という感じ
ですが、友人は目の前でも調べてから入ると言います。
昔は店舗運営って地域の認知をとってしまえば
普通にやっていけたと思うんです。
売れないお店って大抵は
その地域で知られていない
認知されていない。
要するに宣伝不足が原因だったりします。
近所にこんなお店あったんだ、、、
ここって〜〜〜屋さんだったんだ、、、
なんてケースはよくあります。
先日もタイヤの買い替えを意識しだしたら、
車で5分のところにタイヤ専門店があるのを知りました。
いつもディーラーで買ってたから、、、。
なので、チラシの回数を増やしたり
看板を目立たせたり、
のぼりを店舗の前にたくさん出したりするなど
「ここにお店があるよ〜」と宣伝するだけでも
集客効果があったりしました。
ですが、ネット、、、とくにマップによる
ローカル検索が当たり前になってきた今、
認知をとるだけ、お店の場所を知ってもらうだけでは
不十分になってきています。
なにせ、お店の目の前で
評判調べられてしまうんですから。
ですが、これはお店にとって
リスクでしょうか?
僕は違うと思っています。
お客さんはただただ失敗したくないだけ。
だから、第三者の評価を見て安心してから買いたい。
安心できるお店に訪れたいと考えます。
これはごくごく当たり前のことですよね。
そして、評価の高い店、多くの人から
評価されているお店を選択する。
つまり、お客さんから評価されるお店が
勝ちやすい時代になったってことです。
宣伝力だけなら、ガンガンお金を使える大企業などに
ローカルのお店は勝てないかもしれません。
ですが、内容勝負ならいくらでも
勝てる可能性はありますよね
例えば、
僕が昔通っていたある洋服屋さんは
これまで購入したものとのコーディネートも
考えながら提案してくれたり、
セールなどの案内も個別のメッセージを
添えて送ってきてくれました。
お店に立ち寄ると
顔を覚えていて名前を呼んでくれる
そういったオモテナシの部分を
追求するとか
ある知人の個人経営のメガネ修理屋さんは
徹底的に修理技術を磨き上げていて
他では断られるような修理もやってのける
ということで
全国各地、海外からも依頼が殺到しています。
それどころから、大手の修理業者からも
こっそり修理の依頼が来るくらいだとか。
このような技術に特化した戦い方もあります。
そして、そういったサービスに
満足したお客さんからのクチコミが
どんどん増えていけば
他には負けない武器になる。
Googleビジネスプロフィールって
そこを補完できるツールなんですよ。
本当にお客さんが満足しているお店を
勝手に宣伝してくれるツール。
だからこそ、Googleが今、めちゃめちゃ
力を入れてきているんじゃないかなと思います。
「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる」
Googleの10の事実にあることばですが、
まさにこれですね。
Googleビジネスプロフィール
やってますか?
もし、あなたが店舗オーナーなら
ぜひ、おすすめします。