2024/10/22

サーバーダウンさせる集客力

あなたも使いこなせるようになってみませんか?

From:長嶋雄二

“千葉で大人気のファミレス!”

先日、こんな特集がテレビで流れていて、
何気なく見ていました。

寿司に揚げ物、丼ものにデザートまで…
食べ放題のメニューがどれも豊富で、
しかも小学生は無料!

いろいろな角度から、
そのお店の魅力をこれでもか!
というくらい紹介していました。

で、僕もそんなお店のアピールにまんまと引っかかって
「近くにあるかな?」と思い、
そのお店のHPを検索してみたんです。

すると…

“アクセスが集中してページが表示できません”

あの、久しぶりに見た懐かしい表示が。

きっと、僕と同じように
「ちょっと行ってみようかな」と思った人が、
何千、いや何万人もいたんでしょう。

サーバーがパンクするほどのアクセス…

今時、サーバーダウンってどうなの?
って思いつつも、感じたんです。

やっぱりテレビのパワーって凄いな…と。

テレビが一瞬で数万人の心を動かし、
次の行動を促す。

その影響力の大きさに、改めて気付かされました。

でも、これをただの”テレビ効果”だと思ったら、
それは半分しか見えていないとも思ったんです。

というのも、

これは僕たちのように
マーケティングを仕掛ける側からすれば
そこには「PR」の力が隠れているからです。

PRとは何か?
そして、なぜこれがこれからのビジネスで重要なのか?

PRと聞くと、あなたはどんなイメージを持ちますか?

多くの人は、PRTIMESとかで
プレスリリーすしたり、
プロモーションや宣伝といった言葉を思い浮かべると思います。

でも、真の「PR(パブリック・リレーションズ)」は、
単なる広告とは全く違う次元の話です。

例えば、冒頭のテレビのファミレス特集。

偶然取り上げられたわけではなく、
きっと巧妙に仕掛けられた
「PR戦略」が裏で働いていたはずです。

彼らは商品やサービスの魅力を、
巧みにメディアに伝え、視聴者の心に残る形で情報を届けた。

結果、誰もがそのお店に行きたくなる。
これが「PRの魔法」なんです。

もちろん、そこに映し出すものは
デフォルメされた嘘の情報でないことは大前提ですが、
メディアの影響力を借りることで、
とてつもないスピードで、ビジネスを成長させることもできます。

PRは、単なる宣伝ではなく、
大衆の「共感」を生み出す戦略であると
最近は強く感じています。

メディアや一般の人々に、
あなたの取り組みがどれだけ社会的に意義があり、
価値があるのかを感じてもらうこと。

そして、その結果、自然と情報が広まり、
信頼が積み重なっていく。

広告を何百万円かけても得られない「信用」が、
たった1回のPRによって手に入ることだって
十分に可能です。

たとえば、サイバーエージェントやメルカリといった企業は、
まだ小さなスタートアップの時代から、
このPRを活用していました。

彼らはテレビや新聞で紹介され、
短期間で急成長を遂げています。

それは、意図的にPRの力を
使ってきたからこその、成功だったんです。

ただし、僕が感じるのは、
このPRの本質や価値を知っている人は、
まだまだ少ないということ。

なんとなく、プレスを出して、

「Yahoo!に転載されれば大成功!」

みたいに思っている人も少なくありませんが、
そんなものに対して意味はありません。

PRの価値はそんなところにあるんじゃなくて
企業が、社会にとって価値のある取り組みを
静かにマスメディアに伝え、共感を得られること。

そして、メディアの力で、
メディアの信頼を借りながら、
無料で報道・拡散される…

だからこそ、一気にビジネスが成長・加速していく。

その効果は、一見、魔法のように思えるかもしれません。

あまりのスピード感と効果に
普段コツコツとマーケティング活動している人は
自分のやってることが、バカバカしく感じるかもしれません。

でも、PRはそうした急成長を
意図的に仕掛けられるからこそ
僕たちマーケティングに携わるものとしては
無視できないものなんです。

ちなみに、プレスリリースの市場は、
今まさにメガトレンドでもあります。

毎年、着実に成長を続けていることが、その力強い証拠。

いま改めて、PRの価値に気づき始めている企業が、
どんどん増えてきているということです。

それも、センスのある企業ばかり。

そんな企業たちは、
いわば「勝ち馬」に乗っているような存在です。

彼らは知っているんです。
PRが、企業の成長を加速させる”秘訣”であることを。

だからこそ、これからのビジネスシーンでは
「マーケティングも、PRもできる」というスキルを持つ人材は
かなり重宝されることは、間違いありません。

もしあなたが、今後もっと大きなフィールドで活躍したいなら、
PRという武器をぜひ選択肢に加えてみてください。

きっと、新しい扉が開かれるはずです。

PS.
僕もあれこれとPRマーケを実践しているの最中なので
また、事例も共有したりしていきますね。