2023/04/09

[情報を引き出す方法]オンライン会議・セミナー編

こんにちは。
リサーチャーXです。

世の中が
オンラインからオフライン(リアル)に
戻りつつある流れにありますが、

まだまだ
打ち合わせや講座、セミナー参加で
オンラインのWeb会議(主にZoom)を
使っていらっしゃるのではないかなと思います。

便利ですよね、オンラインのWeb会議。

今までは、その場所に行くまでに
準備をして移動して…
をしなければならなかったのに、

今は開始の数分前に
画面の前に座ればOKですから。

今日はそんなWeb会議での

・ちょっと怖いお話
・情報を獲得するためのテクニック(?)

をシェアをしたいと思います!

まず1つめのちょっと怖いお話は、
こちらです。
 ↓
—————————–
■ メガネの反射からWeb会議中の画面を盗み見る攻撃
 閲覧中のサイトを特定する精度は94%以上(ITmedia)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2209/22/news068.html
—————————–

タイトルだけでもドキッとした方、
おられるのではないかと。^^;

Web会議中、耳は聞いているけれど、
ついつい仕事のことが気になって
メールをチェックしたり、他のサイトを見たり…。

いわゆる「内職」ですね。

が!

その「内職」がメガネに反射して、
カメラを通じてWeb会議に参加している人に
わかってしまう可能性がある、ということです。

厳密に言いますと、
実環境ではこの実験室のようには
うまくいかないようですが、

それでも、
その可能性があるだけで驚異ですよね。

実際、私自身、Web会議でZoomを使う場合、
“ギャラリービュー” にして
参加者の方全員のお顔をみるようにしています。

そんな中で
メガネをかけていらっしゃる方は
たしかにメガネにPC画面が反射している…。

さすがに、
何を見ているかまではわかりませんが、
何か別のものを見ているような…?
というのはわかります。

Web会議って怖いですね…。

今後、カメラや解析精度が上がってきたら
リアルタイムで何を見ているのかが
わかってしまいそうです。

「メガネをかけていないから大丈夫」

と思いたいですが、そのうち
目の反射からでも読み取れる、
といった研究結果も出てきそう…。

予防策は、

Web会議中は他のものを見ない

といった方法でしょうか。

・・・

そして2つめは、
Web会議で情報を獲得するためのテクニック(?)です。

Web会議やオンライン講座、セミナー、説明会で
自分が話す側になったときに
こんなふうに感じたことがありませんか?

「伝わってるかな…?」
「理解しているかな…?」

このとき、
リアクション(うなずき)をしてもらえると
めちゃくちゃうれしかったり、
助かったり安心したり。

そして
「この人にもっと話そう。伝えよう」
という気持ちになったりしませんでしょうか?

このような検証データがあります。

———-
うなずきというのは、いわゆる首を縦に振る動きですが、できる社員はうなずきが深いのです。

特にオンライン会議では、顎と頭がビデオ映像の画角からはみ出るくらい大きく深くうなずいている方がいました。

「あなたに興味・関心があって、しっかり聞いていますよ、理解していますよ」という熱意を相手に伝えているのです。

それが相手に伝わると嬉しくなってもっと多くのことを話したいと思わせます。

引用:
「17万人をAI分析してわかった 最強チームの条件を1冊にまとめてみた」
越川 慎司 さん著(大和書房)
https://www.amazon.co.jp/dp/4479797718
———-

そのうなずきの深さは
5cm〜7cmなのだとか。

オフライン(リアル)であれば、
たとえリアクションが小さくても、

空気感と言いますか、
かわずかな表情や目の動きで
なんとなく伝わったりしますが、
オンラインではこれが本当にムズカシイ。

だからこそ、
大きなリアクションをしてもらえると
話し手としてはとても助かります。

そして、
リアクションを大きく表現してくれる人に対して
より話しかけ、伝えたくなります。

(便宜上このリアクションのことを
 “うなずきのテクニック”
 という名前で呼びますね)

ポイントはココです。

Web会議やオンライン講座、
セミナーで情報を得るとき、

「受け身でしか情報を獲れない」

と思ってしまいがちですが、
決してそんなことはありません。

たとえば、
音楽のライブで観客が盛り上がることで
アーティストやミュージシャンが、
より高パフォーマンス
(好パフォーマンス)を発揮できるように

Web会議やオンライン講座、セミナーでも
参加者や受講者側から
“うなずきのテクニック”
などで働きかけることで

能動的に話し手、講師の方が
話しやすい状況や環境を
作ることができます。

結果、
(この言い方はあまり好きではありませんが)
相手から情報をより引き出せる、というわけです。

しかもこの方法は、
発言することが苦手な方でも
すぐにでも実践できるのがよいところです。

その第一歩として
Zoomの「ギャラリービュー」で
自分自身も画面に映してみてください。

Zoomではデフォルト(初期設定)が
「スピーカービュー」になっています。

この場合、
話す人がクローズアップされるので、
自分が話す番でない場合は、
自分が映ることがありません。

そこで
「スピーカービュー」から
「ギャラリービュー」に切り替えて

自分が相手にどう見えているか?
を確認してみてください。

自分が思っている以上に
無表情でリアクションをしていないですから。^^;
(実体験)

「え、自分こんな表情で聞いてるの?」
「うなずいているつもりだったけど…」

って驚きます。

せっかく参加する
Web会議やオンライン講座、セミナーの時間。

自分にとっても、
話し手にとっても、
参加者みんなにとっても

価値ある場にできたらいいですよね。

Web会議やオンライン講座、セミナーは、
情報を受け身で待つ場ではなく、
情報を引き出し、積極的に獲りに行く場。

そのための
“うなずきのテクニック”。

ぜひ実践してみてください!