From:佐藤晴彦
最近、僕の頭から貼り付いて離れない言葉があります。
「自己投資」です。
きっかけはあるニュース記事の中にあったウォーレン・バフェット氏の言葉でした。
「自己投資しろ。
特に伝えるスキル(書く・話す)
を身につけるための努力をしろ。」
世界一の投資家と言われるウォーレン・バフェット氏が、新進気鋭の若手起業家からの「何か人生でうまくいくためのヒントをください!」という問いに対して出した答えです。
出典:Warren Buffett Says Improving This 1 Simple Skill Will Separate You From Everyone Else (and Increase Your Worth)
https://www.inc.com/marcel-schwantes/warren-buffett-says-improving-this-1-skill-we-use-every-day-will-increase-your-worth-by-50-percent.html?cid=sf01001
僕にとっては衝撃的でした。
だってそれは正に、僕たちが毎日磨きをかけているスキルじゃありませんか。
なんか、自分の選択肢は間違って無かったんだ…!という謎の優越…いえ、これ以上言うと良くないので止めていおきましょう…。
ですが、今回僕がひっかかったのはそこじゃないんです。
冒頭でも触れたとおり、「自己投資」という言葉の意味です。
セールスライターにおける「自己投資」とは?
「セールスライティングというスキル=一生モノのスキル」です。
ですから、そのスキルを伸ばすための努力は素晴らしい自己投資となります。
そのために、みなさんは
・日々感情日記を付けたり
・写経を続けたり、
・本を読んだり、
・セミナーに参加したり、
・教材を学習されたり
しているのだと思います。
これらを継続できることは、物凄い強みです。
その努力は半年や1年、数年と続けていくうち、それをしてこなかった人との間に能力に天と地ほどの差が生み出すかもしれません。
ですが、もう一歩踏み込んで、セールスライターに必要な自己投資とは何なのか?ということを考えました。
行き着いたのが「在り方」という考えでした。
クライアント案件に携わってから何度も問われたのが、「自分の在り方」だった
実際にクライアントを獲得して案件を進めていくことになると、自分自身の「在り方」が問われる場面が多くなりました。
どういうことかと言うと、クライアントとの関わりを進めていくことは「予想外の連続」との格闘だということです。
これは僕自身が実際に体験した話です。
ある飲み会で、非常に魅力的な新規案件が取れそうになりました。
報酬額は生活費数カ月分に相当する様な高額案件です。
しかしいざ、実際に打ち合わせをしようと予定を確認したところ、先方が希望する日時には、既に自分の担当する大切な既存クライアントとの先約がありました。
見込み客は大変多忙で、この日しか空いていない、と言ってきています。
あなたなら、どうしますか?
正直、僕はその金額に一瞬クラっとなりました。
ですが、既存クライアントとの先約も、これはこれでこの日しか出来ないというような重要なものです。
まさに葛藤です。
目の前には社長さん(見込み客)がニコニコしながらこちらの返答を待っています。
酒の席です。なんとなくノリの良い空気が漂っています。
既にある予定よりも、この魅力的な案件を優先した方がいいのでは!?という考えも、脳裏をよぎりました。
既存クライアントとの信頼を取るか?
眼の前にチラついているでっかいお金に飛びつくか?
まさに「在り方」が問われている瞬間でした…。
結局、その場で「すみません、その日は予定が入ってるんです。」と言いました。
社長さんは「ああそう…」、と残念そうな顔をして、結局その案件自体うやむやになって無しになってしまいました。
でも、心残りはありませんでした。
なぜなら、「既存クライアントのために最善を尽くす」と心に決めていたからで、その姿勢を貫く事ができたからです。
「そんな先約、別の日に変えてもらえば良かったじゃん!」なんて思うかもしれません。
でも、そういう時は何かしら嘘を付かざるを得なくなりますよね。
電話で謝罪するにせよ、
メールで謝罪するにせよ、
直接会って謝罪するにせよ、
社長という人種は、そういうウソを、見抜く目というか、鋭さがあると思っています。
なので、そんなのは通用しません。
在り方を磨く=最高の自己投資
だからこそ、セールスライターとしてプラスαで磨くべき「自己投資」は、あなたの在り方を磨くことです。
そういった「在り方」が問われる瞬間は、仕事を続けている限り、幾度となく遭遇します。
そのたび先程の僕の実体験のような葛藤が起こりますし、「これでいいんだろうか?」という迷いが生じます。
ロボットみたいに心を無にしてやっていくことはなかなか難しいと思います。
どっちの方向に瞬時に判断できるか?ということを常に意識し続け、選択し続けるというある意味修行のような日々です。
ですがそれは同時に、こうも言えると思うんです。
目に見えてハッキリと成長を感じるものではないですが、それを磨く事こそが、実は成功までの最大の近道のひとつなんじゃないか?と。
エキサイティングな世界へ
クライアントとなる会社の社長は、ほぼ全員が何かしら、自分の流儀をもって生きていて、魅力的で、学びを与えてくれる人たちです。
セールスライターという仕事を通して、そんな彼らと対等な立場であーでもない、こーでもない、と議論するのは非常に刺激的で、楽しくて、成長させてくれます。
そんなエキサイティングな世界へ、あなたも足を踏み入れてみませんか?
PS.
そんなエキサイティングな世界へ、いち早く足を踏み入れたい!と思われた方には、『「セールスライターになろう」と思った人が次に読む本』をご覧になることをオススメします。セールスライター起業の第一人者、楠瀬健之によるクライアント獲得の具体的なノウハウを知ることができます。ぜひ、セールスライター起業をロケットスタートさせたい方はコチラのページをチェックしてくださいね。