2017/10/20

ヒントは毎日のお買い物!クライアントが喜ぶ売上アップの思考法

今回の記事では…
「社長相手に成果を提供できなかったらどうしよう…?」という不安を、綺麗さっぱり解消してくれる新習慣についてシェアしたいと思います。

これ私ではなく、ある男性のお話。
その男性の名前は角(スミ)さん…

楠瀬チームのネット広告チームリーダーで、戦略分析もこなし、楠瀬さんから敬意を込めて「変人」と呼ばれ、戦略分析担当のひなたさんから「化け物」と呼ばれる人です。

そんな角さんがある日、ヤマダ電機にパソコンを買いに行きました。

角さんが何気なく語ってくれたその話を聞いて「セールスライターとして、社長に圧倒的な成果を提供するために不可欠な思考法だな」と感じたので、あなたにもシェアしたいと思います。

多くの学びがあるので、ぜひ最後までお読みくださいね。

「やっぱり、大手はやるべきことをきちんとやってるな〜」

角さんは、ちょっとスペック面で不安の出てきたPCを買い換えようと電機量販店の最王手、ヤマダ電機に足を運びました。

まず店員さんに「PCを仕事用で購入するつもりである」旨を伝えます。PCの価格は10万円超…。まぁまぁ大きめの買い物ですよね。

すると「ここでくつろぎながらお待ち下さい」とマッサージチェアに案内されました。目の前にはPCの様々な周辺機器・付属品が置かれたコーナー。

そこでのんびり待っていると、次に案内されたのが、購入の手続きを進めるためのテーブル。目の前には「バックアップサービス」をアピールする大きめのポスターが貼られていたそうです。

このポスターもシンプルかつ明快な構成で、読むとバックアップサービスの必要性がふつふつと湧いてくるような「よく起こる問題」を教育し、同時に性能面まできちんと描写された内容でした。

ひとしきり、購入手続き面の説明が終わるとお金を出す直前になって保険の説明を受けます。10万円超のお金を今から出そうか、というタイミングで「メーカーの1年保証」がいかにも頼りないかのように、5年保証契約を勧める内容でした。

全ての意図を汲み取りつつ、全てに「No」を言って帰ってきた角さんでしたが、この購買体験を経ての感想は「あぁ、やっぱり、大手はやるべきことをきっちりやってるな〜」というものでした。

「お客さんの購買体験の動線上に、全て計算し尽くされたアップセル、クロスセルを的確に配置している」という体験をしたっていう意味でしょうね。

特に、そこで目にしたポスターについては印象深かったようで…「お客さんの動線を工夫すれば、こんなにシンプルなポスターでもお客さんの心を動かすんだ」という内容・構成だったようです。

素晴らしいマーケティング思考ですね。

社長に成果を提供するために必要な「マーケティング思考」

何かの書籍で読んだのか?
セミナーで聞いたのか?
教材で勉強したのか?

忘れてしまいましたが、セールスライターのような「売る人」は同時に「買う人」でなければいけない、という格言を聞いたことがあります。

「売る人」は「買う人」

今回の角さんの体験がまさにそうですよね。

自身で購買体験をして、自分がどのように心が動かされるかを詳細に内省して、分析して、それを言語化して再現する。

ここまで思考を巡らせるからこそ「効果的なセールスとマーケティングプロセス」を組み立てることができるようになるんだと思います。

セールスライターは「売る文章を考える人」と考えてしまいがちですが、違いますよね。

今回の角さんのように、「自然とお客さんの心を動かし、買ってもらえる可能性を高めるプロセスを組み立てる人。顧客体験を設計する人」というセットアップがとっても重要です。

このセットアップを持つだけで、より社長に成果を提供しやすくなるな、と率直に感じます。

「マーケティングはプロセス力」。ヒントは日常の購買体験の中に…

残念ながら、中小企業のほとんどが、今回角さんが体験したような「購買体験の設計」なんてしていません。

社長さんが感覚的に、経験の中からサービス提供の効率を意識して手順を決めているにすぎません。

従業員も「社長からこうしろって言われてるから…」くらいの意識でしか実践していませんし、社長側としても「購買体験を計算し尽くして従業員向けのマニュアルを作っている」なんていうのはごくごく少数派でしょう。

セールスライターにとっては大きな大きなチャンスですよね。

ここをきちんと計算して作ってあげるだけで、売上面・収益面で社長さんに大きく貢献することができます。

ヨソはほとんどやっていない方法ですし、端から見て成功の秘訣がわかりずらいため、真似もされずらい方法となります。

「長い期間、こっそり売上を上げ続けることができる」ノウハウは、社長から喜ばれること間違いなしです。

「そんなことまでできるかな…?」
…と不安になることもありません。

角さんのように、
「業界大手の会社で、ちょっと大きめの買い物をする」これだけで、その辺をきちんと押さえた「購買体験」を提供してくれます(笑)

これから年末にかけての季節なんて、嫌というほどたくさん体験できるのではないでしょうか?

(例えば、クリスマスにディズニーなんか行った日には、もうヤバいでしょうね 笑)

あとはあなたのアンテナの感度次第!

ぜひ、お互い、日常生活の全てを教材に、セールスライターとしての実力を伸ばしていきましょう!

私も角さんの話を聞いて「全ての時間から学ばなければ!」という教訓を改めて意識しました。記事ネタと、大いなる教訓をいただいた角さん!

本当にありがとうございました!
これからも頼りにしています!

P.S. ちなみに「圧倒的な成果を届けるべき社長とはどんな社長か?」これを逆説的に明示してくれている記事がコチラ

…「食えてはいるけど、今の苦しい状況がいつまで続くんだろう?」と不安なライターさんにはぜひ読んでほしい内容になっていますよ。おすすめです。

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