2024/10/05

[オススメ本] 大手に負けない、弱者が勝てる方法あります

こんにちは。
株式会社バリューイノベーションジャパンの
リサーチャーXです。

自社の集客・販売や
クライアントさんのサポートをしていて
こういった問題にぶち当たること、ありませんか?

「広告費をほとんどかけることができない」
「多くの事例が中堅〜大企業向けで自社に当てはまらない」
「ライバルが強すぎて太刀打ちする方法がない」

今日はそんな方へのオススメ本です。

こちらです!

   ↓

■ 宣伝は差異が全て 邪神ちゃんドロップキックからマーケティングを学ぶ
https://amzn.to/3NcYpoD

表紙だけをみると
「アニメ宣伝の方法でしょ?自分の事業には関係ない」
と、

「私の業界は違うので」病

が発症してしまいそうですが、
決してそんなことはないと断言できます。

表紙の “帯” にご注目ください。
—————————
弱者のためのマーケティングメソッド

引用「宣伝は差異が全て」より
—————————

こちら、マーケティングを使って
「邪神ちゃんドロップキック」という
アニメを広める施策のお話が主軸になっていて、

弱者による、弱者のための
マーケティングメソッドがテーマなのです。

(以下、一部ネタバレを含みます)

タイトルにも
「宣伝は差異が全て」
とあるように

具体的な事例と施策が
これでもかと紹介されています。

この「差異」。

ウチも講座やコンサル時などに
しばしばお伝えしていますが、

よくある間違いとして、
競合と差別化する際に

「自社のこの商品は、競合と比べて◯◯機能が勝っていますよ」
「自社のこのサービスは、競合よりも◯◯が手厚いですよ」

というように
つい競合と比べて、いかに優れているかを
同じ枠組みの中で勝負する訴求をしてしまう。
^^^^^^^^^^^

縦方向で優劣を競いがちです。

ただ、ある意味、
これは仕方がない部分もあります。

マーケティングのリサーチの段階で、
競合リサーチをしますから、
どうしたって意識せざるをえません。

そこがアンカリングとなり意識が引っ張られて、
どの部分が勝っている負けていると
比較してしまうのは “あるある” です。

ですが、
そこで一回踏みとどまり、
どちらがより優れているか競争をするのではなく、

「こう違う」「異なっている」
という訴求をする。

同じ土俵では全く勝ち目がなくても、
違う土俵なら勝てる可能性はゼロじゃない。

…といいますか、土俵が違えば、
そもそも争う必要がなくなり
自社の独断場になる可能性すらある。
(むしろそれを狙っていく)

そういうお話です。

この本の一節に

————————-
皆さんは、固定観念が崩れる音を聞いたことはありますか?

引用「宣伝は差異が全て 邪神ちゃんドロップキックからマーケティングを学ぶ」p.106 より
————————-

という書き出しで始まるコラムがあるのですが、

私は差異について
まさに、こちらの本で
その音を聞かせてもらいました。


しかも大音量で。

ページをめくるたびに固定観念が
「ガラガラ、ガッシャーン!」
とそれはもう壮大に崩れまくります。

どのくらい固定観念を
ぶっ壊してくれるかといいますと、

たとえば、

・違法アップローダーがYouTubeに
 切り抜き動画を上げるよりも早く
 公式が自ら切り抜き動画をアップ

・メルカリに転売ヤーが現れれば、
 転売ヤーよりも安く大量にメルカリで売る
 (しかも、転売ヤーの画像やテキストを丸パクリ)

・自治体とのコラボで
 アニメ予算が市議会不認定決定されたら、
 該当アニメをYouTubeにアップロードして
 視聴者にアンケートを実施し、不認定を覆す

もうやっていることが
最高にロックです。

自分たちが弱者だと認めて、
強者にはできないことを
とにかく早く徹底的にやっているんですね。

何のために?

“生き残る” ために。

著者の方は邪神ちゃんの宣伝を任された際、
原作者と編集者の方から
——————
邪神ちゃんが生き残るためなら何でもやって下さい。

引用「宣伝は差異が全て 邪神ちゃんドロップキックからマーケティングを学ぶ」p.38 より
——————

と伝えられたそうです。

シビレますね。
なかなか言えることじゃない。

自社の生命線ともいえる商品・サービスに対して、
「何でもやって下さい」とはなかなか言えません。

仮に、言えたとしても、
いざ施策を実行しようとしたときに

「でも、これはダメ。これはNG」

と 総論賛成・各論反対状態に陥ってしまう。

かなりの信頼関係が築かれていないと
ここまで相手に背中を預けることは、
なかなかに難しい…。

ですが、だからこそ、
“生き残る” という共通の目的を言語化し、
ハッキリさせることで

任された側は、
日々の選択の連続を迷うことなく
すばやく決断・実行できるのでしょうね。

仮に、迷ったとしても常に

「これは “生き残る” という目的を達成するか?」

の基準に照らし合わせて判断するだけなので、
とてもシンプル。

強者・大手にはできない
覚悟の決め方とスピードです。

この “生き残る” を軸に、
一つ一つの難題を切り抜けていく様は、
まるで、ドラマを観ているようでした。

それゆえ、読み終えた直後は、
弱者が強者・大手を “倒す”
ジャイアントキリングのように見えましたが…

違いますね。

今、このメルマガを書きながら
改めてアウトプットしてみると、

“倒す” のではなく、
“軽やかにかわす” という表現の方が
個人的にはしっくりきました。

差異を使って、
戦わずして勝っている。

これがが単なる勝負で
一回勝てばよいのであれば、
真正面から “倒す” ことを目指すのもアリでしょうが、

ビジネスである以上、
生き残り “続け” なければなりません。

商品・サービスを一回売って終わりの
短期決戦じゃないですもんね。

売り(売れ)続け、
存続させなければならない。

ちょっと自分語りになりますが、私自身、
「ああ、これは買ってよかった」
と思える商品・サービスは、

ずっと存在し続けてほしい、
なくなってほしくないと心から思うのです。

毎日の生活でほっこりな楽しみを
与え続けてくれるパン屋さんだったり、

疲れたときにホッとできる
避難場所的なカフェだったり、

いつもワクワクを見つけさせてくれる
本屋さんだったり、

食べることで「自分、生きてる!」を
実感させてくれるおじさんのお弁当屋さんだったり、

「いつもの感じでお願いします」が
通じる美容室だったり、

凝り固まった心とカラダをほぐしてくれる
整体院だったり、

かっこいいファーストビュー画像を
作ってくれるツールだったり、

めちゃくちゃ打ちやすいキーボードを
生産しているメーカーだったり…。

弱者だからといって
なくなってほしくない、
いつまでも「そこ」にあってほしい。

強者・大手でなくても、
自社の商品、クライアントさんのサービスは、
そんな期待を一身に受け、望まれ、願われている。

であれば、
弱者であっても、
生き残り続ける “義務” があると思うのです。

なぜなら、
そんなふうに思わせ、感じさせてくれる
商品やサービスを生み出しちゃったんですから、
いなくなられては困ります!(圧)

だからこそ、
強者・大手との真っ向勝負を選び、
負けて退場してはいけない。

“生き残り続ける” に意味があり、
その商品・サービスを
「買い続けたい」と思う気持ちを
どうか叶えてほしい。

そのための弱者戦略です。

強者のフリをして消耗戦になるよりも、
弱者であることを認めて生き残ることを選ぶ。

そんな覚悟と気持ちを呼び起こし、
奮い立たせてくれたのがこちらの本です。

ちなみに!

こちらの本、
出版した時点で終わっていません。

今も絶賛、施策進行中です。

つい最近も、著者の方がX(Twitter)で、
出版社に無断で本書を
毎日1ページずつ転載し始めていらっしゃいます。

  ↓

https://x.com/jashinchan_PJ/status/1841065989846548873

しかも、ちょっと前までは
出版社自身が無断転載キャンペーン
(Xユーザーが本書のスクショを何枚でも無断転載OK)
を展開するというロックっぷりです。

リアルタイムで施策が展開される
こちらのXも見逃せません。

もし、
自社の商品やクライアントさんのサービスが
“弱者” だったなら、

こちらの本。
ぜひ、お手に取ってみてください。

固定観念がガラガラと音を立てて崩れ去り、
勇気と希望とやる気とアイデアが一挙に
手に入ってしまうこと間違いなしです!

   ↓

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