2024/12/13

そのクチコミ・評判は、本物ですか?

From:長嶋雄二

突然ですが
ちょっと質問です…

『鬼怒川温泉』
と聞くと、どんなイメージがありますか?

ちょっと、直感でいいので
考えてみてくださいね。

・・・・・・・
・・・・・
・・・

僕はシンプルに…

・湯けむりに包まれた老舗旅館
・四季折々の自然に彩られた温泉街

ぐらいなイメージだったんですが、
でも、近年になって、
“ある印象”があることを知ってますか?

それは——『廃墟』。

この単語を聞いて、
「え?マジで?」と思うかもしれませんが、

実際、インターネットや動画サイトでは、
『鬼怒川 廃墟』というキーワードが
まるで街の代名詞であるかのように広がりを見せています。

僕自身も驚いたのですが、
先日、仕事で鬼怒川に行くことを友人に話したとき、
こう言われたんです。

「鬼怒川って廃墟だらけなんでしょ?」

何気ない一言。
でも、その言葉が僕の中に刺さりました。

“え、マジ?そうなの??”

「だいぶ寂しい街なのかな、、、」
と、ちょっと不安を覚えながらも
いざ鬼怒川に行ってみたのですが…

僕の心配は完全に、間違っていたんです。

実際に現地を訪れてみると、
その答えは驚くほどシンプルでした。

確かに、ほんの一部の地域だけは
いくつかの廃墟が目に入りました。

その姿は時代の流れを物語るかのようで、
一瞬胸が締めつけられるような気持ちになります。

でも、それが全てじゃなかったんです。

川沿いには赤や黄色に燃える紅葉。
旅館からは温泉の香りが漂い、
地元の人々の笑顔がそこかしこにありました。

食事処では旬の味覚が楽しめ、
夜には、東京では絶対に見る事ができない
澄み切った星空。

星空は綺麗すぎて
「やっっっべ…」と
思わず声を漏らしたほどです。

それと同時に、
“これが本当の鬼怒川温泉なんだな”
と、僕はその時強く思ったんですね。

でも、ネット上のイメージに支配される人々にとっては、
このリアルな鬼怒川を知るすべはありません。

「廃墟」という言葉に踊らされて
勝手なイメージばかりが先行しているんです。

そして、、、

こうした状況って、
僕たちのビジネスにも当てはまると思いませんか?

特に今の時代、多くの人がスマホを片手に
クチコミやレビューを確認しながら商品やサービスを選びます。

直接、現地に訪れる前に、
ネット上の情報がその価値を決めてしまうのです。

じゃあ、もし、そこで、
ネガティブな評価が一人歩きしていたら?

それが真実でなくとも、
お客様の選択肢から外れてしまう可能性がある。

そして、やっかいなことに
一度外れた選択肢が再びリストに戻ることは、
ほとんどないでしょう。

これって、かなり恐ろしい現実ですよね。

だからこそ、僕たちライター・コンサルが
常に意識しておきたいのは、、、

『どんな評価を得るか。
 そして、その評価がどう広がるか?』

ここが、集客・売上を大きく左右する
トリガーになるということ。

鬼怒川温泉のように、
実際には素晴らしい魅力があるのに、
誤ったイメージで損をしている場所やビジネスは少なくありません。

だからこそ、僕たちがやるべきことは、
その魅力を正しく伝える・顧客に届けるための
仕組みを作ること。

鬼怒川温泉のように、
とは言いませんが、、、

本来の魅力と、認知された魅力が
大きく乖離しているケースはまだまだ多いです。

だからこそ、
あなたもぜひふりかえって考えてみてください。

あなたや、あなたのクライアントの魅力は
正しくお客さんに届いていますか?

また、「正しい魅力」を届けるための
サポートができていますか?

これからの時代、

『どう魅力的な評価を得て、どう広げていくのか?』

この視点が間違いなく、
集客・売上アップの鍵を握る
マーケ戦略のポイントになっていきますよ。