
こんにちは、古川です。
最近、AIの話ばかりでしたが今日はコピーの話です。
セールスライティングを学んでいると、
ついつい「どう書くか?」に意識が向きがちですよね。
・どんな言い回しが響くだろう?
・どんな心理トリガーを使おう?
気づけば、頭の中は「テクニック」でいっぱい。
…実際、僕もそうでした。
コピーの教材を見ても、ほとんどがライティングテクニックの話ばかりです。
でも、 うちは四六時中コピーを書いているような会社ですが
あまりライティングのテクニックの話ってほとんど出てこないんですよね。
プロモーションの会議でもレビューのときもだいたい「どう書くか」ではなく
「で、これをどんなコンセプトで売るの?」
「どんなアイデアでいく?」
そんな会話ばかり。
たまに「ここはこう書いたほうがいい」と言われることもありますが、
多くの場合は、、、
「コンセプトが弱い」
「このアイデア、ちょっと平凡だね」
コピーのレビューというよりも、コンセプトやアイディアの話なんですよね。
最近、ウチの発信が「コンセプト」の話題ばかりなのは、
結局、セールスライティングってコンセプトがすべての出発点だからなんです。
正直、優れたコンセプトが作れれば、コピーが多少平凡でも売れます。
なぜなら、商品そのものが欲しくてたまらない存在になっているから。
だから、無理に飾らなくてもいい。
テクニックなんて必要ない。
ただそのコンセプトを伝えるだけで、人は「それ欲しい!」ってなる。
実際、世の中で売れている商品だって
別にゴリゴリのセールスレターで売っているわけじゃないですよね。
でも、バカ売れする。
なぜか?
それは、商品コンセプトが抜群に魅力的だからです。
それだけで売れちゃう。
仕事柄、他社のプロモーションをよくリサーチしますが、
正直、レター自体は「普通だな」と思うことも結構あります。
でも、「これ、めっちゃいいじゃん」ってついつい買っちゃうものもある。
要はコピーで買ったわけではなく商品コンセプトに惹かれて買ったんですよね。
なので、もしあなたが、セールスライターとして一段上を目指すなら、
実はライティングスキルを磨くんじゃなくて
売れるコンセプトを作る力を磨いた方が早かったりします。
「どう書くか」より「どんなコンセプト」で売るか。
ってやつですね。
コピーでこねくり回した時ほど売れないと最近実感している今日この頃です。。。
それではまた。


