2023/08/12

お盆休み、ライティングをやめろ!

From:長嶋雄二

先日、あるライターから
相談を受けました。

その人はライター歴5年。

2年ほど前から独立して、
現在クライアントが3社だそうです。

その人の一番の悩みが、
「単価が上がらなく、
 3社いても月に5万〜10万」
ということでした。

1人で活動しているので
めちゃくちゃスキルが不足しているとか
そういう訳じゃありません。

じゃあ、何が原因なのか?

クライアントとの接し方や、
普段の行動など色々と聞いたら、
あることがわかってきたのですね。

それは、僕もかかっていた病…

“ライティングスキル病”

これは僕が勝手に作った造語ですが 、
まさに、多くのライターがかかっている病に
その彼もかかっていたのですね。

どんな症状かと言うと、、、

・ライティングスキルさえ高まれば・・・
 と信じ込んでいる

・ライティングスキル向上こそが
 全てもの問題解決だと信じている…

・なので空いた時間に、ひたすら写経
 コピーの本を読む
 ライティングの教材を学ぶ
 ライティングのセミナーに参加

などなど・・・
という症状です。

もしかすると、あなたも身に覚えがありません?

なので、僕は彼に
こうアドバイスしました。

『ライティング、一旦やめましょ』

コピーのスキルで何とかしよう!
というのは、多くのライターが
陥ってしまう病だと思います。

・ライティングを磨けば
 単価が上がると思っている

・単価が高いライターは、
 ライティング能力が
 自分より 上だと思っている

・だから、もっともっと
 ライティングスキルを磨かなきゃ。

でも現実は、
残念ながらそうじゃない。

足りないのは『マーケティング』なんです。

そうです。
「圧倒的にマーケティング」が足りないんです。

いくらライティングを極めても、

・そのレターの上手な活用方法を
 社長がわかっていないと使いこなせません

・あなたのライティングの価値を
 わかってもらうだけの提案力が必要です

・セールスプロセス設計ができないと
 全体的に提案できずその結果単価は上がりません

上げたらきりがないですし、
マーケティングだけでもないのですが、
でも 間違いなくいえるのが、、、

『マーケティングが足りないんです』

ライティングとマーケティングは、
車の両輪のようなもの。

どっちがかダメなら上手くいきません。
両方が機能してはじめて上手くいきます。

しかし、セールスライターは
文章でなんとかしようとしてしまって、
そっちばかりをやる人が多いような気がします。

ついつい、
ライティングスキルを磨いてしまう。
ライティングスキルに夢をみてしまう…

それがライターの性だとも思います。

でも、それはマーケティング力ありきの話。

なので、一旦ライティングの事は忘れて、
このお盆は、マーケティングを学ぶことに時間を
使ったらどうでしょうか?

その方があなたはもっとはやく
理想のライターに近づけると思いますよ。