From:甲斐 慶彦
いよいよ年末ですね。
2018年も残りあとわずか…
今日が仕事納めだったという方も
多いのではないでしょうか?
あなたにとって2018年は
どんな年でしたか?
飛躍の年だった!…とか
まだまだこんなもんじゃないはずだった
来年はもっと頑張ろう!…とか
色々思うところはあると思います。
さて、
こんな出だしで始めてみたはいいものの
先週に「今年の総括的」的な記事を
書いてしまったので、もうそんなに
年末らしいネタは残っていないんです
今年も週1回記事を書いてきましたが、
週によっては
「あ〜〜、もう書くことなんてないよ」
と行き詰まり、
頭の中がずっと記事のことでいっぱい…
それでも全然思い浮かばないときが
ありました。
そこで今回は、こういった
「全然書けない…」というときの
対処法についてシェアしようと思います。
来年、あなたが
ライターとして同じ状態になったときに、
ガイドラインになれば嬉しいです。
まず私が意識していることは…
筋トレと一緒:書かなかったら、書けなくなる…
まず意識していることは、ライティングは「筋トレ」と一緒…ということです。
1度先延ばしにしたら、次も先延ばしにしてしまい、そしてその次も…と、何も書けなくなってしまいます。ついには、ライターを諦めてしまうことになるでしょう。
同じようにマーケティングを武器にするには、コンサルタントになるしかなくなってきますが、コンサルタント業も「契約が継続しない」とか「行動してもらえず、成果を出してもらえない」とか、コントロールできない部分が多く、ライフスタイルは不安定になってしまうことが多いようです。
「書く」という仕事はたしかにシンドいですが、少なくとも自分で完全にコントロールできます。自分で人生を切り拓いていくには、やはりライターというスタイルの方が自分の性に合っている、という方も多いのではないでしょうか?腕が上がれば、結果もある程度コントロールできるでしょうしね。
そんな意識で、毎日絶対に「書く」という筋トレを欠かさないようにしています。すると「書けない…」という事態に陥る機会を少なくすることができます。
さて、それでも「もう書くネタなんてない」という状態になってしまったら…、どうすれば良いのでしょうか?
対処法①:それでもまず書き始める
「書けない原因の多くは、リサーチ不足」という話はあなたも既に知っているかもしれませんが、こういったブログ記事系は、リサーチをしてても、「書くネタが全然思い浮かばない」ということが、往々にしてよくあります。
さて、そういうときにどうするか、という話ですが、それでも「まず書き始める」ことが活路になることが多いです。
私の場合、手書きで文章のだいたいの構成を書き出して、それから記事を書き始めるんですが、この手書きを無理やり始めます。「最初の10分だけ」と思うのがポイント。最近の気づきとか、自分に起こった「ハッとした瞬間」とかを書き出すんです。
無論、使えるものはごく一部…9割は使えないんですが、それでも無理やり書き出します。だいたい10分くらい「書けなくても書く」というエクササイズをします。
すると、不思議とその中に使えそうな切り口が浮かんできます。
それを皮切りに、読み手の悩みとか願望とか、トレンドとか、ニュースに紐づけて記事を書いていくんです。なんとも冴えない…平凡なやり方ですよねぇ…。クリエイティブに華々しく頭にアイデアが浮かんで、飛ぶようにライティングが進む!みたいなのに憧れますが、そんなことはありません。
でもこういった状況はどうやら…キャリア40年以上、世界トップクラスのライターであるダン・ケネディも同じようです。
彼自身「書きたくてたまらない、という状態で、書き始めることの方が少ない」と語っています。「それでも書き始めるんだ。そしたら、書ける」と。
もう根性論ですよね(汗)
でもダン・ケネディは、効率性とか生産性に関して非常に厳しい基準を自分に課しており、いろいろな仮説と検証を繰り返して最適解を導き出すような人物です。そんな彼が、このように言ってるんだから、結局そういうことなんだろうな、と最近はあきらめて「無理やりでも書き始める」というエクササイズに落ち着いています。
実際、どんな場面でも、これが功を奏してきたのでオススメの方法ですよ…
とはいえ、脳筋すぎますよね。
「もっと効率的な方法はないの?」と思うかもしれません。
実は、もうちょっとだけ効率的で、シンドくない方法があります。それが…
対処法②:『書き出す際のフレーム』を用意しておく
例えば、
こういった記事を書くためのフレーム
メルマガを書くためのフレーム
チラシを書くためのフレームなど、
書く際のフレームを用意しておくと「書けるところから、書き始められる」ため、非常に楽にライティングをスタートできます。スワイプよりも、もっと抽象的な「型」のことです。
なんでもそうですが、初速をつけるのが最もエネルギーが必要です。スペースシャトルも発射から宇宙空間に出るまでが最も多くの燃料を必要としていて、搭載する燃料の9割を使う…という話がありますよね。
ライティングも同じで、書き始めが最も精神的なエネルギーを使います。
一度書き始めてみれば、あとは慣性の法則が働いて、比較的楽に記事終わりまで書き終えられるわけです。その初速をつけるのに役立つのが「フレーム」。
自分の専門分野であるコンテンツ部分は、結構楽に書き進めることができるものです。そこで勢いをつけて、最も頭を悩ますオープニングや共感部分を書き出すイメージです。ぜひあなたも自分が書くものに合わせた「フレーム」を手に入れてください。「書くネタがない…」と思い悩んで、1時間・2時間を無駄にすることがなくなると思いますよ。
ただ、注意が必要なのが、
フレームも使い慣れないと、初速はつかない、という面があります。
最初はどんなに不恰好でもいいです。実際に市場に出す・出さない関係なく、先輩ライターが使っているライティングのフレームを教えてもらい、そのフレームを使い慣れる訓練から始めてみることをオススメします。
2019年が、あなたにとって「ライターとして大きく飛躍する年」になることを願っています。
P.S. 2018年の年末年始をセールスライターとしてのスキルを高めながら楽しむ方法がコチラ → コチラ