From:長嶋雄二
「できる・できない」を問われたとき、
即答で「できます!」と言ってくれる人は、
自然と惹かれますよね・・・
先日、求人サポートをしているクライアントと
会話する中でそんな話がありました。
もちろん、何でもかんでも「できます!」と答える
Yesマンは困ります。
でも、相手の意図を汲み取りつつ、
自信を持って即答できる人には、信頼感が宿るものですよね。
いろいろ細かいことを言わなくても、
こちらの意図を汲み取って
そうやって回答してくれう人は信用できるし
仲間にしたいと思うそうです。
ではでは、、、
これをあなたに置き換えてみたら、どうでしょうか?
なんでも「できます!」と言うのは、
昭和な感覚だと思います?
僕は、そうは思わないんですよね。
むしろ、「やっぱそうですよね」と感じたぐらいです。
例えば、ちょっと思い返してみてください、、、
上司やクライアントから
仕事の打診をされたとき、、、
「できます!」
「やります!」
「任せてください!」
と、即答できていますか?
僕は経験上、
この姿勢こそがライター・コンサルとしての差別化には
とても有効だと思っています。
ぶっちゃけ、その時点での回答は
ハッタリかもしれません。
でも、この手のハッタリをかませない人は
ものすごく損をします。
例えば、
頼まれた仕事を本当にできるかどうか?
シュミレーションした上で、
「おそらく、〇〇までに、
こんなスケジュールでできると思います。」
などと、極力正確に回答するでしょう。
すごく真面目でいいことだと思います。
でも、僕は、正直、
そうした人を見るたびに、
「なんか違うな、、、」と感じるんです。
というのも、上司やクライアントは
常に100%正確な答えなんて求めていません。
特に、
「これできそう?」
「これお願いできますか?」
みたいなのは、
完璧にできるかどうかじゃなくて、
本人の感覚として「できる・できない」を
どう感じているのかを知りたい…
そんな意図で質問してくれていることが
ほとんどだと思うからです。
だからこそ、
なんとなくでも自分の直感で
できると感じるなら、
「できます!」
「やります!」
と、即答することが
本当に相手のためになる回答なわけです。
ぶっちゃけ、
その分野のドシロウトでもない限り、
それが絶対に無理なのか、、、
頑張ればできるのか、、、
そんなことは、瞬間で判断できるはず。
例えば、
「明日までに、東京ドームをリニューアルで
新設してくれ!」
と言われれば、
物理的にも100%無理ですよね。
でも、
「明日までに、物置として使う
プレハブ小屋を作って欲しい!」
となれば、きっと
不可能ではないはずです。
頑張ればなんとななりそうなら
「できます!」「やります!」「任せてください!」
と、ノールックで答えること。
これが結局は、ライター・コンサルとして
成長する人・しない人の差を大きく分けていると感じています。
さらに言えば、
僕らのようなコンサル業をやるなら、
「私に任せてくれたら、大丈夫です!」
と、根拠がなくても
言い切ってあげることは、とっても大事。
なぜなら、
僕らの仕事はあくまでも戦略や指針を作っていくこと。
ほとんどの場合、実働的な部分をやるのは
クライアント自身だからです。
だから、僕らが
「多分、これでいいと思いますよ・・・」
なんて言ったら、相手の実働部隊は
「コイツ大丈夫かよ」
と不安を感じて当然です。
結局、相手も半信半疑で行動するので
成果につながらなくて、当然なわけです。
仮にあなた自身が代行するとして
同じことが言えます。
でも反対に、
自信満々で
「私の言うとおりにやってもらえたら大丈夫!」
「これで大丈夫です!」
と背中を押してあげられたら、
相手も自信を持って全力でやってくれるので
いい結果につながりやすいものです。
だからこそ、
根拠なんかなくても
自信を持って振る舞うことは大事なわけです。
そして、高額フィーをいただくようになればなるほど
そうした根拠のない自信や多少のハッタリは、
コンサルの振る舞いとして、
ある種の誠実さ・礼儀だとも思います。
「じゃあ、嘘つけばいいのか?」
というと、もちろん、
そう言うわけではないですからね。
「できます!」と大見得を切る以上、
その後の責任が伴うのは言うまでもありません。
ただし、それは必ずしも完璧な結果を約束することではないです。
むしろ、相手との信頼関係を築くための
最初の一歩になってくれます。
たとえば、途中で壁にぶつかったとしても、
「すみません、ここが想定外でした」と正直に伝え、
改善策を提案する。
その誠実な対応が、結果として
相手の信頼をより深めることにつながったりします。
重要なのは、
「言ったからにはやり切る」という覚悟と、
そのために必要な行動を惜しまない姿勢。
クライアント側も、
完璧な人間を求めているのではありません。
誠実さ、努力、そして最善を尽くす意思を見せるからこそ、
「この人と一緒に仕事をしたい」と思ってもらえるんです。
さらに言えば、
「できます!」と答えること自体が、
自分自身への挑戦でもあります。
今の自分には少し荷が重いと感じても、
何とか達成する方法を模索し、実現に向けて動き出す…
その過程で得られる経験や成長こそが、
僕らライター・コンサルとしての価値を高めていく
過程になりますよね。
だからこそ、あなたも迷いそうな時ほど、
ノールックで答えてみてください…
「できます!」
「任せてください!」
「やります!」
この言葉が、自分をグッと引き上げてくれる
きっかけを作ってくれるはずです。